さよならお義父さんその1。

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いつにも増してかなり長文です。

23日の記事で、容態が思わしくないと書いた義父は、26日午前中に他界しました。

5日から微熱があり、体をそり返す症状が出て、施設からかかりつけの病院へ検査に行き、そこから大きな病院へ行って、そのまま入院となりました。
詳しい検査の結果、軽い腸閉塞とのことで、絶食で点滴治療をしていたそうですが、肺炎も併発し、その薬の効果があまり見られないとのことで、薬を変え、それでも改善がみられなければ、1週間もつかどうかと言われたのが今週の火曜日。

金曜日に夫が病院へ行き、様子を尋ねると、新しい薬は効きだしているので、1~2週間様子を見ることになりそうだと言っていました。
薬が効いていないと聞いた時点で、私はもう準備を始めた方がいいと判断し、実家の母に連絡をして、家の大掃除、義父がもし亡くなって帰宅した時にちゃんと迎えられるようにと、様々な物を買いに走りました。
しかし、金曜日に改善の知らせを受けたので、とりあえず一息つこうということで、母は足らない物を2~3日内に買って持ってくると言って帰りました。

しかし、日付が変わった土曜日の26日午前4時半頃。
夫が私を起こし「親父が危ないらしい。行ってくる」と言ってタクシーで病院へ。
私の携帯の着信を見ると、午前4時前に2度病院から連絡が入っていることがわかりました。
私は疲れていたせいで、まったく気づかなかったみたいです。

朝日が昇った頃、夫から連絡があり、少し安定したのでもう少し病院に居るということで、その間に私は私で買い物へ。
とりあえず、あんずの点滴だけはどうしても取りに行かねばならなかったので、急で申し訳ないが、これこれこういう事情で後日では行く時間が取れないかもしれないので、すぐに用意してもらえるようお願い。
病院も快く受けてくださり、約束の10時半には点滴を手にし、不足している物を買いに近くのショッピングモールへ。

そこで、色々見繕っている最中に夫から電話がありました。

亡くなった知らせでした。
一時は持ち直したようですが、結局老齢のため、体力の方が追いつかなかったのでしょうね。

連絡を聞いて、そのまま買い物を続け、急いで家に戻り、あたふたと最後の準備です。

病院へは夫と義弟が行っていたので、家に残った私と実家の母で仕度。

午後3時前に、義父は帰宅しました。

暫く施設へ会いに行けていなかったのですが、すっかり痩せて小さくなっていました。

90歳。この家の人達の中では長寿の部類に入ると思います。

葬儀屋さんが色々と準備をしてくださる中、夫もあちこちへ電話。
村のトップの方へも連絡。

私と母は、次々と弔問に来て下さる村の方々へお茶出し。
夫は葬儀屋さんと打ち合わせ。
打ち合わせの横に私もお茶出しをやめて張り付きました。
どうしても、この家の財務担当としては、費用の事をスルー出来ないからです。

これまでも、時々書いてきましたが、義父の土地活用、そして相続税対策のために持っている物件等の経営など、全てを嫁である私が実務を引き継ぎ、この10年やってきました。
計画通りに事が進み、それをそのままキープ出来れば良かったのですが、色んな事情で相続税のために用意出来ていたお金はどんどん減りました。
その中には、義父の施設費用がかなり含まれています。
物件の経営も、お客様あってのことで、やはり世情にかなり影響を受け、今なかなか厳しい状態です。
その中での義父の葬儀。正直、費用の事を私個人としては度外視することが出来ません。

葬儀屋さんとの打ち合わせは、まず予算を言ってから取り掛かりましょう~とは、色んなサイトに出ていますが、予算はいくらくらいでしょうか?との話はなく、村の人達がいつも行っているのと同じような形で、もうマニュアル化されているかのような進行具合なので、横から夫に「予算は言いましたか?」とはっきり突っ込みました。
この村で、しかも、村で一番格式が高いと言われている我が家で「予算」の言葉が出るとは思っていなかったのか、葬儀屋さんは、一瞬、はっとした顔をされましたが、構いません。
格式が高いのは昔がそうだったからで、今の財政状態とは何ら関係がないと思っている私。
現実の方が大切です。

しかし、葬儀屋さんは、この村独特のシステムを説明し、予算まずありき~より、まず形ありき~で最後に費用提示のような感じでしたね。
まあ、一旦そこは私も葬儀屋さんの説明を聞き、ちなみにこの祭壇だといくらか?とかは色々比較させて頂きました。

色々な物を入れた総額は、私の想定内だったので、OKしたのですが、いい意味で驚いたのは、一般の人たちが同じお葬式をした場合の金額よりも随分割り引きがあることでした。
これは葬儀屋さんとJAさんが提携していて、その割引が大きいのだそうです。

もし、それがなければ、OKを出せない金額だったと思われます。

受付、葬儀の取り仕切りも、村独特の担当制度があり、御坊様へのお布施なども、こちらが金額を渡せば、すべて整えて渡してくれるので、自分たちであれこれ動く必要はありませんでした。

面倒くさい村ですが、このシステムだけは、喪主側にとっては非常に楽です。


亡くなった義父の棺に思い出の物があれば入れてくださいと言われたので、何が良いだろうと考えたのですが、謡をながらくやっていたことを聞いていたので、スーツなどを入れるよりは、袴や扇子を入れた方がいいのでは?と夫に提案し、早速蔵へ探しに行きました。
とりあえず、3色ほど持って夫に見せ、色味は夫が選び、扇子も私が見つけて来たもので良しとされました。

通夜・葬儀の日取りも決まり、この日は翌日に備えて出来るだけ早く寝ようとしましたが・・・。
こういう時って、頭の中がいっぱいで、なかなか寝付けないものですね。

危篤だと起こされたこの日は2時間、通夜当日まで更に4時間ほど眠れただけでした。

通夜当日は、朝から遠方の親戚の女性が来られました。
お会いするのは久しぶりです。
丁度、葬儀屋さんの方が義父に化粧を施して、納棺をされている最中でした。

とても穏やかで、この家の親戚の中では一番話しやすい人の印象がある方ですが、じっくりお話する機会がそれほど無かった私。

お茶をお出しして、義父の施設でのこれまでの様子をお話しました。

その時、こう言われました。

「前からO兄さん(義父)からいつもいつも聞かされていたんですよ。賢い子が来た、賢い子が来た、ええ子やで。あの子に任しておいたら、きっとうまくいくって。いつもいつも〇子さんの事をそれはそれは褒めていたんですよ」

びっくりしました。

賢くもなければ、ええ子でもないんですが、一体何を私はしたのか自覚がありません。
別に謙遜でもなんでもなく、今までの私の行いや考え方を振り返ってみて、義父が安心するような事をしてきたとも思えないからです。
なにしろ、私はとても我儘ですから。

でも、多分、それは裏を返せば、何も考えずに物を言ったりしたり、或いは、何かを判断して動いたりということが出来ない姑に比べて・・・という事かもしれません。

そんな風に思ってもらえていたなんて。でも、どうにもこうにも、この家の存続に関しては、私の力が及ばないところまで来ているのかもしれませんし、これは税理士さんが近々どういう案を持って来られるか、計算結果がどうだったか、最終的な判断材料がまだ無いので、どこまで希望することが出来るのか判りません。

「O兄さんはとても多くの人と付き合って人を見てきているから、判ったのでしょう。〇子さんはO兄さんの仰る通りの方だと、私も判りました」

この方だけお話したのですが、これまであったさまざまな事。伯父のどうしようもないパラサイト息子が迷惑をかけ続けていること、その息子が私は大嫌いであること、お金の事、姑がしてきた色んな不快な出来事、私の精神面の調子が狂いだしたこと、諸々すべてお話しました。

そんな目にあっていたなんて・・・大きな家だから苦労はしてるだろうとは思っていたけど・・・。

そう言って慰めて下さいました。
すっきりしました。

「これからはTさん(夫)が守ってくれないとね。家の事も、〇子さんが色んな手を打ってきたから今まで持ったのよ」と。

ああ、みんながそう理解してくれたらどれほど救われる事でしょう。
パラサイト息子の、根も葉もない私の悪口を信じている親戚も中にはいると思っています。
何を思われてもいいし、冷たい嫁だと思われてもいいのですが、
「Tさんが長男でありながらこの家を潰したと言う人がもしいて、何か言って来たら、私がそれは受けて立つし、ちゃんと言うつもりでいます」
とその方には言っておきました。

そんな親戚は居ないはずよ・・・って言われたのですが、いるのですよ。パラサイトが。
この方の話では、関係ない家の事まであれこれ口出しするので、親戚の中には色々思ってる人達もいること、未だに仕事もしてない事を心配してること、この性格だから50歳にもなるのに未婚のままなのだと、はっきり言われてました。
決して、親戚全部がこのパラサイトを認めているわけではないのですね。
それが判って良かったです。

「O兄さんが〇子さんを褒めていたから、ずっとお近づきになりたいと思い続けてきたんですよ。だからこんなにお話出来て嬉しいわ」と、そこまで仰って下さいました。

お義父さん。陰でこっそり、大げさな褒め方をしてくれて、どうもありがとうございました(^^;)
私と仲良くなりたいと思っている親戚の方がいる事を知れて、とても嬉しいです。


さて。通夜の時間。喪主である夫、喪主の妻である私、夫の義弟、そして義父の亡き弟の代理としてパラサイト息子。
この4人が喪主席に座りました。

来て下さる方々へお辞儀を繰り返していましたが、横目にパラサイト息子が、お辞儀をする相手を選んでいるのが映り、非常に不快になりました。
村の長老たちへは深々と。知らない人だけど、役職っぽい肩書がついてそうに見える人にはそれなりに。
まったく興味が無い普通の女性や男性には、まったく微動だにせずふんぞりかえり気味に仁王立ちのまま。

こんな事をする人間が「〇〇家」にいるのは、恥です。

皆さんから丸見えの場所でよくもまあ・・・。

このパラサイトは私を目の敵にしています。
姑のいうところの「大したことのない家」から来た普通の嫁が、格式ある家の分家の長男の自分よりも、上の位置にいるのが許せないのでしょうね。
世間では、分家は本家より格下です。
いくら長男と言っても、本家の中では上位ではないのです。
しかし、自分は本家で生まれた父を持つれっきとした〇〇家の人間。
いくら本家であろうと、名も無い家から来た女が自分より格のある家に収まる事はプライドが許さんのでしょう。
これが、良家の子女や、自分の事を本家の人間同様に上に置いてくれるような、つまりは自分の嫁でもないのに、手足のように使える女性なら気に入ったのでしょうが、生憎私は正常な頭を持っていますから、その辺は受け入れません。
何かをしてあげたいと思える相手は、私にとってその人がどれくらい暖かいか、そこだけが判断材料で、格式だの、学歴だのは関係ないんです。
パラサイトは何も満たしておらず、コンプレックスが相当強いのか、ただただ家の事だけで相手を見下すので、私は言う事は一切聞かない。生意気に見えるんでしょう。でも、同じ50歳ですよ。あほらしくて相手にしてられません。

お葬式では喪主の次に喪主の妻。喪主の実弟の順位は絶対です。
分家代表の前に立ちはだかる「単なるペーペーの家の出の女」が腹立たしい。
その態度がありありでした。

通夜でのあいさつの仕方について、パラサイトを睨みつけながら夫に小声で「あまりに失礼すぎる。なんなの、あの男は」と怒ってるのが判ったのが、目が合いそうになると途端にそらしました。

義父の通夜で不快な事は思いたくなかったのですが、こういう人間・・・お義父さん。どうかどうか、極楽から何とかしてやってください。
心を入れ替えるように夢枕に立ってやってくださいな。
夫にこれ以上、迷惑を掛けないように。お願いします。

夫が短いながらも、なかなかぐっとくるお礼の言葉を言った時にほろっとした私。
泣くつもりはなかったのですが、ついつい皆さんの前で少し泣いてしまいました。

通夜の席がお開きとなり、鼻をぐずぐず言わせながら会場から出て歩いていると、
談話で輪になっている中の誰かから声を掛けられました。

「おねえさん、おねえさん、大丈夫?」

見ると、奈良県の御代官の子孫の次男さんでした。
我が家のお婆さんが奈良県の御代官の本家から嫁に来ているのですが、
この次男さんはその分家の人です。

結婚した当初、何度か家に来ましたが、それ以来なので10数年ぶりでしょうか。
その当時は私の下の名前で「〇子さん」と呼んでいたはずですが、
今回初めて「おねえさん」と呼ばれました。

この人から見ると、夫は又従兄弟かな。その嫁である私は「おねえさん」になるんでしょうかね。
呼び方としてね。

納棺の最中に来られた女性の親戚の息子さんからも「おねえさん」と呼ばれました。

代が替わったせいなのかなあ。。。〇子さんではないのは。はて。

嫁いだのが30歳。20年経って50歳。
なんだかんだあっても、居座り続けている間に「おねえさん」と呼ばれるようになっていたのでしょうか。
少し距離が近くなった感じは致しました。

そこを通り過ぎると、税理士さんと司法書士さんに呼び止められました。
今後の事が不安であること。なんだかんだ言ったって、義父あっての我が家でしたから・・・と、そこで号泣。
うんうん、と税理士さん。

お手伝いをしてくれていた村の女性お2人がまだいらしたので、そこへもご挨拶。

そんなこんなで、長男の嫁として、以前よりはしっかり乗り切った感がなきにしもあらずでしたが、あのパラサイトだけは本当に・・・。
ますます戦う意欲が湧いてまいりました。
何をどう筋違いの陰口を振りまこうと、自分が正しく行動していれば、悪口を言う方が恥をかくということ。そのうち知ることになりますように。

告別式の話はまた後日。
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テーマ : 日々のつれづれ   ジャンル : 日記

このたびはご愁傷様です。

家主様、おこんばんは。
謹んでお悔やみを申し上げます。

お通夜、葬儀は無事に済まれたとはいえ、まだまだその真っ只中にいらっしゃる…本当に大変なことだろうとお察しいたします。
しっかりと長男の嫁として、喪主の妻としてやり遂げられた家主様、心から尊敬いたします。
ご逝去されたお義父様、ちゃんと解っていらしたのですね。
ご本人の口から褒められるより、ずっと嬉しいことですよね。
ちゃんとお話をして、ちゃんと家主様のことを解って頂けて、本当に良かったですね。
家主様の仰る通りだと思います!
筋違いの分際で訳のわからないことを言う方が恥をかくのです。
家主様はその信念に沿って正しく行動していれば、きっと結果は見えてくるはずです。
想像を絶するほど、大変なことの真っ只中であることは承知の上ですが、どうかお体を大切に、パパ様とともに力を合わせてこのご事態を乗り切って下さい。

何もわからないものが口を差し挟み申し訳ございません。
博多からいつも家主様を思って祈っておりますので。

ピエールさんへ☆

おこんばんは。
お悔やみのお言葉、ありがとうございます。
やれやれ・・・とりあえず一段落ですが、まだ色んな支払いが出ますし、残務処理も山積みです。
とりあえず少し眠れたので、今日は仕事を少ししてきました。
筋違いパラサイトは、そのうち焦らせてやろうと画策中です。
人として間違ってるので。人としてきちんとしていたらこんな目に合わなかったと思い知らせる事が出来ればいいなと思っていますよ。
また続きの記事を書きますので、よければ読んでくださいね。
いつもいつも、本当に思いやってくださってありがとう!
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プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

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