気になる影。


帰宅直後、テラスでお休み。大層疲れただろうと思います。
前の記事にも書きましたが、嘔吐の理由が納得いかない事と、粘膜状の血が混じった物を排せつするようになったことで、Y先生に状況を一から説明させて頂きました。
嘔吐の原因が胃の荒れと言う事のようでしたが、気張った時に必ず嘔吐があるので・・・
とそこまで言うと、Y先生は「うんうんうん」と、私が何を言いたいのかすぐお解りになりました。
で、採取したどろっとした物も見て頂いたのですが、やはり血が混じってると。
昨夜の診察では、硬くて出ないほどのウンチではないと言われたけど、なぜ出ないのか?
腸の動きそのものに問題が起こってるのでしょうか?
等々、色々お尋ねしてみました。
カルテにも、便が腸内にあると書かれていますね、とY先生。
とりあえず、あるのに出ないで気張るのを繰り返して粘膜状のものだけ出して、嘔吐も伴うようではおかしいと思うので、胃薬・下剤は多分・・・「飲ませ続けても意味がないかと思って連れて来ました。検査が要ると思っているんですが」
で、検査としては何が出来るかですが、まずレントゲン。それと同時に直腸検査。
直腸検査・・・歴代の猫達は誰も経験なし。おお・・・なんか・・・怖い・・・。
きっと暴れるなあ~~と、先生と私は苦笑いです。
だって、指を直接肛門から入れて、腸壁とかに何か有るか?無いか?探るんですもの。
体温計を入れられるだけで抵抗しまくるチャチャ。これはかなりハードル高し。
猫によっては、鎮静剤が必要な場合も、やっぱりあるそうです。
チャチャはどうなんだろう・・・う~。
でも、この状態が何なのか今一つはっきりしないままだとどうしようもないので、まずレントゲンからスタート。
待合室で待ってる間、チャチャの鳴き声がずーっと聞こえてきました。
結果は、腸内にはウンチが無い。殆ど無い。
骨で隠れてる所は見えないので、完全に無いとは言い切れないけどとのことでした。
気張って出したくなるのがちょっと不思議って事ですね。
昨夜の触診ではあると言われたのですが、それ以降、チャチャが排便をした事はなく、どういうことなのか。
Y先生・・・「便と何かを間違えた可能性がもしかしたらあります」と仰いました。
レントゲンでも、Y先生の触診でも便秘で気張る・・・というようなウンチが確認されないという事になると、じゃあ、なぜ気張りたくなるのか?です。
レントゲンの腸の途中に、うっすら白い影があって、そこだけが気になると言われました。
何か異物感を感じて、排便したいという行為に繋がり、でも、便が無いので出ない。
粘膜状の物は血が混じってるので、腸に関するどこかが炎症を起こしているのかもしれない。
で、直腸検査にトライしました。
看護師さんが上半身にバスタオルをかけて顔を覆い保定。私も一生懸命宥めながら・・・。
「ウ~~オ~~ン」と雄叫びを上げるチャチャでしたが、どうにか我慢してくれて、鎮静剤無しで終えることが出来ました。
先生の指が届く範囲内には、異物のような物は確認されなかったのですが、レントゲンに写ってる場所は更に奥なのだそうです。
最後に念のために、エコー検査で膀胱もチェック。
膀胱炎と便秘を間違えることがたまにあるからですが、オシッコはしてるのを目撃してるので、多分問題ないだろうと思ってましたが、やはり膀胱はとても綺麗で、結石もまったく無いとのことでした。
さて。これだけの検査をしても、この不調の原因が特定できない。
気になるのは、白い影。
とりあえず、昨日一日、飲食をまったくしてないので、軽い脱水があり、点滴をしてもらいました。
点滴の中に、非ステロイド系の炎症止めを混ぜて下さいました。
飲み薬を2種類3日間投与。
改善が全く無いようなら、精密検査をします。
CT検査と内視鏡検査。どちらも麻酔が必要ですが、昨日の血液検査では全く問題無しだったので、逆に今なら出来るという事ですね。
CT検査も内視鏡検査も、この2~3年で導入されており、以前のように他の専門機関へ出向く必要が無くなっていますから、とても助かります。
それと、白い影ですが・・・年齢的な事も合わせて考えると、やっかいな物が出来てる可能性も否定できないそうです。
大腸がん。
そうですか・・・。
大腸がん・・・そんなんじゃないように願うのみです。
3日後に、精密検査を受けなければならないかどうか決めます。
どうか、お薬で治りますようにと、まずはそれを願いつつ・・・。
下剤や胃薬を最後まで飲ませても、これでは改善するはずもなかったことでしょう。
もしも・・・もしも・・・大腸がんなんかだったとしたら、どうかそれが早期発見であることを願います。
血液検査はバッチリなのになあ・・・。腎臓も肝臓もどこも悪くないのに。
ね、チャチャ。
10時に診察開始だったのが、前の人が押して、20分遅れで開始。
でも、色んな検査や私の質問が多くて、30分刻みで予約が埋まっているY先生が解放されたのは、午後12時半前でした。
後の予約の方、ごめんなさい。うちですごく時間を取ってしまって。
でも、今日行って良かったです。
判らない事も出て来たけど、次にすべきことも見えてきましたので。
CTを受けたら、かなりの事が判明しますから。
受けなくて済むに越したことはありませんが。
行きのタクシーの中では相当おかんむりの鳴き声だったけど、帰りのタクシーの中では、家に帰る事が分かってるのでしょう、大分甘えた鳴き声に変化してました(笑)
運転手さんが「可愛い声で鳴くね~~!」と。
「はい、すごく可愛いです。」
赤ちゃんの時から育てて来たんですから。今でも赤ちゃん猫なんですから。可愛いに決まってます♪
お疲れモードのチャチャですが、名前を呼ぶと尻尾で返事をしてくれました。
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最後に、やきもち焼きが鳴きながら横切ります(笑)
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