イリオモテヤマネコらしい。


あ、写真はグレコ。もちろん、イリオモテヤマネコなんかじゃありません。
昨日、8月31日は、神社でお祭りがありました。
今年輪番に当たっているうちの組が、いろんなお供え物やら、お神酒、おつまみ等々の準備をし、灯明に火をともしたりと、とにかくあらゆる準備に追われて忙しいのでありますが・・・。
盆踊りの準備なんかは、他のチームが(婦人会とか)するんですけど、
お参りに来た人にお神酒を出したり、おつまみのちりめんじゃこを配るのはこちらの仕事。
私は、ちりめんじゃこを担当し、お参りの人が来るたびに、跪いたり立ったりの繰り返しで、
足がパンパンなのであります。特に足の裏。超痛い。
あとは、灯明をともし続けました。
ちょっと変わった形の台に、お皿を50個乗せ、油を入れて、そこに燈心を浸けて滲みこませ、
時間が来たら、灯をともすんですけど、2台あるので全部で100皿。
私はいつのまにやら、1人で1台・・・つまり50皿を相手に、灯が消えないよう格闘する羽目に。
燈心が燃えてくるのに合わせて、少しずつ位置をずらし、全部燃え切るようにしないといけないんですね。
これがまた面倒臭い。
後ろから見ていた同じ組の女性が、
「〇〇さん、凄い、一人で50皿相手にしてはる~もう職人さんみたい」と言ってました(笑)
「はい、匠を目指しています」と私。
「背中が、もう、職人さんの背中みたいですわ」と村の人。
とんでもないですわ。ワタクシ、初めての作業ですわよ。
黙々とその作業をしてると、まあ、いい時間つぶしにはなりましたが、
段々催眠術に掛かるみたいで、ちょっと怖かったです。
灯が揺れるのって、幻想的で、なかなかアヤシイ感じですものねぇ。
そんなこんなで灯と格闘してると、夫が呼びかけました。
何でも、道路を挟んですぐ横の家の主さんが、私の事を殆ど見かけないので、挨拶したいと言ってるとかで・・・。
挨拶を交わしている時、夫が何やらその人に言いました。
聞こえなかったので、何て言ったのかって訊いたら・・・
「〇子はイリオモテヤマネコだ」ですと。
昔、家に正月になると麻雀仲間が集まっていましたが、
私は麻雀が嫌いなのと、どんじゃら煩いのも嫌なので、顔を出すことが無かったんです。
他の事で顔を合わすことは、数回あったように思いますけど。
なので、夫の友人は、私の事を「イリオモテヤマネコ。めったにお目に掛からない」と言ってたのだそうで(笑)
全然知りませんでした。イリオモテヤマネコ扱いをされていたとは。
どうやら、ワタクシは天然記念物のようです。なので、夫よ、大事にしましょうね。
「しとるやないか!」って怒られそうだな・・・(笑)
そんな、イリオモテヤマネコなワタクシ。
ひたすら、灯をともし続け、ようやく消すことが許され、一斉にみんなでお片付け。
もうくたくたです。
ご飯ももちろん食べてませんし。
午後2時から夜9時半まで拘束されました。
マイノリティな立場の私。
クリスチャンなので、こういう作業もどうかとは思いますが、
まあ、お祈りする必要は今回無かったので、ま、いいかと。
Mさんにお守りを買いに行ったのは、自主的にポリシーを曲げましたけど、
無理やり曲げさせられるのは、やはり受け付けられません。
まあ、とにもかくにも、輪番は来年3月まで。
これが終われば、9年後まで当番は回ってきません。
その頃、まだここに住んでるかどうか、アヤシイですけどねぇ。
どうなるんざんしょ。
☆解体打ち合わせ
ある古い一軒家の解体について、先日、顧問さんと相手方の親族さんと私とで確認作業を行いました。
大事な家財道具は持ち出されていましたが、日用品はもう所狭しと置かれたまま。
これも全部こっちが片付けなきゃいけないんです。
本来は、期日までに家の中を空っぽにする約束だったんですが、
相手方が兵庫の人で、年齢的にも通って片付けるのは無理があるみたいで・・・。
置いて行かれた物は、こちらが勝手に処分してもよいという事も、裁判所からの通達に書いてありました。
そう書かれていたお蔭で、先方は置いていっていいという、大変得な立場になって、こちらは片付けなきゃいけないという、損な立場になってしまったわけです。なんか納得いかんな。
古い家屋のせいで、梁などは今の家と違い、とてもしっかりと太かったです。
これがまた処理代・・・高いんだよん。。。はぁ・・・。
顧問さんが、3社でアイミツを取って、一番安い所を選んでくれますけど・・・。
でも、これじゃあ、予想してるより金額がかかるだろうなって、思います。
こういうのって、住んでた人が使ってたものくらい、当人側で責任持つって決まりにしてくれないかなあ。
「何だかなぁ・・・」
と、先方が帰った後、思わず顧問さんに愚痴ってしまいました。
納得行かない私の気持ちは、当然顧問さんも解ってらっしゃるんですけどね。
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