偶然の出会い。


さきほど、今年初めてのエアコンスイッチオン!
でも、除湿を2時間ほどしただけで、今は切っています。
風が心地よく吹き始めたので。
さて。昨日の夜、自宅点滴を受けたあんず、
点滴後はやっぱり元気が戻ってきました。
今朝は動きも快調。給餌も嘔吐がありませんでした。
上の写真は、お昼用に少しだけ給餌した後で眠るあんずです。
また今夜も点滴。頑張らねば!
ところで、午前中に近くのドラッグストアーに買い物に行ったのですが、
キャットフードのコーナーで缶詰を探していると、
「猫ちゃん?」と声を掛けられました。
振り向くと、60~70歳の間かな?と思われるご婦人がいました。
「はい」と返事をすると、そこから猫談義開始(笑)
家の中に何匹いるの?ご飯は何を出してるの?とか色々質問責め。
我が家の現在の状況を簡単に説明し、一番老齢の子が腎不全で点滴を自宅で開始したことを話すと・・・
その方の家にも、3歳で腎不全の子がいるとのことでした。
何でも、生まれた時から腎臓と卵巣が片方しかないという。。。
点滴は週2回通っていて、ご飯は腎臓食が好きなので食べてくれてるけど、
普通のご飯もあげているそうです。
その方のお友達も、腎不全の子を2匹見送ったとかで、
腎不全の治療とか、療法食とか、ある程度になると、もう点滴だけして、あとは好きな物を食べさせてあげた方が幸せかもねって。
確かに、私もそう思っています。
今はまだ、あんずは点滴が必要になったばかりですから、
ご飯に関しては療法食を与えてるし、数値の改善を目指していますが、
段々末期になってくると、私も同じようにするだろうなぁって。
またその他のお友達の方も、点滴で頑張ってるわよって仰ってました。
それと、そのご婦人は、10年間認知症のお母様を自宅で介護しながら、
4匹の里子に出せなかった猫達の世話をしてるとか。
腎不全の子も、里子に出せなかった口ですね。
「もうねぇ、10年間も介護しながらだから、くたくたよ~~」って。
炭素剤(ネフガード)を嘔吐されると、畳が真っ黒!という話には、2人して大笑い。
ええ、うちも最近、それが続きましたので、畳の上敷き、ところどころ黒ずんでます。
これが、なかなか取れないんだなぁ(苦笑)
この2週間でいきなり数値が上がったので、
1週間毎日自宅点滴で、また再検査です・・・と話すと、
「自宅で点滴、出来る?」って聞かれました。
針を刺す勇気が最初は要るけど、手順は先生から習えますから出来るようになりますよ。
この自宅点滴、許可している動物病院とそうじゃない所と分かれるようです。
その方が通っていた病院は、飼い主による点滴は不可だったそうで。
「でも、自宅だと時間が短くて済むから、ストレスになりにくいし、費用も安いし、通院の労力もないから絶対いいわよね」
と同感されてました。まったく仰る通りです。
静脈点滴になってしまったら、もう入院しかありませんが。
あれこれと、介護に関して意見交換し、気が付くと30分以上経過(笑)
だって、その方・・・「寄せては返す波のよう」な方なんですもの。
「あ、お忙しいのにごめんさないね~」と言いながら、立ち去ろうとされた瞬間、
またこちらに寄ってきて、聞きたい事が浮かんだのでしょう、会話の続きが始まるのです。
それを繰り返すこと5~6回(^^;)
でも、私も、人間の介護を10年間続けながら、猫達の幸せのために細々とでも個人で頑張ってらっしゃる方に、こんなところで出会えるなんて思ってもみず。
何だか勇気を頂けたような気がしました。
同じような立場の子を抱えてらっしゃるので、介護の大変さも共感出来ましたし。
で、最後の最後にその方が・・・
「私ね、あそこのマンションの〇〇〇号の〇〇と言います。あなたは?」
ドラッグストアーから目と鼻の先のマンションの方なんですね。
で、私の名前をお教えすると・・・
「あら?〇〇さんって、あそこの〇〇さん?昔、菊を沢山飾っていた?あ、知ってるわよ~~!」
最近、お義父さん見かけないですねと言われたので、
5年前に認知症で施設に入りましたと言いました。
そうか~うちの事をご存じの方だったのか(^^)
「じゃあ、またきっとお会い出来るわね」と、その方は去って行かれました。
いや~なんか、嬉しかったです。
私より介護の大変さ(人間の)をずっと引き受けながら、
猫達の介護や世話、里親探しもされてるなんて。
ずっと年上の方なのに、頑張ってらっしゃるんだなって。
私も頑張ります!と、そう言ってお別れしたのですが、
お近くだから、また出会う事もあるかな♪
この出会い、落ち込み加減の私を勇気づけるために、
神様がプレゼントしてくださったのかも。
またぜひ、お目に掛かれますように。
てなわけで、あんず。今夜も点滴頑張ろうぞ!
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