腎不全の兆候。


カゴに入れるのも一発OK。
自転車で向かうのも、途中から大人しくなり、
道行く人に変な顔をされずに済みました(^^;)
さて。歯石取りのための血液検査だったのですが、
問題が見つかりました。
触診などでは異常はなく、先生も「多分血液検査も問題ないかなという感じですね」
と仰ったのですが、やはり血液検査、ふたを開けてみなければ判りません。
腎臓の数値が両方とも平均値を超えていたのです。
BUN(尿素窒素)平均値17~33 ⇒ 48.2
CRE(クレアチニン)平均値0.8~2.0 ⇒ 2・3
皆さんもご存じのように、クレアチニンの数値の上昇の方が問題なのです。
共に平均値を超えているということで、腎不全の可能性を指摘されました。
ただ、トイレ回数、水を飲む量や回数などは普段と変わりないと思っているので、
そういった目に見える兆候が出る前に、
血液検査で発覚したと考えていいのかな?
腎臓の障害は、トイレや水を飲む回数や量などが異常にふえてきて、
腎臓がおかしいと気づく場合が殆ど。
そうなった時には、かなり進行している場合が多いのです。
あんずの場合は、数値的にも異常に高いわけではないと言われましたので、
これを進行させないため、今日から療法食と投薬を開始しました。

腎臓サポートのカリカリとパウチ。
パウチは、1パック100グラム入りで170円。
味はノーマルとフィッシュタイプ。
ドライフードはちょっとお高い方で、スペシャルを選びました。
出来るだけ食いつきの良い味を・・・と思って。
出来れば、ドライフードオンリーで行きたいと思っていますが、
ダメだった場合を考えて、強制給餌が出来るパウチも5パック貰ってきたのです。
あと、お薬は、炭素剤・・・と仰ったかなぁ・・・?
老廃物を吸着して、便と一緒に排せつさせるものです。
これは、どうしても飲めなければ無理はしなくていいとのこと。
でも、こんな黒い丸い小さな錠剤ですし、
うちには強い味方のカプセルポン!があるし、
あんずは投薬は何度も経験して、抵抗は一度もしたことありませんから、
全然問題ないと思っています。
普段の様子を見てる限り、何の問題もなさそうですが、
やはり血液検査は重要ですね。
歯石取りの話が出たタイミングが良かったと思いました。
で、その歯石取りですが、
全身麻酔なので、腎臓への負担が普通の子より大きくなりやすいこと。
でも、歯肉炎にもなりかかっているし、
逆に言えば、まだこの状態ならさっさと済ませてしまった方が、
後々食べられなくなって来たり・・ということは避けられること。
施術するなら、余分にたっぷりの点滴を流してから、
再度腎臓の数値チェックをして、今以上高くなっていなければ行いましょう。
先生と相談して、そのように決めてきました。
どちらかしか選べないとなると、それはもう腎臓優先です。
でも、まだこの段階なら歯石取りは可能だそうですから、
朝一番、あるいは前夜からの入院にして、
すぐに点滴だけ開始するという安全策を講じると。
ただし、やはり腎臓の数値が高くなっていれば中止になります。
歯石取りは一応、来週の木曜日に予約しておきました。
うちで、腎不全に関する診断が出たのは初めての事です。
腎不全とは縁のないサン・チョボ家でした。
目に見える症状が出る前で良かったと思って、
これからのお世話を頑張りましょう。
まずは、療法食だなぁ・・・。
そう思って、帰宅してすぐにカリカリを出してみました。
すると、ペロッと平らげました。
思えば、あんず。過去には結石のご飯をずっと食べていたこともあるので、
療法食はそんなに抵抗がないのかも。
問題は、その他の子達です。
他の子達には今まで通り出して、あんずだけ・・・というのも、無理があるので、
ここはもう全員同じメシでっ!!
どっちにしろ、グレ達もあと2週間もすれば7歳ですし、
8歳は老齢の入り口と言われてますから、
これを機会にご飯の見直しと、腎臓保護の点からこのカリカリに変えようと。
で、結果としては、ん。みなさん、案外食べてくれます。
先生にも、別にあげても問題はありませんからと言われたので、
これで余計なウエットフードを買わなくて済みます。
みんな同じご飯だと、出かける時も心配ありませんし、助かったぁ・・・。

僕も同じご飯に付き合うからね(ただし、兄ちゃんが寝てる間は、僕だけちょびっとササミのオヤツ付きだけど)
と、グレはあんずに言ったか言わないか(笑)
グレもちゃんと食べてくれたので安心しました。
あんずにとっては、これが最後の歯石取りのチャンスでしょう。
腎不全が本格的にならないよう、歯石もきちんと取れるよう、
どうか数値が安定していますように。
ちなみにあんずは、5年近く前に一度歯石取りはしています。
それと、昨年のワクチン接種の際の診察でも、
歯肉炎の指摘はありませんでした。
この1年で、炎症が起こってきたのでしょうね。
なんか・・・自転車漕いで帰る時に思いました。
診察に行って、普通の検査のつもりだったのに、
思わぬ病名を告げられ、帰る道々ぼ~っとしてしまったのは何回目なのかなって。
小鉄が白血病と告げられたあの日。
テンちゃんが、伝染性腹膜炎だと告げられたあの日。
サンディが癌だと告げられたあの日。
はっきりとその場で病名を言われて、
ぼ~っとしながら自転車漕いで帰ってきたことを、今日も思い出しました。
そのたび、「おかあちゃん頑張るぞ~!」って言ってるよね。
ちゃんとご飯とお薬を食べて、腎臓さんを大事にしていきましょう。
それから、あんずは今以上に、おとうちゃんにナデナデの要求して、
ストレス溜めないようにしようね。
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