ねこものがたり♪ジャッキー&クッキー&テン+マウの話。


昨年は佐助と銀の兄弟の話までしましたね。
今日は、2代目たまの娘の一人、ジャップが産んだハナ。
そのハナが産んだジャッキー、クッキー、テンのお話です。
上の写真は、生まれて一ヶ月ほどの頃かなぁ。
ハナが子供達を連れて私の元へやってくるようになったことは、
昨年書きました。
3ニャンのうち、ジャッキーだけが男の子です。
この3匹の中で一番早くに亡くなったのはクッキーでした。
彼女は、シャムと同じ種類の猫でした。
生後2ヶ月の頃、具合が悪くなり、通院しましたがダメでした。
とても大人しくて、先代のシャムと似たような性格だったように思います。

これは隠居の台所の入り口で、ジャッキーと遊ぶクッキーです。
ちゃんと成長していたら、きっと素敵な子に育っただろうなと思うと残念です。
当時は動物霊園や葬儀などに対して知識もなく、
そういったことをしている場所が周囲になかったので、
彼女だけは庭で眠っています。
クッキーと一緒に遊んでいた、このジャッキーは、
小鉄の色を完全に引き継いだ子でした。
ハナが、小鉄の父・小太郎と仲良くしているのも見たし、
もしかしたら小鉄とも・・・と思えるシーンも見ているので、
実際はどちらが父親なのかわからないのですが、
どちらにしても、色柄は完全に同じでした。
とても性格が優しくて甘えん坊で、
うちに来るようになってから、すぐに私に甘えるようになりました。
覚えているのは、私が外の水道で洗い物をしていると、
彼は小さな体でヨチヨチと私の体を登っていって、
肩の上にちょこんとのっかって「アッアッ♪」と可愛い声で鳴いていたことです。
彼は不慮の事故で4ヶ月ほどで他界しました。
あまりに悲しくて辛くて、今もって何も書く気が起こりません。
生きていたら、小太郎・小鉄に続いて3代目の魅惑的な毛皮の持ち主になっていたであろうに・・・。
本当に可愛い性格の子でした。

母のハナと、よくこうやって家の中に入ってきては遊んでいましたよ。

テンは一番長生きしましたが、それでも5年4ヶ月という短さでした。
彼女の場合は、伝染性腹膜炎にかかったのが原因です。
ウエットタイプだったので、みるみる腹水がたまって、
お腹に何匹子供がいるのだろう?というくらい大きくなりました。
腹水は、あまりたまると呼吸困難を引き起こすことがあるので、
針を刺して吸い出すなどの処置が必要だそうですが、
彼女を当時診察してくださった1軒目の先生は、
腹膜炎だと検査結果が出る前から疑いを持たれ、
投薬を素早く開始して下さったお陰なのでしょう、
処置なしで自然に腹水がなくなることは考えられないと言われていたのに、
彼女の場合は、亡くなる前には綺麗さっぱり消えてしまったのです。
先生も奇跡だ、希望が持てます!と仰ってくださったのでした。
結果的には病魔に勝てなかったのですが、
苦しむことなく天寿を全うできたのは、先生の的確な素早い判断のお陰だと思います。
5年4ヶ月の付き合いの中で、彼女が私に甘えてきたのは、
小鉄と同じようにご飯の時だけで、普段は滅多に触れませんでしたが、
強制給餌が必要になって、一か八か自分でやってみた際、
病院では激しく抵抗してどうにもならなかったのが、
私が相手だと、何の抵抗もなく、いつもすんなり食べてくれました。
その時「この子はこの子なりに、私を見てくれていたんだな。信頼してくれているんだな」
と分かったのでした。
同じような経験は小鉄の時にもありました。
普段甘えてこないからって、懐いてくれてないとか、
看病が出来そうにないとか、そういうこと、頭から思っちゃいけないねと、
私はその時、心に刻んだのでした。
3ニャンとも、それぞれ短い一生でしたが、
おかあさんにおっぱいをもらって、一緒に遊んで貰って、
特にテンは亡くなる1年ほど前までは、母親のハナと庭で生活出来ていましたから、
彼女なりに幸せだったろうと思います。
クッキーとジャッキーに関しては、ぜひもう一度生まれ変わって、
今度は何の不自由もなく、幸せな猫生をたっぷり送って欲しい!
そう願っています。
それから、マウのことも書きましょう。

彼女は、チビだった佐助と銀を予防接種に連れて行こうとしていた時、
病院のすぐ近くの草むらで見つけて保護し、そのまま一緒に連れて行きました。
1匹だけで草むらで鳴いていたのです。
診察当時は問題なかったのですが、数日後様子が変わりました。
先生に見ていただいた結果、伝染病にかかっていることがわかりました。
予防接種で防げるタイプの伝染病だったのですが、
いかんせん、まだ生後2~3週間の子で、
保護直後に打てなかったのです。
彼女はすでに感染していたのですね。
発症してから毎日治療に通いました。
でも、結局ダメでした。
生後1ヶ月になろうか?というころ、私が眠っている間に旅立っていました。
縁あって保護したのですから、うちの子として葬儀を出しました。
お母さん猫はどうしていたのでしょう。
きっと兄弟もいたことでしょう。
たったひとりぼっちで怖かったでしょうね。
でも、保護してから亡くなるまでの数週間は、
私の家の中で、色んな子達に囲まれて楽しそうでした。
離乳が完全に終わっていない子だったので、
まだお乳が出ていたハナに預けました。

これがその時撮ったたった一枚の授乳写真です。
右隣はテン。左隣はジャッキー。間に挟まっているのがマウです。
テンたちは1ヶ月を過ぎていましたが、
ハナのお乳がまだ出てくれて助かりました。
ハナもまったく嫌がらず、世話してくれました。
ちなみに、マウとは、広東語で「猫」という意味です。確か・・・(^^;)
みんなみんな、今度はもっと長生きするために生まれ変わってきて欲しいです。
さて。例の黒猫野良さんの名前ですが、あみだクジをやってみました。

その結果・・・ジャカジャーン!

ぷりんさんがコメント欄に書いてくださった「ぽんちゃん」に決まりました!
ぽんちゃんは、昨日の朝、外のベッドの中から夫を見ていたそうです。
私は起きるのが遅いので、なかなか遭遇できず・・・(笑)
今度見かけたら「ぽんちゃん」と呼びますよ~♪
なお。さん、あやさん、くおんさん、よっちゃんさんも考えてくださってありがとうございました。
あ、えーっと・・・
一番端にある「新兵衛」は、夫に無理矢理考えさせたものです(笑)
☆餃子巻き・・・
以前の記事で、博多のおでんのパックを買って、
噂に聞いていたおでんの具「餃子巻き」を食べることができたと書きましたが、
昨日同じスーパーに行ったら、
お努め品の中に「餃子巻き」のみのパックがありました。
おでんの具~と書かれていました。

この前の博多のおでんに入っていた餃子巻きとは、外観が違います。
博多のおでんの方は、練り物の中に完全に餃子が埋まっていたのですが、
こちらは、揚げ餃子になったものが練り物の両端から覗いています。
ちなみに、この餃子巻きは博多のものではなく、
製造者は神戸の会社でした。
神戸にもあるの?餃子巻きをおでんの具に入れるのって。
も一つ・・・一昨日見ていた番組で、
おでんの具のランキングを当てるゲームがありましたが、
その中に「シュウマイ巻き」なるものがありました。
関東のコンビニのおでんの具のランキングだったので、関西では見かけません。
餃子にシュウマイ・・・。
練り物の中に2大中華料理が・・・(笑)
おでんの具、うちはこんなの入れまっせ~というのは皆さんありますか?
我が家はいたって平々凡々でございます。
サン・チョボ家の歴史。
2代目たまから続いた血族のお話はここまでです。
今後は血族ではありませんが、サン・チョボ一家に加わった猫達を纏めます。
次回は、くーちゃんのお話です。
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