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ねこものがたり♪小鉄・ハナの話。

2代目たまが初産で産んだうちの1匹・ジャップ。
そのジャップが産んだ最初の子達は、小鉄・ハナ・アントニオともう1匹の計4匹でした。

小鉄とアントニオ。ピンと来られた方もいらっしゃるかと思います。
「じゃりん子チエ」から取ったのです。
このアントニオは、私とまったく接点を持たないまま独立していきました。
いつ出て行ったのかもわからなかったのです。
ですから、結構小さいうちだったのでは?と思います。
もう1匹についても、名前を付ける暇もなく居なくなりました。

庭に残ったのは、小鉄とハナだけでした。

kotetu20.jpg

小鉄は小さい頃からしっかりした顔をしていました。
仔猫らしい可愛らしさももちろんありましたが、
どちらかと言うと、クールでキリリとしていて、
仔猫なのにどこか大人びた印象がありました。

私の家に来るようになったのは、生後2ヶ月の頃だったと思います。
小鉄達に関しては、誕生日が4月28日だとわかっています。
私達夫婦が初の海外旅行で香港へ旅立った日の朝、
生まれたと聞きました。

小鉄とハナも、シャムやサンディと共に我が家のご飯を一緒に食べるようになりましたが、
この2匹は、サンディ達と違って、私と少し距離を置くような感じでした。
警戒心が強く、その辺はジャップに似てるのかな?と思ったものです。
人に媚びたり、甘えてきたりということが、子供の頃はまず無かったように記憶しています。

小鉄はその後、少しずつ私に甘えるようになりましたが、
それでも、それはご飯の時だけであって、普段は触ることが難しい子でした。
ご飯の最中、どさくさに紛れて触ったりしていましたが、
この距離感は晩年近くになっても大して変わらなかったと思います。

猫生の後半あたりから、口内炎を起こすことが増え、
歯石取りも何度か行っています。
ステロイド投与による家での治療も、随分長く行いました。
投薬はご飯に混ぜたり、好きな物で包んだりして、何とか可能でしたが、
捕獲して通院する時は、そこそこ技が必要でした。

晩年は骨髄性白血病に冒され、家での看護が必要になり、
11歳辺りから家猫としての生活を送りましたが、
普段滅多に触れなかった子が、私のベッドに入りたがって、
添い寝までしてくれるようになったのは、
彼は彼なりに、私を信頼してくれていたのだろうと、嬉しく思ったものです。

鳩にご飯をあげたり、弟の佐助の相手をしたりと優しさもあり、
また喧嘩も強かったので、野良猫さんと戦って勝ったりと、
とても男らしい子だったと思います。

根っからの「男前」だったと今でも思っています。


hana1.jpg

小鉄と同腹のハナです。
ハナはサンディとの折り合いが途中から悪くなり、
4~5歳になるころ、出て行ってしまいました。
あまり人に懐く方ではなく、ハナの場合も殆ど触った記憶がありません。
でも、彼女は私と距離を置いていても、
やっぱり彼女なりに私を見ていて、信頼してくれているのだと分かった事がありました。

1歳を過ぎた頃、ハナは3匹の子を産みました。
避妊手術が間に合わなかったのです。

ハナがその赤ちゃん猫達と居るところを見つけた私は、
生後まだ半月も経っていないであろうその子達を部屋に入れました。
可愛くて可愛くて、どうしても「ちょっと遊びたいな」という誘惑に負けたのです。

30分ほどよちよち歩きの彼らを眺めて、
可愛いなぁと思った後、元の場所に戻そうと玄関を開けました。
そしたら、ハナが静かにじっと待っていたのです。
そうして、1匹ずつ咥えてもとの場所に連れて行きました。

彼女は怒っていませんでした。

そして生後1ヶ月を過ぎた頃、
ハナはその子達を私にきちんと会わせようと、
玄関の前に整列させて、私が出てくるのを待っていたのでした。

それ以来、親子揃って食べに来るようになりました。
小鉄とハナ、シャム、サンディ、チョボ、そしてハナの子供達。
大きいのから小さいのまでコロコロしていて、
毎日がとても賑やかでした。

ハナはシャムの事がとてもとても好きでした。
いつもシャムにべったりくっついていて、
どこへ行くにも後を追い、
部屋の中でも寄り添うようにしていました。

サンディと仲が悪くなった理由は、未だに分かりません。
出て行ってしまった後、毎日探していましたが、
4ヶ月ほど経って、ひょっこり戻ってきたことがありました。
でも、数日ご飯を食べた後、本当にそれ以後、姿を見せなくなったのでした。

人に慣れにくい子だったのに、居なくなっていた4ヶ月の間、
どこかで誰かにちゃんとご飯を貰っていたのですね。
やせ細っていることもなく、まったく変わらない様子でした。

今も鮮やかに蘇るのは、玄関口で3匹の子猫達におっぱいをあげていた姿です。
授乳の姿と言うものを、私はその時生まれて初めて目にしたのです。
丁度その頃、病院へ通う道の途中で、生後3週間ほどの仔猫を保護したので、
その子のミルクもハナに頼んでいました。
その時の写真が残っていますが、また今度載せることにしましょう。

もうひとつついでに。

小鉄の毛並みと同じ猫がもう1匹居ました。
それは突然の出現だったので、私の驚きと言ったら半端ないものでした。

チョボを間に挟んで、左右に同じ色の猫がいるんですから。
どちらが小鉄か、遠目ではわかりませんでした。
一体どうなってるのだろう?彼は誰なのだろう?なぜここに居るのだろう?
暫く呆然として、その光景をポカーンと見ていた私。
小鉄の毛の色は、他では見なかったからです。
自分の目がおかしくなったのかと思いました。

kotarou1.jpg

それがこの猫です。
顔は小鉄よりやや・・・ですけど(^^;)
毛色はまったく同じだったのです。
そして彼こそが、小鉄の父親だと思いました。
小鉄よりも年がいっていると思われる風貌でしたし、
ここに何の躊躇もなくやってくるのは、ジャップがいたからでしょう。

その後何度も庭に出入りしていたので、
小鉄と区別するために「小太郎」と名づけました。
彼は完全なる野良猫だったのと、うちでご飯を食べる事はなかったので、
私との縁もないまま姿が消えたのですが、
この迫力のある顔は、多分一生忘れないだろうと思います。




次は、ジャップが2年目に産んだ、佐助と銀の話です
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テーマ : 猫のいる生活   ジャンル : ペット

先日は私の拙いメールにお返事頂き嬉しかったですあれからも体調がすぐれずぐだぐだしてますが、ブログはとても楽しく拝見してます是非うちのレオとモモのお話を聞いて頂きたいのですがまだ長いメールするのがきついので、少しづつお話聞いて貰ってもいいですかますます寒くなりますお体気をつけて下さい

No Title

レオとモモの母さんへ☆
こんばんは☆
いえいえ、こちらこそ遊びに来てくださって嬉しかったです(^^)
もちろん!いつでもレオ&モモちゃんのお話聞かせてくださいね。
体調の良い時に少しずつ。
私のブログも見てくださってありがとうございます。
レオとモモの母さんも、気をつけてくださいね。
くれぐれもご無理なさいませんように。
私も毎日、1つのことをするとぐったりしてしまっています。
ん~今までの私とは違う・・・そう感じています。
辛い時は無理しない。それしかありませんよねぇ・・・。
お互い、自分のペースで参りましょう。
お話楽しみにしていますね(^^)ありがとうございます☆

No Title

こんにちは。
初めて聞くお話や貴重なお写真アップで、このシリーズは毎回とても興味深く読ませて頂いています。
まさしく「ねこものがたり」ですね。
↓の仔猫時代の小鉄ちゃんのお写真もお宝ですね。
幼くて可愛いながらも、仰るようにキリリッと男前の一面を覗かせていますね。
そして、おお!小太郎くん!!
彼は絶対に小鉄ちゃんのお父さんに間違いありません!
お顔は少々しもぶくれで人の良さそうな感じですね。
ハナちゃんは野性的な風貌で、どんな高い木に登っても自力で降ります!ドジはしません!という印象です。
以前、塀の上で足を滑らせて焦っているまむを目撃した時の事を思い出しました(笑)
ハナちゃんと仔猫ちゃん達の授乳写真も楽しみにしていますね。
ちゅぱちゅぱ光景は幸せオーラに包まれていて、いつまでも見飽きませんよね。

No Title

ぷりんさんへ☆
こんにちは☆
楽しみにしてくださってどうもありがとうございます(^^)
17年ほど前からの話なので、
私自身もうろ覚えになってることがあり・・・
記事を書きながら、あ!そうだったとか、こうだったとか、ああだったな~とか(笑)
自分の歴史を振り返るような気持ちで書いています。
小太郎!ね?絶対おとうちゃんでしょう?
性格は決して荒くれ者ではありませんでしたが、
懐いてくれることは無く・・・
小鉄も父親だと分かっていたからでしょう。
小太郎と喧嘩になったこともありませんでした。
小太郎自身、誰とも喧嘩はしなかったですね。
基本的には温厚な性格なのだろうと思います(^^)
小鉄のチビ時代の写真・・・ほんとにこの写り具合、今更ながらがっかりです~!(笑)
あの時、どれほど写真が下手だったのか・・・恥ずかしい(笑)
ハナは気が小さい子でした。
でも、風貌は仰るように野生的な感じでしたよ。
割りと小柄だったと思います。
尻尾の先が花が咲いたようなカギ尻尾だったので、
「ハナ」という名前になったのです・・・これ、記事に書き忘れたっ!(^^;)
塀の上で足を滑らせて焦るまむちゃん。。。
落下して怪我が無くて良かったですね(^^)
うちもそういう事がありました。
猫なのに・・・って思うと「猿も木から落ちる」って言葉が浮かんでしまって。
はい!授乳写真、また載せますね。
生後3週間ほどで保護した子が間に挟まっています。
自分の子と一緒にミルクをあげてくれたハナ、
いいおかあさん猫でしたよ(^^)

ワタクシも。

家主様、お今晩は。
ぷりん様に同じく、ワタクシも『サン・チョボ家の歴史』シリーズは毎回楽しみで、何回も読み返させていただいてます。
小鉄様のちっちゃい頃のお写真!!
どんなに見えづらくても・・・わかりますよ!
とっても可愛かったんだろうなぁって。
そして綺麗な毛色をしていたんだろうなぁって。
本当に珍しい、なかなかお目にかかれない、貴重な毛色ですよね、小鉄様は。
小太郎父様、「はい。わたしがお父ちゃんですが、何か?」って言ったか言わないか・・・でも落ち着いてて、どっしりしていて、何だかツボにはまる(!?)存在感!!
この父親にしてこの子ありってか?!

『心』って通じるんですよね。
小鉄様もハナ様も家主様のやさしい心と愛情を感じ取れたからこそ、心を許したのだと思うんです。
寒い季節なのに、お話を読んでいるととっても暖かい気持ちになれます。
暖かい思いが伝わってくるんですよ。
お次の回もとても楽しみです。
グレ坊の最強の寝顔(!!)を見て、ワインを吹きこぼしたワタクシ。
グレ坊シリーズ(百面相)もユックリと待っていますので。
お体にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さい。

No Title

ピエールさんへ☆
こんばんは☆
どうもありがとうございます。
記憶を辿りながらなのですが、書きながら懐かしさで一杯になってる私です(^^)
チビ小鉄、それは可愛くて凛々しかったのですよ。
そういうのって大人になっても変わらないみたいですね。
小太郎とジャップから生まれたとは思えない?男前でした(笑)
小太郎を初めて見つけた時、チョボを挟んで、同じ間隔で左右に小鉄と小太郎が座っていたのです。
そりゃもうびっくりしました。予想もしてませんでしたから。
でも、小鉄の場合は両親がそうやって判明してるので、
何だか嬉しく思います(^^)
他の子達は父親がどんな猫か全然わからないのですから。
なかなか触らせてくれない子でも、何かあった時に意外なほど付き合いやすかったりすると、
あれ?信頼してくれてたんだ?って感激もひとしおです。
普段はシャイなだけなのね~?って(笑)
ハナの場合なんか、生まれて半月も経ってない子を私が素手で触って(勝手に連れて行って)、それでも怒らなかったのですから。
玄関の前で吠えることもなかったので、待ってるのを見た時はびっくりでした。
じーっと待っててくれたんだって思うとねぇ、ハナありがとう♪って。
小鉄にしても、ちゃんと看病させてくれましたし。
長年の付き合いは伊達じゃなかったんだと、小鉄に感謝です。添い寝までしてくれるんなんてねぇ(^^)

グレの百面相シリーズも、尻切れトンボ?ですけど(笑)
最近面白い顔が減ってきたのですよ。
また少ないチャンスを逃さないように気をつけておきますね!

おお!そうそう!ピエールさん!!
博多のおでん!!!ぎょうざ巻き!!!
フフフ・・・(^^)
なぜか今冷蔵庫に入っておりますよ~(笑)
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 いらっしゃいませ
プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

サンディ
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小鉄
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