謹賀新年&正解発表♪


今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
それにしても、寒いですねぇ。年末年始は寒波がすごいと聞いていましたが、
結構当たっているような。
さて。早速ですが、先月出題したクイズの正解発表を行いたいと思います。
では、数々の無駄な写真(笑)及び余分な話と共に、元旦に行った一泊旅行の様子をご覧ください。

大阪から特急に乗って。福知山を過ぎたあたりの風景。
一気に雪景色です。

天候が段々悪くなり、途中で軽く吹雪いたり。小雨が降ったり。海はシケシケシケ。
ドンパーン!と波が打ち寄せます。
これは宿の部屋から見た海。波が宿に押し寄せそう。
駅に着いて、宿の送迎用のマイクロバスが来てくれていたので、
それで向かったのですが、途中、堤防の傍を走ったバス。
堤防1つ隔てたすぐまん前の海が、高波で凄かったです。
バスと海を仕切っているのは堤防のみ。
ドンパーン!と打ちあがる波に、バスが一瞬のまれました(笑)
素晴らしい海の風景、絶景なのですが、この荒れ模様。
わざと運転手さん、スピードを落としましたね?
まさか、海の波がバスにぶっかかるなんて、思いもよらず。
うわ~~!と、叫んでしまいました(笑)
コレが本当にもっと高い波だったら、バスは流されていたことでしょうね。
安全な範囲での、ちょっとしたイベントでした(笑)
宿についてすぐに部屋に案内されました。
泊まった宿は、「うまし宿。とト屋」です。
10畳ほどのお部屋。開業13周年ですかね。
10室しかない小さな宿で、そんなに洒落た宿ではありませんが、
こじんまりとして、古風な感じで、可愛らしさも感じられます。
私達の部屋は最上階の3階でした。
さて。私達が選んだ食事コースでは、食べる前の活カニを見せに来てくれます。
午後3時にそのカニが部屋へやってきました。

3杯もあるではないですか♪
係りの仲居さんが、緑色のタグが見えるように、位置を直してくださいました。
「今日はシケでして。今日のはほんとに幻の〇〇カニなんです」
その後食べ方の注文を聞かれましたが、満遍なくということで、
板長にお任せのフルコースでお願いしました。
夕食は午後5時半からを勧められました。
食べきるのに3時間はかかるとのことで。
ではその前に温泉でも・・・と、こじんまりとした浴場へ行き、
温泉に浸かって手足を伸ばしました。
外には小さい露天風呂も付いていますが、
母は「この暴風じゃ寒すぎるから」とパス。
私は、露天風呂を無視できないタイプなので、思い切って外へマッパのままGO!
首から上は暴風圏(笑)お湯はまあまあの温度を保ってて寒くはありませんでした。
でも、出た時が寒かった~~!
そんなこんなでお待ちかねの夕食タイムが。


まずやってきたのは、新鮮なお刺身の盛り合わせと酢の物。
漁港が近いと、鮮度抜群ですね。

そして、いよいよ登場です。
まずは茹でカニ。


それをカニ味噌と足の部分に分ける。
このカニ味噌がまた、べらぼうに甘くてやめられない美味しさでした。
ああ、カニ味噌ってこんなにこんなに美味しいのか・・・
足も身がプリプリぎっしり詰まってて、
何より新鮮さが際立つ音が。
噛むと「サクサク」という音と共に歯ごたえを感じました。
弾力のある身でした。
一生懸命足にかぶりついてると、今度は刺身が登場。

カニの刺身は初めて食べます。
食べると言うか、もうしゃぶりつくすというか(笑)
茹でをひとまずおいて、刺身を口に入れてると、今度は焼きカニの準備が。

炭火を持ってこられて、「焼きを先にお食べください」
焼きカニは更に甘さが引き立って、香ばしく、
焼いてるうちに身がふっくらふくらんで、プリプリの弾力が増して、
母も「焼きが一番美味しい!」と喜んでいました。

あ、これももちろん全部焼きましたよ。
そうそう、飲めない親子ですが、何か雰囲気だけでも・・・と、
ノンアルコールビールがメニューにあったので頼もうとすると、
係りの方は、「女性向きにアレンジした、ノンアルコールのカクテルがございます。うちのバーテンダーに言って作らせましょうか?」
ということで、それじゃあせっかくだからと、バーテンダーさんにお願いして、作っていただいたのがコレ。

ピンクは・・・あれ?名前忘れた!甘酸っぱい味。何とかベリーの何チャラって言ったかなあ。
薄いレモン色の方は、ゆずが主体で、とてもさっぱり!
でも、ノンアルコールと言うのに、飲むとそれなりに舌にアルコールっぽさが感じられました。
「なんか不思議だね~アルコール入ってないのに、入ってるかも?って雰囲気が。美味しいね」
もちろん入ってないので、まったく酔っ払いませんでしたけど(^^)
さて。焼きガ二を思い切り堪能したら、今度は鍋。


足の部分はしゃぶしゃぶに。フフフ♪
しゃぶしゃぶ用の足の向こうにある蕎麦は、古代米とそば粉だっけ?を混ぜたオリジナルの麺でした。
もう鍋を食べだす頃には、お腹が一杯で・・・
その時点では、まだ茹でカニが残っていたのですが・・・
最後の〆は、カニ味噌100%で作るカニ雑炊です。
混ざり物なしの、とれたてのカニ味噌のみで作る雑炊だとか。

これが、お腹が一杯なのに、カニ味噌の甘さが際立って、美味しいの何の!
「これはまた別ですね。まだまだいけそうって感じです!」と私。
母も「これは美味しい!!」と絶賛でした。
冷凍のカニ味噌では味わえない格別の味だとか。

最後は、宿の手作り「黒糖アイスクリーム」。
黒糖の甘さがとても効いてますが、喉を通ったあとは甘さが残りません。
美味しかったです♪
こうやって、カニ三昧の夜は更けていくのでありました。
食事が終わったのは午後8時過ぎ。5時半から食べ初めて・・・
確かに時間がかかりますね。
カニ料理を大して食べたことがなかった私が、
清水の舞台から飛び降りて骨折までして食べてみた○○カニ。
ああ、楽しい時間はあっという間。お腹も一杯。
夢のような時間でした。
しかし・・・2人で3杯は思いのほか多かった・・・
茹でカニ残ってしまいました。
係りの方が「あとでまた召し上がってください」と、
新しいお皿に移し変えてくださいまして。

ええ。これはワタクシの「夜食」になったわけで。
夜食までカニを食べたというわけでした(笑)
結局、実際に全部を平らげ終わったのは午後11時を回ってました。
もうね。1年分食べたかもって量に思えました。
大きなカニでしたもの。

私達のコースには、1人1本、宿オリジナルの日本酒が付いておりました。
飲めないけど、持って帰ってきました。
ちびちび舐めてみるかなぁ。
宿の印象は、こじんまりとしてる分、対応が細かいかなと思います。
写真を撮る際も、見えやすいようにしてくださったり(笑)
温泉のお湯がややぬるかったのではないかと、女将が気にして様子を尋ねてきたり。
送迎バスの時間を、こちらの我侭な時間に変えてくださったり。
残ったカニはしっかり夜食用に置いてくださったり(笑)
だって、これは勿体無いもの!
骨折までしてるんだから、死んでも食べて帰らねば!でしょう?(笑)
豪華絢爛とか、洒落た雰囲気に溢れているとか、そういう所とは言えませんが、
部屋数が少ないという私のこだわりには合ってます。
カニや、とれたての魚介類を楽しむ目的で行くには、十分な宿ですね。
静かに過ごすことが出来ました。
周囲にはあまり見るものがありません。
宿の目の前には、雪をかぶるととても美しいと言われている「立岩」がありますが、
暴風の中、まだそんなに雪もかぶってないため、
部屋から眺めるのみに致しました。
お土産屋さんもありません。
宿にある、わずかなお土産を買って帰っただけ。
半島の先端にあるところですから、ただただ海を見て魚介を食べて、
温泉に入って静かに過ごす。それが一番だと思いました。
では、翌日の光景を駆け足で。
2日の朝の食事です。

お正月なので、食事の部屋に入る前(夕食は部屋食で、朝食は1階の和室)に、
お神酒を勧められました。飲んでるのは母(私も飲みましたが)。
金の杯が用意されていました。
さて。朝食です。


御節。 お雑煮。


宿手作りのパン。 同じく手作りのヨーグルト
えーっと、他にも茶碗蒸しとか、桃ジャムとか、ゴマ和えのお浸しとかありましたが、割愛。
お節は出るかもなぁと思ってましたが、やっぱり出ました(^^)
少しずつ楽しめて、とても美味しい味付けでした。
我が家もこんな感じにしたら、残らなくていいかもな。参考にします。
チェックアウトは午前10時。
しかし、お昼ご飯を食べようと思っているお店は、午前11時開店。
しかも、その時間からお昼を食べると、帰りの電車の時間まで1時間半近く余ってしまいます。
特に見る場所もなく、どうしようかなあ。
そう思ってましたら、チェックアウトより1時間遅い送迎バスを、
私達親子だけのためにわざわざ出してくださいました。
10時にチェックアウトしてバスの用意が出来るまでは、ラウンジでティータイム。

ここもこじんまりしてます。
手前左に少し写っているのは、グランドタイプのボストンピアノ。
誰が弾いてもいいのだそうです。練習してこなかったので、弾きませんでしたけど(笑)
奥はバーになっています。

暖炉もあります。本物の火が燃えていました。電気じゃありません。いい感じ。
午前11時前にバスを出してもらい、網野駅までと言うと、
「とり松ではないのですか?」と。
ええ、そうなんです。
前の夜、係りの仲居さんに、送迎バスのことを相談した際、
お昼は「とり松」に行く予定だと言ったのですが、
運転手さんは、そこまで直接送ってくださるつもりだったようなのです。
では、とお言葉に甘えて、お店まで送って頂きました。
駅までの道の途中にあるとかで、ちょうど良かったです。
お昼はそこで、網野名物の「バラ寿司」を食べました。

甘く味付けされた鯖のそぼろが間に挟まった押し寿司になっています。
ん。なかなかいいかも。この甘さが美味しいな♪
名物も食べ、時間も潰せたし、そろそろ駅に戻りますか~。
てくてく歩いて網野駅へ。
そして、今度は豊岡から京都回りで家へ戻ってきたのでした。
あっという間の1泊2日。
もう二度とこんな高い旅行はしないだろう。カニだけのために骨折なんかしないだろうと。
母も「もう無いだろうなあ。とても贅沢させてもらった」と言っていました。
というわけで、私の骨折旅行・・・違う!カニ旅行、無事に終了致しました。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
あれ???なんか忘れてますか、私(笑)
あ、そうそう。そうだった。正解をね。正解。
もうお分かりでしょうね。
では、正解の写真です。

はい!正解は「対座」でした・・・って、ちが~~~~うっ!!!
「間人(たいざ)」でした(^^)
これね、宿の部屋に敷いてある座布団なんですよ。
このカバー、売ってたら買いたかったなぁ。
というわけで、「間人」とお答えになったのは・・・
ぷりんさん・あやさん・こぶたさん・トマシーナさん・ピエールさん・taccoさん。
以上の6名の皆様でした。
おめでとうございます♪
家主に住所を教えた覚えがない・・・という方は、
サイドバーにあるメールフォームからメールを送ってください。
件名には「カニ旅行クイズ」とお書きくださいね。
ご住所・お名前・お電話番号をお教えくださいませ。
近日中に、クロネコさんで、ささやかなお土産をお送りいたします。
ほんまにささやかです。
だって、ほんまに何も買う場所が無いんです(笑)
残念ながら外れてしまった皆様。
参加してくださってありがとうございました!!
これに懲りず、またの機会にぜひ参加してくださいませ。
では。今度こそ。
長々とお読みいただき、ありがとうございました♪
小さなこぼれ話は、また別の機会に。
お正月休み、残りわずか。皆様有意義にお過ごしください。
私も今夜は自分のベッドでぐっすり眠ることにします。
旅行に行くのは嬉しいですが、やっぱりどこか少し疲れますしね(^^;)
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