最期を考える。

本日のライス。
今日は膀胱のエコー検査に行ってきた。
最近、うっすら感じていた事が検査の結果、現実的なものとして目の前に現れたので、今後の事を先生と相談した。
エコー検査の結果、残念ながら膀胱癌の再発を疑わねばならないことに。
前回より、膀胱内のガタガタした形の物が大きくなっていた。
これは最初に癌が見つかった時と似たような状態。
システムトイレのチップには血液が付着しているものは見つかっていないけど、シーツの色が黒ずんでいる範囲が広くなっていたので、私は再発を疑っていたけど・・・
エコーの結果でもやはりそのようだ。
これからどれくらいのペースで大きくなっていくのかは全く予測が出来ないけれど、今後の方針を院長先生と相談すべきだな・・・と思って、色々お話をした。
まず、再手術となると更に膀胱が小さくなることと(膀胱はその後ある程度伸びてくる)、負担が当然あること。
高グレードの判定をすでに受けているため、手術を何度やってもこうなってしまう確率はむしろ高いと言える。
それと、年齢的なことも考えると、尿を外に排泄するための管を通すことも、方法としてはあるけどあまり選択すべきでないこと。
これは膀胱の中で細菌が繁殖したり感染症、合併症があったり、当然手術になるのでやはり負担が大きい。
何より、これをしたからと言って、腫瘍がなくなるわけでもなく、最終的にはおしっこが膀胱へ降りてこなくなって尿毒症になること。
ちなみに、モノの場所はおしっこが出る側ではなく、反対側の入り口近くなので、ここが塞がってしまうと膀胱におしっこが降りてこなくなるということらしい。
結局、腫瘍を完全に取りきって再発が絶対ないというところまで治らないと意味がないということだな。
何をやろうとしても、この腫瘍を取りきることが出来ないとなると、残る方法は1つしかない。
それはいつなのかまだ全く当然判りはしないのだけど、もし万一その方法を選択することになってしまった場合・・・
私は先生に希望を2つお伝えした。
一つ目は、病院には連れて行かず自宅で見送りたいこと。
二つ目は、その前に一度や二度くらいは往診に来ていただいて、最終的な事をお願いしたいということ。
多分、その選択をするしかないと思うような時には、ライスも相当しんどい状態になっていると思われるので、当然今のように通院して診てもらうことは止めにする。
なので、往診で診てもらって最期の日を決める。
もしかしたら、往診の日そのまま・・・という事もあるのかもしれない。
どちらにしても、今はまだ元気で煩いくらい普通に暮らしているので、なかなか想像するのも難しいのだけど、今回ばかりは今まで選択しなかった方法をとるしかないかもしれない。
これは私が現実をしっかり見て、むしろそう思ったらライスの為にはいつまでも躊躇しない方がいいのだろうと思う。
ただ、やはり見極めるというか、そこは本当に相当難しい問題だろうと覚悟している。
☆グレの尿検査も。
グレの尿検査も月一のため、ついでに提出して調べてもらった。
平均値よりははみ出ているけど、先月よりさらに良くなっていた。
こちらは経過観察で大丈夫~のレベルに戻る。
一度とんでもない数値に上がったのは、いったいなんだったのだろう?
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