救世主現る。

三毛猫母さんの息子ちゃん。
もう生後半年ほどだと思われます。
麻呂の手術が終わったら、次はこの子だと。
麻呂の5回目の予約は4日(月)を取っていました。
が。キャンセルしました。
救世主が現れたのです!びっくりだ。
2日(土)に神社の掃除をして、そのまま買い物に行き、帰宅したら夫から信じられない情報が。
あのアパートのお爺さんと、ボランティアと名乗る女性が話し合いをしており、夫はなぜかその近くで話を漏れ聞いていたようなのですが・・・
「麻呂と、あのチビ達、そのボランティアの人が不妊手術するからってお爺さんに言ってたぞ」ですって!!
そのまま、三毛猫母さんの息子ちゃんと娘ちゃんをオリに入れて行ったのだそうです。
何でも「猫が嫌いな人もいる。今は業者に引き渡すとか出来ませんから、耳カットもちゃんと入れて・・・」等々、お爺さんに話していたのだそうです。
で、麻呂のことも「うちがやりますから」って言っていたのだそうです。
私としては、そのボランティアさんが本当にボランティアなのかどうか、その場に居合わせなかったので判断出来ませんし、麻呂の予約は4日に取ってあったので、それなら夫からその人に一言伝えれば良かったのに。
本当にちゃんと不妊手術をして戻ってくるのか。その心配があったのですよね、私。
でも、先程、息子ちゃんだけですが、ご飯を食べにうちにやってきました。
右耳にカットが入っていました。
娘ちゃんは滅多に来ないので、多分、三毛猫母さんとアパートの方にいるんだろうと思います。
実は、うちで2番目に不妊手術をした2号ちゃんを連れて行く前に、本来なら1号ちゃんだったのですけど、アパートの2階のベランダにまた登って降りられなくなっており、バタバタしてる時に、お爺さんと初めて会話したのですよ。
しかし「こいつは馬鹿猫だからうちから出て行って、もううちの猫じゃない。今は別の猫と暮らしてるからほっとけばいいよ。迷惑掛けてるんなら業者に連絡したら、引き取りに来るから」と、地雷踏みまくりの大馬鹿発言をしたんです。
当然・・・怒りました、私。
通りすがりの人が振り返ってびっくりしてずっと見てましたけど。
「不妊手術するのが最近の風潮だってのは知ってるけど、男の子でしょう?」とも。
テメー・・・女の子だけで子供産むと思ってとるんかい!!
こういう人が人間の不妊の原因を全部女性のせいにするんでしょう、きっとね。
産む、産まない、産めない、諸々全部ね。
この人があらゆる野良のおなごを不妊手術したのなら、男の子は不妊手術しなくてもいいかもしれません。
が、そんなことありっこないので。
そうやって、ほったらかしにされた1号ちゃんもシーズンを迎えて・・・
ですよ、ええ?
それに「風潮」じゃなくて、殆どもう義務です。
あと、「猫って勝手に出て行くじゃないですか」だってさ。
そりゃ~あんた、窓開けっぱなしでいたら、猫は自由に出入りしますやん。
そして、気に入った場所が見つかったらそっちへ行きますやん。
1号ちゃんも2号ちゃんも、あんたと暮らしてるつもりはなかったのかもな。
で、「ほっといてくれ」と言われたので。
なので、言い返しました。
「あの猫はもうあなたの猫じゃないってんなら、うちでやって何が悪い!そもそも、すでに何もかも放棄してるわけだから、ほっといてくれとかどうとか、あなたには何もいう権利も資格もない!」
初対面の人に猛烈に怒鳴ったのは久々かなあ・・・。
で、その喧嘩の最中に1号ちゃんはどうにか降りたようで、気付いたらいない・・・
その代わりに、保護器に入ってくれたのが2号ちゃんだったので、先に手術となったのでした。
うちの家にどこから来るのか、入れ替わり立ち替わり色んな子が来る理由がわかった。
殆どがここからだ。
責任も取らず、ああいう考えで居なくなったら次を迎える。
これが卑怯で無くて何だろうか。
耳が相当悪いみたいで、私の言い方が「卑怯」と聞こえたらしく、顔がゆがんでいましたが、一言もそんな言葉は言いませんでしたよ。
でも、今思うと、卑怯そのものだ。
あんたのせいで、うちはどれだけやったことか。請求したろか?払えるか?ぼけ!
勝手に出て行くような暮らし方してるのはそっちでしょう。
1号ちゃんは馬鹿じゃ無い!あんたにそんなこという資格ない!
と、内心ムカムカしながらその日を過ごしたのでした。
でもね。
知らない所から、救世主がいきなり現れて・・・。
ああ、どこのどなたかわかりませんが、ほんとにありがとう!!
麻呂をいつ連れて行くのか判らないのですけど、その場に出くわすことが出来たら・・・
お礼が言いたいのと、どこの人か知りたいのと、知り合いになれたらなとちょっぴり思うのと・・・
「あの、この子、お腹に回虫飼ってるので下痢してます。駆虫してもらってください」ってことを一番に伝えたい・・・。
そうなのです。麻呂は飼ってます。お尻からぶら下げてました。
洗濯を干す私の横でモリモリと・・・ゆる~いのをたくさんお出し遊ばされ・・・
しかし、悪戦苦闘している私にこんな助け船があるとは、まったく予想もしておらず。
右耳にカットが入ってたので、もしかして、ゴンちゃんの手術をしたのもこの人なのかなあ。
ゴンちゃんはうちに入ってきた時、すでにカットが入っていましたし。
私は左で統一してますのでね。
いや、本当に・・・ありがとう。
で、爺さん、ちょっとは反省しろ!
スポンサーサイト