違うよね。

12年前のちょうど今頃、夕方から朝にかけて咲く待宵草を撮ったものです。
まだ庭に生えていますが、27年ここに住んでいる間に、沢山の小さな菫からマツバウンランから、ポピー、通称猫じゃらしなど、色んな花が勝手に現れております。
今は、巨大化したランタナが2株ほどツボ庭にデーンと・・・
どこから種が来たのかなあ?もう数年生えっぱなし。
萩も生え放題。タイミングを間違って刈ろうとすると、全身種がくっついてえらい目にあっちゃいます。
しかし、雨は続きますね。。。
今朝は少し強めの雨がここを通りました。
氾濫するとまずい川の水位をチェックすると、黄色信号ともってる・・・
雨がやんでからもハラハラしながら、水位が下がるのをチェックしてました。
来週後半からやっとこの豪雨から抜け出せそうな前兆が現れるとのことですが・・・
ここから先が本当に大変です。
今日、これまで降った雨のせいで、庭に小さなため池ができてしまい、排水ポンプを持ってないので、自力で一人バケツを使って汲み出しては捨て・・・を100回以上やったのですが、それでもやっと3分の1ほど水量が下がった程度。
家を作るのに、もともと庭に作られていた「川のつもりで作ったのに水が抜けてしまって結局普段は枯山水状態」の深くて長い溝を半分埋め立て、残った半分は水が溜まっても出口がない状態になっていることに今日気づきました。
本来なら、それは庭から少しずつ排出されたり土に滲みこんだりしてなくなっていくのですが、今はその出口がまったくない状態。
しかも半分以上規模が小さくなったので、広く浅く溜まっていた水が、今は狭く深く溜まってしまって、かえっていつまで経っても乾きません。
雨が続いているせいもあるのですが、満杯になったため池から猫座敷の方へ水が溢れて流れてきているんです。
もしも、もっと大雨が長く続いたら大変。
ということで、どこかに溝を切って流してもらわなきゃいけないなあ。
しかし、バケツで100回以上って相当ですよ。
自分で言うのもなんだけど。
そして思いました。
この程度で大変なのに、豪雨の後片付けをされている方々のご苦労はいかばかりかと。
遅々として進まず、やってもやってもなかなか減らない水。
どうか、今回の予報が本当になって、もう豪雨から抜け出せるよう、心底願うのでした。
因みに、夫から担当者さんに状況を伝えてもらい、現場監督に見てもらうことになりました。
溝が切れなかったら、もう排水ポンプを買うしかないんでしょうけどねえ・・・
こういうことになることに気付かなかった。
うっかりだったわ。
ところで、昨日、やっとカーテンレールの取りつけ箇所確認をかねて採寸のため、家に入りました。
前回入った時は間仕切りがまだありませんでしたが、今は全部出来ていて、天井のクロスも大半が張られていました。
壁はこれからです。
内装工事の職人さん達に挨拶し、さっそく採寸。
ついでに「コンセントの位置も確認しておこうかな」と思ったので、打ち合わせ時の図面を持って行きました。
端から「うん、うん。はい、OK」
と見て回っていて・・・私の部屋をチェックした時に「あ・・・?」という点を見つけてしまった。
はい。違うのです。指定した場所にコンセントの穴が開いてない。そして不要な場所に開いている。
何度か見直しましたが、やっぱり違うぞ、これ。
確認して良かった。すぐ担当者さんに電話です。
業務の段取りを調整して、夕方担当者さん駆けつけてくれました。
一緒に問題の箇所をチェック。
やはり、図面通りの指示がちゃんとされてなかった可能性大とのこと。
でも、これはクロスを張る前だったので、場所の変更は全然可能だとのこと。
不要な箇所に開いてしまった所はそのまま使えるようにしておき、本来欲しかった場所に追加で設定してもらうことに。
ああ、良かった。
あと、また「ん?」という事に気付いた私。
「えーっと・・・うん、いいんですよ、いいんです。全然OKなんですけどね」
「何かありましたか?」
「えっと。打ち合わせでは、このドア(緑)より向こうは、天井の廻縁は必要だけど、こっち側は不要という話になりましたよね。でも、ほら、全部廻縁されてますね」
「あ・・・」
担当者さん、ちょっと蒼白気味でした。
「いえ、いいんですよ、廻縁、やってもらって全然私はOKです。リビングの廻縁、やっぱりあって正解だと思ってるし、それを家中にやってしまっても、個人的にはまったくOKなんです」
廻縁は大正ロマンを意識したエリアのみで、他は要らないかな~という結論で着工したのですけど、それでも元々好きな部材ですから、あっても別に問題ないんで、苦情を言ったのではないのです。
ただ、担当者さんは「ん~・・・」と渋い顔。
「ですよね。私がOKを出したとしても、問題は打ち合わせと違うことが現場で起こってる点ですよね」
「はい。実は、この点に関しては社内で何度も何度もミーティングをして確認したんです。大工さん自身が間違える筈はないですから。材料が届いた分を施工されてるわけであって・・・どうしてこんな事になったのか・・・」
前回の猫のライトの件は痛み分け。
しかし、今回のコンセントと廻縁に関しては、しっかり打ち合わせしてるわけですから、担当者さんとしては私がOKした事より、その通りになっていないことを問題視。
「家の中全部廻縁されても、私は全然OKですけど、行き違いの点については○○さんの社内の問題なので、そこはちゃんと原因を突き止めておかないと、また同じことがどこかで起こるかもしれないよね」
担当者さん、この点については早急に調べるとのことでした。
しかし・・・いいなあ、やっぱり廻縁。
担当者さんには悪いのですが、実は内心「家全体に廻縁すれば良かったかなあ」なんて、後になって思っていたんです。
なので、この間違いはかえって・・・
まあ、そんなこんなで問題点をお伝えしたわけですが、廻縁をされた部屋をしげしげと見ていた担当者さんが一言。
「なんか、いいですね、この廻縁。ん。いいなあ、これはいいなあ。他の方にもおすすめしたいです。ぜひ、採用させてください」
「へ?どーぞどーぞ、お好きにどうぞ」
だって、こんなの昔の家には普通にあるものですよ。
別に私が考え出したものではないですし。
今時は、部屋をすっきり見せるため、もしくは天井と壁のクロスが同一の場合、廻縁は不要というスタイルが多いので、担当者さんも殆どこの手の担当をしてこなかったのかもしれませんねえ。
特にこのハウスメーカーさんは重厚感だったりモダンだったりのカラーが強めなので、ちょっと懐かしい感じにするってのはあまりないようです。
最初の頃マネージャーさんに家のイメージを伝えた際「弊社のイメージには無いようなお家」と言われたのでした。
ところで、廻縁を希望した時に、細い板という注文をしたのですが、それは我が家には普通に使われていたので、どこでも採用してるものだと思い込んでいました。
ところが、意外とそうではなかったらしく・・・
結局、採用した細めの巾木(床と壁の繋目にある物)を天井にも使うことになったそうです。
それ、もともと床用なので、天井に付けるのに大工さんが結構苦労されていたらしい・・・
そんなに手の込んだ状況になっていたなんて、全然知らず。
しかし、思った通りのイメージでしたし、担当者さんにも非常に受けが良かったのでした。
さあ、カーテンレールの長さも出たし、モノを選んでカーテンも長さを出して注文して・・・
ペンキはもう決めたので発注済み。
そうそう、ピアノ室、防音材も仕込みが終わってました。
「これ以上部屋が狭くなることはもう無いですね?」と確認。
防音壁が厚いので、最初に見た広さより狭くなるとは知ってましたが、思っていたよりは余裕があって、ギューギュー詰めの感じにはならずに済みそうでほっとしました。
憧れだった白い格子の窓。その前に置かれるであろうピアノ。
クロスの色も白じゃないので、仕上がりまでちょっとドキドキです。
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