もうこれきりで。

台風19号のあまりに大きな爪痕、報道で見て愕然とする思いです。
被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。
そして、私の猫友さん達も大丈夫だったでしょうか?
関東方面だけではなく、かなり広い範囲で暴れまくった19号。
動物たちと暮らす場合、自分以外の事も考えて動かなければならない分、台風対策大変だったと思います。
本当にこんな台風、もうこれきりで!
年々増加するに違いないという話がもっぱらのようですが、そうなったらそれに立ち向かえるだけの術を手に入れられるのでしょうか。
ただただ耐え忍ぶだけでは、いつか住めない国になってしまいそうで。考えたくありませんけどねぇ、そんなこと。
温暖化の事がよく言われますが、因果関係がはっきりしないという人達もいらっしゃるし、でも海水温がいつまでも高い、東京湾にサンゴ生息なんて聞くと、やはり異常なのだと素人でも思います。
昨年、大阪で台風21号の被害を受けた身としては、今回の19号、同等かそれ以上との噂。
しかも暴風圏が半端ない広さ。もう怖くて仕方ありませんでした。
かなりトラウマになっているので、ちょっとした強めの風の音にもビビる今日この頃。
コースがどこになるのか定かではなかった時から、東海・関東へ~という流れになった時までまったく落ち着きませんでした。
そして、大阪以外にいる猫友さん達の安否。
台風が通り過ぎた後は、ひたすらテレビを見て、どこにどういう被害が出ているのかずっと見ていました。
どこもかしこも酷い有様ですが、一番心配になっていた東京のゼロ地帯に住む友人。
犬や猫を数匹抱えているので避難は出来ないと以前から言ってましたが、いよいよ避難勧告が出された後、「2階に上がった」というメール。
河川氾濫の危機に見舞われたのですが、朝メールが来て、ライフラインも無事、全員無事、今から仕事~という内容が。
ほっとしました。
ともかくも、皆さんと大事な家族に何も無かったと信じております。
しかし、関東を通り過ぎた後の惨状は・・・あれほどたくさんの町が川になってしまっているのは言葉がありません。
どうか一日も早い復旧を・・・と願うしかありませんが、治水に関しては再考せねばならないことが全国的にありそうですね。
ここは大丈夫と思っていても、自然のすること、人間には計算し尽せません。
1年を通して、何だか過ごしにくくなった日本・・・そんな気がしてしまいます。
さて、私の台風対策はと言えば、今回は西側であるものの、21号の時よりも接近時のヘクトパスカルが違う!
暴風圏巨大!
ほぼ同じくらいの強い風が突然吹いてもおかしくない。
実際、大阪の気象予報士さんも陸上35メートル予想をされてましたもんねえ・・・
ああ、土塀が倒れた時と同じくらい?ぞっとします。
しかも、北側は昔の木の枠の桟で、2ミリ程度の薄いガラス戸ばかり。雨戸もありません。
怖すぎます・・・
ということで、室外室内ガムテで米印。
その上から置いてあった段ボールを貼り付け、カーテンを閉めました。
当然、北側の細かなものは撤去。何も飛んでこない状態に。
温室周りも大掃除。お蔭で?法事前の掃除もついでに進んだ・・・。
心配だったのは、チビ達を抱えているチーチー一家。
暴風が吹いたらどこかへ隠れてくれるだろうか?
家の中に入ってくれるかなあ?
と思ったのですが、お昼ご飯を出した後はみんな庭に行ってしまいました。
暴風のピークはまだ先だったので余裕があったのですが、私としてはもうどうしようもありません。
「ちゃんと判断して子供を守るんですよ」とチーチーには言って聞かせていましたが・・・。
で、いよいよ時間的にもピークらしい時がやってきました。
やっぱりビュ~っていう音は嫌い。怖い。木の枝が大きくしなるたびにオロオロ。
そして、チーチー達が心配で縁台を見に行きました。
そしたら、縁台で3匹お腹を出してぐっすりお休み中なのです。
ええ???って思いましたが、なんてことはない、北側でどんなに風が吹こうが、縁台は南側。
おまけに、鶴の間が猫座敷よりもかなり出っ張っており、また縁台のすぐ西には2階建ての蔵があったせいか、ここはしっかり守られて、北側の庭木がしなっているのに縁台周辺の木々はほとんど動いていないという状況だったのです。
なんと・・・まあ・・・
確かに母屋自体がでかい建物なので、すっかり蔭になっていたのが大きかったのでしょう。
私一人、風が唸るたびにヒーヒー言ってたのに、チーチー一家はまったく影響を受けてなかったのでした。
まあ、それで私も心配が減って良かったのですけど。。。
さすがに北西に風が回ってきた時はどこかへ潜り込んだようで、姿が一瞬消えました。
でも、わりとすぐに戻ってきて、夕ご飯・・・。
その日は夜も風が強いということで、テラスを解放しておきました。
3匹、テラスで一泊してました。
写真のペーは、暴風圏に入った時にも食べに来ていました。トラも来てました。
白田君とグレコはタイミングを見て来てました。
なると君もかな。茶太郎も無事。
結果、ここは暴風圏という言葉で言うには足らない、弱めの風・・・で終わったようでした。
でも、後ろのお宅にあるクスノキはあまりに背が高く、それが風で揺れるのを見ると「いよいよ来たか・・・」と怖くなります。
19号は21号及び15号クラスと言われていましたが、雨に関してはそんなものではなかったですね・・・。
こちらは、雨は普通の雨程度でしたが、こんなにすごい雨量は信じられません。
本当にどうか早く復旧できますよう、そして更なる雨による被害が出ないことを心からお祈りしています。
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