もともとは。。。

昨日、初めて保護器の踏み板をセットして様子を見てみました。
アジのフライを少しだけ置いて。
三毛ちゃん、普通に入って踏み板踏んで、扉がほんの少しガタンと言っても気にせず食べました~~。
その後、2度目はチーチーが入って踏んでしまい(捕まったこと忘れたか?笑)。。。
でも、何となくうまくいくかもしれない?と思いました。
ただし、どういうタイミングで・・・というのがねえ・・・
当日の朝からトライするのは難しいかも。
夕方、猫社長さんと職人さんが、蔵の壁の修復をどうするか見に来られたのですけど、ちょうどチーチー達がいつもいる場所を通ってしまったため、全員逃走~。
茶白ちゃんは外に出てしまったそうです。
暫くして「茶白~」と呼んでみると、戻ってきていたようで、とことこと出てきてちょこんと座ってこっちをじーっと見てました(^^;)
びっくりさせてごめんね。
猫社長さんには、不妊手術前の大事な時期なので、工事するなら12月、もしくは年明けあたりからお願いしたいです。
さて、タイトルの話。
先日、ハウスメーカーの担当者さんと太陽光パネル&蓄電池の件で打ち合わせをしたのですが・・・
少し考えを変えようかという気になってしまいました。
まず、もともとはなぜ付けようと思ったか?
それは、グレとライスが生きて居る間に、とんでもない災害に見舞われた場合、少しでも涼しく、少しでも暖かくしてやれたらいいと思ったから。
最初の最初に、私は「せめて扇風機が回せるくらいの電力が維持出来たらいい。冷蔵庫は諦めるし、非常食もあるし、最低限の事が出来たら」と言っていたな~と。。。
最初の頃、1キロワットで何ができるか?と質問しても、はっきりした答えが返ってこなかったのもあって、私もなんとなーく流してしまってたのですけど、いよいよ本当に考えることになったこのタイミングで、先日の関東を襲った台風15号の被害の中に、太陽光パネル火災という記事を見てしまったのでした。
この場合は住宅の屋根に付けてあったものではないので、被害が起こる条件はよくわかりませんが、念のために色々調べてみたら、公的な機関からも、住宅の太陽光パネルの火災報告が何件もあったと書かれていました。
おやおや・・・これはいったい・・・
原因はいくつかあるそうですが、施工時の不具合、製造過程での傷、あとはカラスの投石、そして暴風による外的要因。
置き型であろうと、屋根と一体化であろうと、関係ないみたいですが・・・。
あと、強化ガラスを使っているとはいえ、絶対割れないわけでもなし、少々の傷に気付かず放置してしまうと、そこから火災の原因になったり、鳥の糞を掃除しないとホットスポットという状況になって、それも原因になるそうです。
また、知らなかったけど、設置したら否応なく電気事業者という立場に置かれてしまい、保守点検の義務等もあるようだし、4年に1度とは言え、数万かかるらしい。
また、それまでの間に、問題が起こったら当然交換やらなにやら起こりますよね。
保証期間ならいいけど、それが過ぎたら結構高額・・・。
そして、一番私が気になったのは「事業者としての責任を果たす能力があるか?」でした(^^;)
パネルの寿命は20年ほどとのこと。
その頃私は77歳。もう80歳手前~~~~!!
いつか訪れる「高齢独居生活」の私が、その年になって太陽光パネルを外して、普通の屋根に変えるとなると、どうでしょう?
廃棄処分代・屋根瓦代・ほかにもいろいろ・・・
それに、その頃私がいろいろ忘れがちにでもなってしまっていたら?
保守点検は業者さんがするものの、普段の点検は目視で行うべきだそうで、それ、出来る?
それも忘れてた~ってなって、何か事故に繋がってしまったら?
そして、そんな多額な費用をその頃ホイホイと出せる保証もなし。
結局、年齢の事も考えると、責任能力という点に置いても財政状況という点に置いても、かえって負担と面倒が増えてしんどいのではなかろうか?
売電目的で付けるわけではないのですけど、グレ達が生きてる間だけ、万一の時に使えれば・・・という原点に戻るなら、20年も付けてなくていいわけで。
じゃあ、ヤム婆ちゃんのように長生きしてくれたとしても、あと5~6年。
もし、それ以上だったとしても、パネルの寿命まで生きるとは思えません。
生きたら35歳やん。ギネスもんですわ。
で、後はもう面倒だから要らない~って思っても、たったその年数の為だけに100万以上を出せますか?となってしまいました。
最初はそのつもりだったけど、必須だったけど、でも、義務が生じるとなるとやはり自分が対応できるうちに撤去したくなるし、屋根をやり直す費用を考えるととてもしんどい。
んで、パネルも4キロワット乗せる話になっていて・・・。
「どういう生活スタイルかで最適なキロワット数を出すことになりますが、多分4キロワットほどになるかと思います」
って担当者さん言ってました。
ふむふむ・・・って思ってたけど、いや待て。
で、もともとはさ~という話に戻るわけです。
扇風機2台、もしくは電気毛布1枚分(すべて猫のためだけ)の電力・・・が確保できれば何とかなると思ったのに、いつの間にやら私達のための太陽光発電に話が広がっていた。うっかりしてた。
おまけに私、事業者という立場になるとか、使わなくなったら何か方法があってそのままでもいいとか、勝手に思い込んでいたおバカさん。
付けた後のこと、まったく考えてなかった。
屋根から撤去・廃棄・原状回復。。。無理かもな・・・。
屋根と一体型だから、取り外した後の屋根瓦が全部揃うのっていくら?そしてどれくらい時間かかるの?
「一体型は修理・取り換え等、置き型よりも手間取ります」
と、専門家は書かれてましたが、そらそうですな。
そして、台風が来るたびに「どうかなっちゃわないか?」とヒヤヒヤしたくもない。
瓦屋根がどうかなっちゃうかも?とはまた違った怖さがあると思いました。
火災なんて起こったら大変ですね。我が家はそんな事ないだろう・・・は怖い。
あと、鳥の糞とかカラスとか、この辺当たり前のことだし・・・。
わ~そのケアも、、、面倒臭すぎる。そう、ぶっちゃけて面倒すぎる!!!
じゃあ、それに代わる物。面倒と言っても猫達は守らねばならんので。
もともとの「最低限の事をしてやれるだけの電力があればいい」という点で他の方法を模索。
結局・・・ポータブル電源+ソーラーパネルのセットを3~4組ほど買って、それで天気が良ければ何とか扇風機は回し続けられそう。
勿論、事前に家で充電しておきますけど。
ソーラーパネルに繋ぎながら使える物を見つけました。
発電機1台で、扇風機1台なら11時間弱使えるらしい。
日中は2台ソーラーで繋いで使って、残り2台はソーラーで充電して夜間用にするとか。
足らなかったら私がうちわでも何でも仰いであげます。
冷却材も沢山保存しておいて。クーラーボックス、既にあるし。
ただ、どんな季節にどんな災害が来るかわからないから、ソーラーパネルが活躍できるかどうかは五分五分ですかな。
太陽光パネルだって破損してしまってたらそれまでだし。太陽出てなかったら同じく使えないし。
蓄電池だって底つくし。
自分の責任能力・20年間のメンテ費用・撤去にかんする費用・そして義務化されたお努め。
それと設置する時の費用と、実際に役立って欲しい期間(猫がいる間)。。。
このバランスを考えると、どうにも150万ほども掛けて設置することは違うような気がしました。
その分、他の災害用グッズをもっと充実させておく方がいいかもなあ・・・。
ほんとに何度も言いますが、私達だけならどーとでもって思ってます。
なので、猫が居なくなったら太陽光発電、要らない。
要らないと思ってる物に対して、細かいことに気を配って生きていきたくない。
いろいろ導入して、かえって面倒くさい生活になるのは・・・嫌だ・・・。
そうそう、だから床暖房も断ったのだ。
ほんとはカワックだって要らない。でも、夫が欲しいというので譲歩した。
なんだろうなぁ・・・
快適・便利・安心安全のために何やら面倒くさい管理が増える。
維持にコストが掛かり続ける。
仕方ないとはいえ、自分が「やっぱりちょっと怖い・面倒・不安」に思うものは取り入れない方がいいのかな。
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