いないいないバァ。

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大阪の気温、37度を超えたとかどうだとかいうニュースの中、京都でリオの葬儀を行ってきました。

この写真は、保護してから2年ほど会社の事務所で生活していた頃。
2006年10月のものです。だから、1歳半くらいかな。
この頃には「どすこい体型」が作り上げられていたのでした。


リオが亡くなった時、私は間の悪い事に部屋に居なかったのですが、亡くなっている事を発見した時、実は、リオの顔だけがカーテンに隠れていました。

「ご飯、食べられるかな?」とベッドの下をのぞき込んで呼びかけても返事がない。動かない。
キッチンへ行く前の姿は、顔も見えていたのに、なぜか顔だけがカーテンの陰。
そして、それをめくって分かったのです、もう旅立ってしまったことが。

何も言わずに旅立ったリオ、まるで顔だけ隠して「いないいないバァ」をしているかのようでした。

でもね、いないいないバァって、結局は顔を見せてくれるんだよ。
ほんとに居なくなってどうするんだか・・・。



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昨日、ピエールさんからお花を頂いておりました。
この季節に相応しい可愛い向日葵が沢山入ったお花。
いつもいつも、お気遣いくださって、本当にありがとうございます。


タクシー会社さんには昨日の時点で行き先と到着時間を告げておきましたが、来てくれた運転手さん、改めてナビに住所を入力。

土曜日のせいか、道が混んでいましたが、特に問題もなく、というよりは、むしろえらく早く20分前に到着しました。
ちょっと急いでくれたようです。

で、午後1時の予定が、着いてすぐの葬儀になりました。

係の人から「今回で・・・11回目なんですね」と言われました。

そうなんですよね。もうそんだけお世話になってきたんですよね。

手続きの間に骨壺を選び、白地に銀糸のものにしました。


棺にピエールさんからのお花少し、私が買ったお花少しを入れて行ったので、それを添えて火葬してもらいました。

いつもそうなんですが、扉が閉まる瞬間って・・・なんとも言えない寂しさに襲われますね。


待っている間、同行してくれた母とあれこれ世間話。

で、50分ほどしたら係の人から呼ばれ、お骨上げ。

係の人って凄いですね。

「ここが喉仏です」とかはよく聞きますが、「ここは爪ですよ」ってのを言われました。

爪が生えてくる部分でした。ほんと、爪がある!のびてくる個所の骨。カギ爪の形がそこにありました。

母が「こんなの自分では見分けつかへんね~」と感嘆しきり。

ぼんぼりのように短かった尻尾の骨も教えてくれました。ほんとに短かった。

茶色く焼き残ったのは「これは腫瘍だと思います」と言われたので、「こいつのせいで・・・」と、さっさと箒でよけました。

一片も残さず綺麗に骨壺に納め、タクシーを呼んで頂いて帰宅。

いつもなら、帰宅はJRで戻ってきて、駅から家まで歩くんですが、もうへとへとだったので、今日は贅沢しました。

小さくなったリオを安置。

動物病院からもお花が届いたので、それも一緒に。


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もうこれで、リオを撫でることもできません。
思い出すのは、超臆病さんが超甘えん坊さんになっていったことばかり。


どれだけ臆病だったか、以前のブログの記事を読み返して、「そんなだったか・・・」と改めてびっくりしました。

事務所から自宅への引っ越しをいつかはせねばならぬと思っていたので、2年ほどかけて、1回に1時間ほど時間を作り、みんなとの顔合わせを根気よく続けていたのですが、まあ、なんせ臆病ですから全然慣れません。

で、「ようやく家でご飯を食べてくれた。ただし、籠に守られた状態で」という記事が、保護してから1年半経った頃だったりとか、トイレも完全に引っ越し完了してからやっと家でしてくれたりとか。
元々、生後2か月で保護した時も、事務所のケージにお母さん猫も入れて全部で6匹(本当は子猫は6匹だったけど、おたべはすぐに天国へ)で暫く居たにもかかわらず、他の兄弟が慣れてきて、ケージから出ておかあさんにくっついて遊んだりしていても、リオだけは出てこれずにケージの奥で1人丸くなって寝ていたり。
出てきてくれたのは、保護してから更に2か月後という有様でした。

あと、生後半年ほどで不妊手術をしましたが、その後、なかなかおしっこをしてくれなくて。
よくよく見ていると、そろ~りそろりとおしっこを長い時間かけてしていることが判明。
「多分、術後の痛みもあって、用を足すのが不安だったのだろう」とのこと。

とにかく何もかもに慣れるのが遅く、環境の変化にはなかなかついていけない子でした。

そんな子だから、心を完全に開いてくれた後の甘えん坊っぷりは、凄い反動?
今思っても、その可愛さはたまらないものがあります。


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これは2歳になる数か月前。
この写真がきっかけで「完全にどすこいやん」となったのでした。


ほんとに、ほんとに、何とも言えない可愛さがいっぱい詰まった子だったなぁ・・・。


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この顔見ると、クスッと笑いたくなります。

可愛く写ったり、ちょっとブチャだったり。

もう喜び爆発の尻尾プルプルも、頭突きでゴツンも見られない。
暑い時の、アジの開きのように全開で寝る姿も見られない。
年を重ねるごとに家の中では大胆になってヤムヤムに自分の存在をアピールする姿も見られない。

もう、何もかもが私の心の中、もしくはフィルムの中にしかありません。

どうしようもないことだと解ってはいても、「なんで連れて行ったんだ」と神様に地団太踏みたくなります。



暫くは時間を貰って、写真の整理をきちんとしておきたいな。
この23年ほどの間に溜まった家族の写真。

明日からぼちぼち始めましょう。

応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。




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テーマ : 猫のいる生活   ジャンル : ペット

本当に…お疲れ様でした。

家主様、おこんにちは。

お疲れ様でした。
家主様、お母様、そしてリオ嬢。
親子で心を一つにして、本当によくがんばってこられましたね。
この記事も、、読み返すたびに目頭が熱くなって、、もうあの日あの時、ガラス越しに、一目で「あ!リアル“リオ嬢”だ!!」とワタクシの目に映ったリオ嬢ともう会うことができない、ナデナデさせてもらうこともできないんだと…さびしくて、かなしくて、残念でなりません。
オスモウちゃん体型のリオ嬢、なんて可愛らしいことでしょう。
ものすごく、ものすご~くワタクシのタイプ「ど真ん中」です!!
体型はどすこいでも、お顔の表情には可愛らしさは言うまでもなく、甘えん坊なところ、あとチョイと臆病さが出ているような気がします(笑)
「ふてぶてしさ」みたいなものはみじんも感じられませんもん。本当にかわいい。
ワタクシですら、、ついぞ撫でることも叶わなかったワタクシですら、かわいくて仕方ない、愛してやまない存在であるリオ嬢、、家主様にとってこんなにかわいい子をこんなに早く天国へ連れて行かれたことは、とてもつらくて悲しくて、寂しくてたまらないことと…神様に文句も言いますよ、神様は本当にいるの?って。。
いないんじゃないのか?って。。

葬儀の場のお話…ああ、そうだったなぁ、、と思いながら読ませていただきました。
まだ熱いお骨を上げながらボロボロ、ボタボタと涙を流すワタクシのそばで係の方が「ここが爪で…」と言ってらしたこと、そしてリオ嬢と同じく、「ここがおそらく腫瘍だったと…」と言われて、「コイツのせいで、、この野郎のせいで…」と悲しみの涙とは違う怒りの涙がこみ上げてきたことも…だから家主様のお気持ち、すごく伝わってくるんです。扉が閉まる時のあの本当に最後の終わりの瞬間の言い知れようのない悲しみ、寂しさ…その時の家主様を思うと本当に胸が詰まります。
お母様がご一緒で本当に良かったです。
お母様に本当に感謝ですね。

リオ嬢のお迎えがあまりに突然すぎたせいで、心にぽっかり穴が開いて…お時間、持て余してしまうんじゃないですか?
あんず坊、チャチャ嬢と間を開けずにリオ嬢までもが天国へ旅立って、決してうれしいことではありませんが、介護が長い期間続いたので、「普段通りとは何か?」となってしまうような。。
どうかそんな時だからこそ、お体には充分お気をつけになって、ゆっくり過ごせるときはゆっくりと、ぼ~っとするときはぼ~っとしながらお気持ちが少しでも回復されるようご自愛くださいね。

リオ嬢へのお花、きれいにお写真撮っていただきましてありがとうございます。
お悔みのお花なので不謹慎かもと思いながらも、お花屋さんに「黄色やオレンジで明るい感じにして欲しい」とお願いしました。
本当はオレンジが多い方が良かった、と言うか、ワタクシのイメージでリオ嬢は「オレンジのガーベラ」だったんですよねぇ。
ただ季節的に難しいみたいで向日葵のたくさん入ったアレンジメントになったみたいですね。
それでもお花屋さん(いつものお花屋さんでしょうか?どうかな?)今回、すごく奮発してくれてるような気がします。すごく「ひまわり、向日葵」してますもんね♪
この時期なのでお花も大変でしょうが、出来るだけ長く綺麗でいてくれたらいいなと思います。
少しでも長く、リオ嬢と家主様のことを優しく温かく照らしてくれますように。

リオ嬢、本当にお疲れ様でした。
よくがんばったね、頑張った!
忘れないからね。

ピエールさんへ☆

おこんばんは☆

あの日からもう5か目。
今日は8月8日で、私が住む市の年一度の花火大会が催されています。
ドンドンと大きな音が市内中に響いていますよ。
子供の頃から見ていた花火。
今の家はまったく見ることが出来ません。
どこぞへ出て行けば見られそうですが、今年の夏は悲しい夏。
花火を見ても物悲しくなりそうです。
でも、天国にこの大きな花火の花が届くかな・・・。

みゃあこちゃんも癌でしたもんね。
腫瘍ですって教えらえると、本当に憎たらしくて。
こいつのせいで、一緒に暮らせなくなったんだと。
最後まで残ってくれて、ほんとに腹立たしいやら。
火葬の時にきれいさっぱり消え去ってくれたらよいものを。

これで11匹の家族を送りだしたかと思うと、自分でも・・・何とも言えない気分です。
毎度毎度、扉が閉まるのをじっと見て・・・
その中に消えていく大事な家族を見届けて・・・。
もう完全に見られなくなる瞬間ですもんね。
ほんとにやるせないです。

でも、この儀式があるからもう天国なのだと思う事も出来るのかと。
リオ、この体型でしたが、骨はそんなに太くなかったです。
爪って、全然今まで言われたことなかったように思うので、教えてもらった時に、この小さいのによく気づかれるなぁ・・・と感心しました。
ほんとにそのままの形ですよね。

そうそう、お家に来て下さった時。
庭からテラスをご覧になった際にガラス越しの対面だったんですよねぇ。
部屋の中では残念ながら、リオは隠れて出てきてくれませんでしたが。
でも、あの時のリオをずっと記憶に留めていてくださると嬉しいです。
好みのど真ん中なんて、リオも喜んでいますよ(^^)

グレ3兄妹に関しては、動画を殆ど撮ってこなかったんです。
今思うと、ちゃんと撮っておけば良かったなぁと。
でも、ほんの僅かあったと思うので、また写真等の整理をしながら、こちらにアップしてみたいと思っています。
なかなか整理は進みませんが。。。

介護が終わると、いつも時間が余るような感じがします。
昔はね、そんな感じはしなかったんです。
チョボを亡くした11年前は、サンディも若くて元気で少々手を焼くほどだったし、あんず飲茶軍団もこれまた活発でしたし、4か月後にはグレ一家を保護しててんてこ舞い。
介護が終わっても何らのんびりした記憶がなく・・・。
サンディの後はチーちゃん一家の騒動。
あんずの後は・・・というより、途中でチャチャの乳がんと肺がんで気を抜く暇もなし。
でも、今度のリオの介護の後は、本当にもう何も起こらないで欲しいと思っています。
で、今はヤムヤムにいつも通りの給餌投薬に点滴のみ。
以前に比べて時間的に余裕は確かにありますね。
ただ、その時間は畑や庭の雑草取りに奪われているので、結局全然休んでいません。
この季節、どうしてもやらねばならないものですから・・・。
まあ、これが言ってみれば「普段通り」の私なのでしょう。

今日もリオに「おかあちゃんだって頑張るんだから」と言って畑に行きましたよ。
頑張りぬいたリオに負けちゃいられね~と。

リオが本当に子猫の時から超臆病だった事を、記事を読み返して改めて思いだしたことで、その子がここまで心を開いて信頼してくれて、介護もさせて最期を家で迎えた事、それまでの道のりを思うと、愛おしくてなりません。
すぐに懐いてくれる子より、何倍も可愛いというか。
もちろん、すぐ懐いてくれる子はその可愛さがあるんですけど。
まさに「手塩にかけて育てた」と言っていいのがリオだと思います。
ケージから出てくるのに2か月を要したくらいだから、あの時保護出来ずに、そのまま農業倉庫から追い出されて親子バラバラになってしまっていたら、きっと生き抜いていくことは難しかったに違いありません。
やっぱり私がリオを引き取って良かったと思います。

それから、そうですね!今ピンと来ました。
リオは「オレンジのガーベラ」。
そうかもしれません。すごく似合うと思います(^^)
でも、この向日葵もとても可愛いんですもの。
本当にありがとうございます。
今度のお花屋さんは、以前と違いましたよ。
で、このお花屋さん、私が時々買い物に行くスーパーに入っているお花屋さんでした!
何度か仏花を買ったことがありました。
凄く綺麗に作って下さっていて、きっと長持ちしそうです。
今日もお水を少し足しました。

明日も暑くなりそうです。
畑一面に雑草が伸び放題なので、とりあえず、キャベツ予定の畝を半分だけ掃除。
いつも午後から畑に行きますが、リオの介護が無くなったので、これからは午前中の内に掃除に行く事にしました。
大根の畝の準備もありますし。種まきもしておかねばなりませんし。
家族が亡くなっても、用事は山積みです。
リオの頑張りに負けないように、私も日々精一杯生きていこうと思います。
本当にたくさんの思いやりをありがとうございました。
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 いらっしゃいませ
ステップファクトリー
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プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

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