どうしたわけだか。

今日のリオ。水は飲めていませんでした。
奇跡はあの時だけだったのかなぁ・・・。
ところで、今よりずっと元気な時、つまり癌の初期の頃は、給餌の時間になると姿を隠し、「捕まるまい」としていたリオ。
ベッドの下に入ったままの時は、座布団を使って後ろからちょいちょいとつついて出てもらっていました。
が。
ここ最近、もう終末期であるというのに、自分から出てくるようになりました。
先にヤムヤムの分を準備して部屋に戻った時も、「自分の給餌」と思うのか、自らベッドの下より出で、座っております。
「先に婆ちゃんのするから、リオのはまだだよ」と言っても、そこでじっとしています。
あるいは、リオを先にしようと準備して、「リオたーん」と言うと、これまた自分から出てきます。
どうしたわけだか・・・。
気分が悪くて食べられない時でも出てきます。
今朝も、「リオたーん、食べれそうかなぁ?」と言うと出てきたので、給餌を始めたら、例の悪い涎がぼたぼた。
ということで、即中止になったのですが、その後、唾液だけを懸命に戻そうとしていました。
結局戻せませんでしたが。。。
こんな状態の時でも逃げずに出てくるって、なんか・・・いじらしいというか、なんというか。
ほんの少しのご飯でも、食べるのが一苦労であっても、それが今の自分の命をどうにか繋いでいるのだと思ったのでしょうか。
気分が悪い時はどうにもならないけど。
リオなりに受け入れて頑張ろうとしてくれているのだとしたら、ほんとに泣けてきます。
夕方は予定の半分はクリア。
悪い涎もまったく出なかったので、点滴をして少し楽になっていたのかもね。
とりあえず、良かった。
そうそう、リオも賢いもんで、「もう終わるよ~」と言うと、伏せて座っていたのが、すっくと立ち上がって、目がぱっちりするんですよ(笑)
「もう終わり?自分の場所に戻れます?」みたいな。
顔はげっそり痩せて、そのせいで目鼻立ちもリオらしさがかなりなくなってしまったけど、この瞬間だけは以前のリオのようなおめめまん丸な表情をしてくれます(^^)
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