支えるのみ。

(2008年のリオ)
1週間ぶりの診察で、昨夜病院へ行ってきました。
前回は血液検査をするのは控えたのですが、実は今日もしませんでした。
昨日の記事にも書きましたが、朝一番のご飯を拒否されました。
気持ち悪い時に出てくる大量の涎があったので、これはダメだと判断。
投薬もせずに、そっとしておきました。
その後、水を飲みたそうにお皿の前に行ったので、お昼前に点滴だけはしておこうと、100cc弱を点滴。
病院の診察は夜7時の予約だったので、夕方また少しだけご飯にトライ。
それはちょっとだけ受け付けてくれて、ゲロッパも涎もありませんでした。
で、診察を受けたのですが、体重の更なる減少と、ここ最近の様子、ご飯を見ただけで気持ち悪そうにすることが増えてきた等々、先生にご報告したのですが、リオの姿と私の話から血液検査はしないことになりました。
点滴後に嘔吐が続いたこともお話したのですが、貧血との関係から私はこう思いました。
私自身が30代後半の時に、酷い貧血になっていると自分では気づかず、自転車で病院に行って検査を受けたら、お医者さんが「どうやって病院に来たのか?」と聞かれたので、「自転車です」と答えた途端、ひっくり返って驚かれたことがありました。
なぜかというと、「人の半分以下の数値になっていて、立っていられるはずもない状態ですよ。心臓が変にバクバクしたり倒れたりしたことありませんか?」と。
更に、「死にかけています、今入院しなさい!」とはっきり言われました。
そういえば、息切れ、心臓のバクバク感、なんかきつくなっていたような・・・と、その時初めて心臓が一生懸命になっていたことに気付いたんです。
疲れだと思ってたら、そうじゃなくて。
おまけに、年に1~2回は食べた途端に気持ち悪くなってすべてゲロッパすることが数年続いていました。
食べた物を消化するのに、胃の方に血液が集まってくるため、少ない血がそっちへとられてしまって、その結果、脈も触れないくらいになり、気持ち悪くなる・・・その時の感じを思い出したんです。
なので、リオの場合も、こんな状態なのでは?と。
点滴の量も、この状態だと心臓に更に余計な負担がかかるのではないかと。
それで気持ち悪くなって食べるのも嫌だという事があるのかどうかと。
そういうことはあり得るとの事でした。
あと、たんぱく質が減少・・・?なんかそういうことも関係しているかもしれないと。
で、血液検査で分かることは、その辺の数値のこと、貧血の度合いがどうなっているか。これくらいだそうです。
貧血に関しては、やっぱり粘膜の白っぽさは改善されていませんでした。
肉球もやっぱり白っぽいままでした。残念です。
たんぱく質関係の数値が解ったら、点滴の量の目安も付けられるというメリットはあるそうですが、結局、80cc程度なら大丈夫だろうという事で、今日も検査はしないことになったわけです。
多分、検査の負担とか精神的苦痛は、もうこれ以上与えることはしない方がいいだろうという事だと思います。
ただ、そっとして、家であとは静かに過ごせるように。
そう仰っていました。
「衰弱の域に入ってきているようです」とのことでした。
幸いというか何というか、それでも必ず爪研ぎはするので、癌による激痛はない模様です。
今はまだ呼吸の状態も悪くないとのこと。
今後は、その時その時で食べられる量だけ食べてもらって、投薬も無理のない範囲で。
一応、体重に合わせて投与量を減らしてもらうことになりましたが、毎回必ず!という事はもう無理しなくていいようです。
何より、気持ち悪そうにしていたら、出来ませんのでね。
自宅で自然に・・・そういう方向になりそうです。
ただ、時に水がお腹や胸に溜まることがあるかもしれないので、もし呼吸が荒い状態が見えたら病院に行く事になっています。
その時は抜去処置をした方がいいとのことで。
お薬はとりあえず、1週間分出してもらいました。
これからの1週間は、呼吸の観察をしっかりしておかねばなりません。
今とあまり変わりなく過ごせていたら、お薬だけ新たに取りに行く事になります。
帰宅してから暫くして、夜11時過ぎに今日最終のご飯。
夕方よりも少し多めに食べてくれました。
といっても、量的には15cc無いです。
それでも、頑張ってくれたのですから、十分です。
どうか激痛等に見舞われませんように。
自然に過ごすことが出来ますように。
穏やかで安らかな時間が多くありますように。
来週はどうなっているかわからない状態ですが、1日1日を支えていくのみです。
帰宅は午後9時半ごろでした。
とにかく混んでた~~。7時の予約が8時に診察開始。
先生が開口一番「最近ずっとこんな調子で、お待たせしてしまって申し訳ありません」
後で予約なしで副院長先生を指名された人は「1時間半から2時間待ち」と受付で言われて日を改めると帰られた方もいましたわ。
立って待っている人も大勢。今日は何時に病院が閉まったのやら。
待ち時間が長いと、待合室のクーラーが「ちょっと涼しいな」と思う事があります。
が、寒いというほどではありませんでした。私にとっては。
でも、隣に座っていた親子さんは、寒いな~を連発。
最終的には聞こえよがしに「寒いから外で待とう」と言って表へ。
それなら受付で言ったらいいのにって、なんか隣に座っていて若干イラっとした私。
人それぞれ体感温度が違うから、自分が寒いから、もしくは暑いから設定温度を変えろとは言いにくいとは思いますが、聞こえよがしにあれこれ言うよりは、はっきり受付の人に相談した方がいいのにねって。
聞こえよがしに言う事で、相手が気を利かせるだろうという事をする人が私の周囲にもいますけど。
感じ悪いです。そんなの、身内だけにしておいてって感じ。
ちなみに、寒いを連発していたのはこの親子だけでした。
でも・・・最近リオの診察は小さな個室でされることが多いんですが、先週はその小さな個室が暫くいるとエアコン効いてるなあと。
先生が席を立って戻って来られるまで、私が腕を少しさすっていたら、それを見られた先生、すぐにエアコンを切られました(笑)
で、昨日も同じ個室だったんですが、呼ばれて入った途端、先生はすぐにエアコンを切られました。
私が先週腕を思わずさすってしまったのは「これ見よがし」ですよね(^^;)
いかんいかん。人のこと言えんわ。
☆同級生でした。
迎えに来てくれたタクシーの運転手さん。
「僕、今日でここに迎えに来るの2回目だけど、苗字見て、あれ?って。この前〇〇中学の同窓会があって、名簿が送られてきて、その中で見た名前がこの名前と一緒なもんで、もしかして同級生?旦那さん」と言われました。
中学校の名前も同窓会があった月日も合っていたので、間違いなく同級生だと思い、帰宅して、その人の名前とクラスを告げると、卒アルを出してきて見ていました。
居ました、写真の中にその運転手さん。
夫はこの同窓会の幹事の1人でしたが、運転手さんは参加出来なかったそうで。
こんなこともあるんですね。
でも、同級生なのに、お互い名前を覚えていなかったんですね。
確かになぁ。私も同級生全部の名前は覚えていませんもん。
目立っていた子や、仲良かった子はもちろん記憶していますが。
さて、ブログを始めて先日で11年になりました。
長い事やってるなぁ・・・と改めて思いましたが、飽きもせずに覗きに来て下さっている方々に感謝しています。
どうもありがとうございます。
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