尻もちつかず(笑)

先日から、「収穫してもよさそうなサイズになってやしないか?」と気になっていた青首大根。
「首は出ているけどまだ細い」と思ってたら、あっという間に太りだしまして。
種の袋には、「直径7.5~8センチ、長さが35~40センチあたりが収穫適期」とありました。
長さはさすがに土の中なので分かりかねますが、太さ・・・測ってみたらちょうど良い感じ。
首もかなり出ています。
種をまいた時に、畝のかさ上げをするために作ったペットボトルの筒も、首が上に伸びるに従って崩壊。
手直しをしたばかりなんですけど、これはもう抜いてみようかな?
ということで、思い切って1株を手に取り・・・

「初めて育てた 大根を 立派に育てた 大根を
みんなが大好き 大根を 掘るべし! 抜くべし! 尻もち!
豊作 斑鬼~~~~♪♪」
と、「猫侍SEASON2」の中で、北村一輝さん演じる主人公の斑目久太郎が、育てた大根を収穫する時に歌った歌を、私も歌いながら抜こうとしたら・・・
尻もち!の部分が歌えませんでした。
だって、このように片手で軽く引っ張ってみただけで、軽々と上へ持ち上がってしまったんですから(笑)
そうです、このまんま、抜けてしまったんです。
もう~~最後まで歌いたかったのにぃ~~~~。

人生初の大根収穫。
長さは根の先端までで58センチほどありました(もちろん葉は除く)。
う・・・育ち過ぎ!?収穫目安のサイズよりでかくなっていました。
あれだけ首が出ているって事は、もう根の先が土に付いていないに等しい状態なのだろうか?
あんなに簡単に抜けるって、本当に何の手ごたえもなく、一度抜いたのをまた穴に戻したんじゃなかろうか?と思えるような感じでしたもん。
大根から糸のように細い髭?みたいなのが土に根付いているので、誰かが抜いたわけでありませんが(笑)
まあ、とにもかくにも、これまた畝作りで苦労した大根、1本目の収穫を終えたのでございます。
残りもこれに近いような育ちっぷりなので、今日食べてみて問題なければ、明日掃除に来てくれる母に1本抜いてあげてもいいかな。
今夜は干物があるので、大根おろしを添えて食べようと思っていますが、どうか辛くありませんように・・・。
辛かったら辛かったで、食べますけど(笑)
あとは、ぶり大根!これは明日仕込みたいです。
ホントなら11月上旬にとる感じだったんですけど、ミニゴボウに続き、こちらも早めになりました。
いいのかなあ・・・
これ以上成長させないように、葉を落として畝に置いておくことも可能だそうです。
品種的にスが入るのが遅いそうなので、慌てて持って帰らなくても良さそう。
もう少し寒い時期に収穫したかったのが本音なので、もう一度種まいてみようかと思ったり(笑)
また発芽可能な気温ですもんね。
ミニゴボウと大根。大物の根菜を初めて育ててみて思ったこと。
ゴボウより大根の方が楽しい~~~!
育ち具合がゴボウより目に見えるし、同じように畝作りに手間がかかっても、食べられる量が多いのは大根。
ゴボウは細いもんねぇ。
今回、畝の関係でゴボウは9本、大根7本となりました。
もっと最初から大根を沢山植えたかった!
寒くなったら甘さも増すし。ああ、来年はもっと植えよう♪
葉っぱはたっぷり炒めてご飯のお供に♪
あ、そうだ。大根を煮物にする時は、猫侍でもやっていたように、猫の顔型にしてみようっと(^^)
☆ショパコンが終わって・・・
「第17回ショパン国際ピアノコンクール」略称「ショパコン」が21日終了しました。
ポーランドとは時差があるので、ほんとは20日に終了しています。
初めて、ライブ配信で臨場感たっぷりのコンクールの模様を楽しませて頂きました。
これまで、どこで観ることが出来るのか全然わからず、いつも終わってから動画を探して後から観る・・・というパターン。
どうやらライブ映像も、以前はもっと酷かった?らしいのですが、今回は綺麗だったみたいです。
1次、2次、3次のライブは観ていませんが(あとで全演奏者の分をゆっくり観ようと思います)、ファイナルの10人分だけでも大満足。
3日間に分けて、日本では午前1時から開始。終わるのが4時前とかそんな感じでした。
3日間もそんな感じで夜更かし。
最終日は、いつ結果が出るのか気になって。。。
面白かったのは、ライブ映像がディスプレイの左を占め、右側にはチャットが出来るようになっていたことでした。
世界中の人がこのライブを観ていて、その場であれこれと演奏者や技術、表現力について感想をあげてくるんです。
99.9%英語ですが、チャットですから短い文章が多く、英会話が出来ない私でも何を言っているのかわかりました。
ミスタッチがあるたびに即座に「miss」と何人もの人が書いたり、「Oh~no~~」って嘆いたり、もっと突っ込んでくる人は、「このどこにショパンがいるんだ?」だの「ショパンのいないショパン」だの、「何で彼がファイナルに残ったんだろう?」とけちょんけちょん。
アドリブが過ぎてショパンらしくない個性のきつい演奏者には「ジャズ弾いてるのか?」とか「彼はいったい何やってんだ!」とか。
確かにこの人の演奏は、今までにない弾き方で、音価を無視した部分も多く、揺らぎもあり過ぎ、ショパンに聴こえませんでした。
しかし、ジャズ?というようなアドリブではなく、節回しが個性的で、ラテン調のショパンに聴こえてしまった私(笑)
彼はきっとラテン音楽のピアノがバッチリはまる人じゃなかろうか・・・と思いながら聴いていましたが、ファイナルの課題曲の1楽章を弾き終えた時、聴衆からざわめきが起こっていたのもわかりました。
オーケストラもどう合わせていいのやら・・・だったかも。合ってない(合わせきれない)部分が時々ありましたもんね。
リハやってるハズなんだけど。
我が道を行くショパン弾き・・・ショパン弾きと言っていいのかどうかわかりませんが、テクニックは物凄かったので、今後更に活躍するのかも。
完璧できっと上位に入ると思った韓国人の男性はメカニックな部分も確実性が高く、表現力も大げさすぎず、でも平凡ではなく、とても気持ちの良いショパンでした。
どんなにソフトで小さな音でもクリアに響くことに驚きました。
この人が一番かな?って思ったら、やはり優勝。韓国人初のショパコン優勝者になりました。
あと、この人もいいなぁと思った女性は3位入賞。
残念ながら10年ぶりにファイナルへ1人だけ出場を果たした日本人女性は、選外となりました。
6位までが入賞なんですが、そこへ入れませんでした。
単独での演奏だけ聴いていると、上手な子だなと思ったのですが、他の人と同じ課題曲をその場で弾くとなると、はっきり比較されてしまうことと、上位者が更に彼女の上を行く人達だったというのが、聴衆にも解ってしまいますしねぇ。
でも、9歳かそこらでオーケストラデビューしている子ですし、海外での演奏活動も重ねていますから、ショパコンで入賞できなかったからと言って、先がないわけではありません。まだ20歳すもん。
そうそう。聴いている私が一番楽しめたのは、ファイナルで連続して同じ曲を違うピアニストで聴けるという点でした。
10人中9人が「コンチェルト
ファイナル初日は4人の演奏者が登場しましたが、全員3番。
ホントに違いが解って、解釈や表現の幅を楽しむことが出来ました。
しかし、大変だろうなぁと思ったのは、同じ曲を3楽章フルでずっと演奏せねばならないオケの皆様。
そしてコンダクター。
途中でダレてきたりしないのかな?とか(笑)
それが9人分あるんですもん。
3日に分かれているとはいえ・・・私だったら「また今日もこれかぁ」と思ってしまいそうです(^^;)
チャットの中でも「コンダクターはとても疲れてるみたいだよ」だの「明日病院へ行った方がいい」とか。
ご老体だったので、体力の心配もありましたかね。
まあ、そんなこんなで最終日の最後の演奏が終わり、さて、結果はいつ?と思っていたら、チャットで「2~3時間は待たなきゃいけないみたい」と出ていたので、少し仮眠を取って再びパソコンへ。
で、結果を見終わったら午前7時前になっていました。
はぁ~~終わったぁ~5年に1度の祭が終わった。
また5年後なんだなぁ。
チャットでも「5年後にここで会いましょう!」という書き込みが多数。
私はチャット参加は出来なかったけど、世界中のショパンファンの人達と一緒に見守る事が出来て楽しかった。
5年後・・・お?2020年ですな。
東京オリンピックですがな。
しかし、東京オリンピックよりショパコンでぃっ!!
次回は日本のピアニストが上位に行ってくれるよう願っています。
更に言うなら、審査員の中にツィメルマンが居てくれたらもっといいなぁ♪
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