9年。

小鉄が一番星になって今日で9年目の夏を迎えました。
9年前の早朝、病院から「亡くなった」と連絡を貰い、迎えに行ったのがまるで昨日の事のようです。
相変わらず、小鉄のような静かで優しくて、喧嘩はめっぽう強くて、鳩を飼い馴らす?ような男前の猫には出会っていません。
光が当たるとグレーの毛色が茶色っぽさを増すという独特の毛並の子なんて、そこらにいませんしね(^^;)
9年なんてあっという間なんですねぇ・・・。
9年前は自分が何をしていたか記憶もないのに、こういうお別れの事はよーく覚えているというか、記憶から消えることがありません。
向こうの世界でも、孤高の猫を貫いているのかなあ。
きっと女子にはモテモテだとは思うけど、クールな顔をしてるのかなあ(笑)
変な話なんですけどね。
最近、ゴキちゃんを見かけると、「小鉄~退治しに来てくれないかなあ」って思うんですよ。
いえ、私は全然平気なんですよ、ゴキちゃん。
だけど、白血病でぐったり寝ていた小鉄が、ゴキちゃんを目にした途端、むっくと起き上って前足で「パン!」と一撃で仕留めた事が忘れられなくて(笑)
あの電光石火の早業、確かな腕前、よくそんな気力が残っていたな~と、当時びっくりしたのです。
小鉄の思い出とゴキちゃんがセットになってるのって・・・どうなんだか・・・って思いますけどね(^^;)
小鉄。
あんずがそっちに行ったよ。仲良くしてくれてるかな?
小鉄が輸血する時、あんずからも血を分けてもらったね。
あんずも年老いて、病気も進行して、一杯頑張ってそっちに行った。
褒めてあげてね。
小鉄が大変だった時、あんずが一番先に一緒に添い寝して懐いてくれたからね。
そっちでも、きっとずっと仲良くできるとおかあちゃん、思ってるよ(^^)
あんずのこと、よろしくね。
おかあちゃんは、今年は色々あって、仕事もかなりおとうちゃんに分担してもらってます。
今はやりたいこと優先で過ごしてます。
いいリハビリだよ(^^)
まだ沢山問題はあるんだけど。
今しか出来ない事を楽しんでみようと思ってます♪
小鉄も天国で自由にきままに過ごしてね。
さてさて。
10月下旬に義父の三回忌を迎えますが、そのための敷地内と家屋内の大掃除を2か月かけてやろうと考えています。
2か月で何とか間に合わせねばというか・・・無駄に広い敷地がこういう時仇になりますなぁ・・・。
猫達にとっては良い環境なんですが。
で、来月からはそちらに掛かり切りになると思うので、今月中に畑の大仕事を終えておかねば!と、毎日通っています。
今月に入って早々、いきなり思いついたのは「根菜を植えよう」ということ。
人参はすでにトライ中ですが(どうもうまく育っていない模様・笑)、他にも定番の大根などを・・・と。
で、ホームセンターに行って種を見ていたら、急に牛蒡もやってみたくなりました。
牛蒡ってものすごく深く掘らないといけないと思ってたんですが、40センチほどに育つミニ牛蒡(40センチでミニって・・・)があったので、それなら何とか出来ないか?と。
しかし、大変です、畝作り。
なぜって、掘れば掘るほど石がザクザク。大小取り混ぜてキリがないほど見つかりまして。
しかも以前田んぼだったせいか、土が重い。
畝の長さ自体は短めにしようと思ったのですけど、それでも耕す作業は苦役そのもの。
で、その石をとりあえずどうにかせねば。そして、土そのものももっと砕かねば。
と思ったのですが、どう考えても種まきの時期までには出来そうになく・・・。
仕方ないので、牛蒡が育つであろう範囲だけに絞って、土を掻き出し、それをフルイにかけてせっせとゴミと石、ガラス片を取り除きました。
そしたら、ものすごくしっとり柔らかい土になったのですが、そこに水を混ぜると単なる泥状と化したので、培養土等をよく混ぜて畝に戻しました。
畝の高さも出来るだけ稼いで・・・下は20センチほど掘ったとは思うんですけどねぇ~~。
それ以上は掘れんのですよ、粘土層が出てきてこんにちはって。
で、下と畝の高さと合わせて40センチギリギリあるかどうか?
さて。こんなやり方で牛蒡が育つのかどうか、見ものです(笑)
んで・・・もう一つは大根。

牛蒡の畝は線路脇ににありますが、初めて使う大根用の畝は田んぼの真横。
そのせいなのか、牛蒡の畝より随分と粘土質。掘っていくと水でぐちゅぐちゅになったかのような土質でした。
土の塊もものすごくて、ひたすら耕してもこんな感じ。
ごろんごろんと土の塊・・・もう粘土です、粘土(@@)
こんなの、いつまで鍬で耕しても細かくなりませんやね。
そして、どうせ雨が降ったりしたら、また固まっちまうんですよね、きっとね。
だけど、大根は牛蒡より多めにトライしたいため、畝の長さもちょい長めになってます。
これを牛蒡と同じようなやり方でフルイにかけて、えっさほいさとやれるかというと・・・
いや、正直牛蒡の畝だけでもう沢山!
1メートルちょいの牛蒡の畝ですら、2週間近くもかかってしまったのです。
これが倍ほどある畝になると・・・うげ~っとなりますもん。
しかも、ネチネチしてるので、フルイにかけられる状態になるのに数日乾かすなどせねばなりませんやね。
なので、ここはひとつ思案どころだと。
大体思いつくのが遅いんだよなぁ・・・なんでもそうだけど。
ほんとにやりたかったら、冬の間に畝作りを初めておかなきゃ。
だって、こんな粘土質、簡単に改良出来るわけないんだし。
石だって取りきれるわけないんだし。
先日、大老師がうちに来られた時に、大根栽培についてあれこれ質問したら・・・
「石だけじゃなくて、土の塊もNG。小指の先ほどの石でさえ、当たったら根が割れる。だけど、バーク堆肥の屑とかは大丈夫なんだよねえ、面白い事にね」って返事でした。
何もかもが、今のこの畝は大根栽培に適してないってことだなぁ~~~~。
でも、他の畝はもう使い道が決まってるので、ここしかないし。
等等考えた挙句、私がとった行動は、牛蒡の畝作りよりも更に手抜きの方法でした(笑)
このまま畝を適当に高く作り、大根の幅より広めの穴を開け、そのまま下に掘り下げるという・・・
これがね、普通の土だったら、深く掘っていく最中に傍から崩れてきそうなもんですが、超粘土質が幸いしたのか、何かで綺麗にくり抜いたかのような深い穴が掘れたんです(笑)
まったく壁面崩れない。しかし、それって根は伸びにくいし、太りにくいしって状況ですよねぇ。
で、掘った穴に培養土を詰め直しましたとさ(笑)
高さがもう少し欲しかったので、畝の上にペットボトルを切り取った奴を刺して、そこにも培養土を詰め込んで、35~40センチほどの長さに仕立てました。
さて。こんな「培養土の筒の中」で大根はちゃんと育つのでしょうか?
畝そのものには、堆肥と石灰をほどほどに施しておきましたよ。
今日は試しに1カ所作っただけなので、残りはまた後日。
このやり方でもしも根菜が育つなら、耕作の苦労も半減しますね。
で、手が空いてる時、植えるものが無い時に、ゆっくりと耕して石も取ってゴミも片づけて、色んな堆肥を混ぜて寝かせて混ぜて寝かせてを繰り返していく~という事をしたいと思っています。
大老師には「畝の上に袋を置いて、そこに土を入れて嵩を稼いで根菜植えるとか方法もあるけどね」と言われたんですけどねぇ。
出来れば、畝の中で根菜を作りたいんですわ。
畝の上に別物の袋を置くやり方は知ってましたが、それならプランターでいいじゃんって思っちゃうんです。
その方が自宅で管理出来て楽だしって。
でも、畝があるんだし、思いついた手抜き方法が通用するのかどうかも確認したいし(^^;)
ということで、年末どうなってるか?それ以前に、根が狙った通りにまっすぐ下に伸びて太って行ってくれるか?
自分でもちょっと楽しみです。

こんなに繁殖力が凄いとは知らなかった空芯菜。
どう育つか知らなかったため、沢山植えてみたらえらいことになってしまいました。
どうやったって食べきれません(笑)
ほっとくと、サツマイモの弦みたいに長く伸びて、隣の畝に「こんにちは」してるしっ!
奥に並んでいるのはオクラのエメラルド。
今年は昨年に比べると、少し出来が悪いかなあ。
もう少し肥料を加えるかな。元肥は多分ちょうど良かったと思うのですが、追肥を遅らせてしまったので「肥料足りてないで」と大老師が一目見た途端言われたんです。
うっかりしてました。追肥の事・・・(^^;)
間にある白いシートの畝は、先発隊のキャベツ用の畝。
後発隊のも写ってませんが、短めの畝が別の所に出来ています。
昨年より少し多めに植えるつもりですが・・・初回の時のように上手に出来るかなあ。
私にとって一番のイベント「キャベツ栽培」(^^)
今回も綺麗に結球してくれますように!
汗だくで午後6時に帰宅したら、玄関からこの野良さんが飛び出してきました。

ちょくちょくやってくる野良さん。
夫がチーちゃん達に出したご飯を狙ってきたのです。
誰ともガチンコしなかったみたいですが、私がご飯をガサガサしてると平気で寄ってくるようになりました。
おまけに「わーおん」と鳴いて挨拶までします(笑)
なかなか大胆な奴。
男の子だという確認はとれていますが、顔が細くありません?
タマタマも小さかったように見えたので、手術済みの子なのかな。
結構綺麗なんですよ。野良さんにしては。
あれ・・・
野良さんだと勝手に思ってるだけ?
でも、お家で暮らしてるならもう少し丸々しててもよさそうな。
やっぱり野良さんだろうなあ。
いや、わからんなぁ・・・う~~む。
まだ若そうなので、「どこかのお兄さん」と呼ぶことにしました(^^)
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