見守るだけ。

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今日の午前中に予約なしで病院へ行き、帰宅したあんずです。

昨日の夜、口から2度目の出血があって、止まったかと思ったらまた始まったのですが、今朝はそれほどシーツに血がついていませんでした。
でも、呼吸の事もあったので、やはり行くことに。

その前に夫と色々話し合いました。

夫の意見は「通院の負担もあるかもしれないし、このままそっとしておく方を選ぶかなあ・・・」

私の意見は「今どういう状態で、点滴を続けてもいいのか、給餌投薬はやめるべきなのか、胸水を抜けるなら抜いてやりたいとか、先生の意見を聞く必要があるような気がする」と。

夫の意見もわかるのですよ。下手に動かして、かえっていけない事になってしまう可能性がないわけでもないと。

ただ、私は前にも書いていますが、症状の緩和・・・それだけしてあげたいんです。

胸水を抜いたからといって腎不全が治るわけでもないなんてのは、当たり前の事です。
そして、延命する事に繋がるというのも違う。
延命ではなく、今この瞬間のしんどさを1つでも軽くしてあげたい。
1日生き延びるかどうかとか、そんな事を思っているのではないんだと。
今、まさに、この今の事だけ・・・なんですよね。

もうね、こういう相談にかかわらず、何かを夫に相談する時点で私の中ではある程度答えが出ているんです。
で、色々話し合ってる間に答えが固まってくるんです。やっぱり思ったようにしようと。

これはもう・・・より多く世話をしてきた「母」の視点が優先するのかもしれません。

行くと決めて自分の身支度を始め、歯を磨いている最中に副院長先生から携帯に電話が来ました。
私の代わりに夫が受け答えしていました。
やはり、呼吸がしんどそうなら来てくださいとのことだったので、タクシーを呼んで行きました、夫も一緒に。

予約なしなので、診察が開始されるまで酸素室へ入れてもらいました。
今日はなじみの看護師さんのSさんが出勤されている日で、酸素室の前に椅子を用意してくださって、診察が始まるまで一緒に居てあげてくださいと。

お心遣いに感謝し、暫くあんずの様子を見ていると、副院長先生が来られまして。
昨日からの様子をお話しました。

口からの出血のことはもとより、実は一昨日と昨日とあんずの顔が違っている事。
上手く言えないのですが、私自身が感じているのは顔の硬さです。
筋肉が硬直し出しているように感じているのです。
これはサンディが亡くなる数日前に同じことを気づいていました。
それから、もしも呼吸をしていなければ、この顔だけ見たら、もう生きているとは思えないような生気の無さ・・・とか・・・。

なので、この状態で給餌投薬はもう無理なんだろうと思っている事をお話すると、先生もあんずの顔を見て、私の意見と同じように思われている事を言われました。

これ以上食べさせると、かえってストレスを増やすだけだし、しんどくさせるだけのようだと。

あと、点滴に関しては、おしっこはまだちゃんと出ているので、それなら水分補給をしてあげた方が良いと言われました。
1日半~2日に1度の割合でもいいからと。

胸水に関しては、やはり抜いてあげましょうとのことで、ついでに今の状況を確認するためだけの検査にはなるけど、血液検査もしておきたいと言われましたので了承しました。

それを知ったうえで、今のあんずにしていい事、しない方が良い事を考えていかねばと思いまして。

「どうしても食べない子は、鼻から管を入れるカテーテルという方法での給餌もあるんですけど、今のあんずちゃんにはそれは勧めたくないし、かえって負担になると思いますのでね」という先生の言葉にうなずく私でした。

食べ物を受け付けたくない子には、それは辛いだけだと思うからです。
もし、それが出来るだけの体力があり、その先に回復という道があるのなら頑張るんですけどね。

で、先生と相談した結果としては、給餌投薬はもうしないでおくという事になりました。

しようと思っても出来そうにない。
飲み込んでくれるかどうかもわかりません。
それから、この1週間、僅かずつではあるとは言え、食べているのですからお宝も出ないとおかしいのですが、出ないのです。
消化器官が衰えてきているのだろうとのことなので、出るものも出ないのに食べさせ続けるのは他の問題が起こりそうです。

先週の段階で「1週間もつかどうか」と言われていたけどもちました。
でも、今週に入ってから、目に見えて状態が悪くなり、給餌そのものが不可能になる事が増えました。
徐々に色んな悪化が見られるようにはなってきていましたが、もう無理だと思われるこの段階に至ったのは、この1週間ほどなので、それまであんずは本当に精一杯応えてきてくれたんだと思います。

「自然界では、水を自分から飲めなくなったらおしまい・・・って感じじゃないですか?でも、医療の力を借りて、あんずは今までサポートして頂けたのですから、もうこれ以上は十分かと。安楽死という言葉もこの前お聞きしたのですが、このまま自然に・・・いければいいかと私は思っています」

今の私の本音をお話しました。

幸い、おしっこはまだ出ていますし、神経症状が酷く出ているとかではないので、安楽死とかを考える必要はなさそうですとの事でした。
考えなきゃいけない状態にあっても、多分選択は私には出来ないかもしれないとは思うのですが・・・。
でも、本当にその場に立ってみなければわかりませんよね。


そういうお話の後、あんずは胸水抜去の処置を受け、血液検査を受けました。

血液検査の結果は、更に悪化を示す数値がずらり。これはもう、見た目にも予想が出来る数値です。
胸水は45cc抜きました。
なぜかアンモニアの数値だけが下がっていたのですけどね。まあ、上がっているよりは良し!

先生から「点滴をしていきますか?」と言われたのでお願いしました。
量は200cc。もう250ccには拘らなくていいようです。

それから、血液濃度もひどくなっていたので、ホルモン剤の注射。
これも今まで打ってきても目に見えて効果が高く出た!という事はなかったのですが、病院で出来るせめてもの治療とのことで打ってくださいました。

すべてを終えたあんず、診察台の上で前足だけバタバタさせて動こうとしたので、
「あ、向き変えたい?」と。
寝返り打ちたいんですよね。
先生が後ろ足を持って私が前足を持って、せーの!で寝返り。
あんず、落ち着きました。

あとは静かに見守ること。時間が迫ってきていること。
先生からそう言われて、私も納得し、やはり今日診察を受けて良かったと思いました。

この2、3日が山のようですが・・・。

体温が低くなってきているからで、それは昨日から私も感じていました。
なので、酸素ハウスの中でも毛布をかぶっています。
部屋も5月半ば近いというのに、エアコン稼働中です。

だけど、あと本当に数日だったとしても、その間に少しでも負担を軽く出来ることがあったらしてあげたいと思っています。

たいしたことは実際には出来ないのかもしれませんが。

あんず、もういいよ。ゆっくりしようね。もう、あんずの大切な時間をいろんな事で邪魔したりしないよ。
ここまでおかあちゃんに付き合ってきてくれて本当にありがとう。

そして、どうかこれからの時間が穏やかなものでありますように。
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テーマ : 猫のいる生活   ジャンル : ペット

No title

あんちゃん。
ゆっくりのんびりね。

てんさんへ☆

こんばんは☆
コメントありがとうございます。
あんずは昨夜旅立ちました。
あっけないくらい早かったです。
夫婦で看取ってやれて良かったです。
思いやってくださってありがとうございました!
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 いらっしゃいませ
プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

サンディ
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