たとえ一瞬でも。

2012年10月のあんず。
今日はまたまた胸水のチェック。
久しぶりに9時半というちょっと早い時間の予約を取ったので、通院前に給餌をしておこうと、私も6時頃起きました。
目覚まし無しで起きられたのって、奇跡的(笑)
いつものように、あんずの方が早く目が覚めていましたが、開けてほしいコールは無し。
酸素ハウスの扉を開けてやっても、自分からは出てきませんでした。
普通はそのまま炬燵へ入ってしまうんですけどね。
具合悪いのかなあ・・・?とちょっと心配。
月曜の夜に発作があって、でもそのあと添い寝に来たり、昨日の給餌は今までになく順調だったのですけど、日々の調子は山の天気のようにコロコロ変わりますので。
とりあえず、他の子達のご飯、トイレ掃除等を済ませ、自分の寝室で水分補給をしていると・・・。
おやおや?あんずがやってくるではありませんか!
入院より1か月ほど前から、私の寝室まで来ることが殆ど無くなり、大好きだったフリーズドライのささみのおやつのおねだりもなくなり、気が付けば水も飲まなくなっていて。
退院後もずっと寝ていて、昨日の添い寝が奇跡だ!と喜んでいたのに、今朝はこちらの部屋まで歩いてきました。
後ろ足の筋肉がもうずいぶん落ちているので、貧血でふら~っとするより、むしろ筋力不足で長く歩けない・・・っていう感じもあるのですが、私の傍に来たあんずは、みんなが食べているのを見て、自分も欲しい!とお皿に顔を突っ込んだのです。
「おおお~~~!!あんず!何か欲しいの?ほんまかいなっ!?」
以前好きだったカリカリを少し出してあげました。
残念ながら、実際には食べることが出来ませんでしたが、以前のような行動を見せてくれて、どれほど嬉しかったことか。
ハウスか炬燵とトイレの往復以外動かなかったあんず。
退院してから寝たきりに近い生活のあんず。
歩いてもふらふらして、数歩でへたり込むあんず。
しかし、昨日よりも今日は目の表情もしっかりしており、良く鳴いて、先生も「今日は良く鳴くね~」と言われてました。
明らかに顔つきが違っていました。
その写真を撮れば良かったのですけど、帰宅後そそくさと炬燵に入って一切出てこないので(笑)
今日は胸水を60cc、とても大人しく素早く処置させてくれたそうで、これまでの様子から、次回はもう少し間隔を開けてみても大丈夫かも?ということで、火曜日まで通院は無しになりました。
貧血で肉球の鼻や唇の色も白っぽい薄いピンクでしたが、ほんのちょっぴり明るさが戻っているようにも見えます。
本当に微々たる違いですけど。
通院前の給餌も30分以上かかるところが、15分以内に終了。昨日と同じくらい順調でした。
あと、体重も日曜日より40グラムだけですけど増加。4.6キロでした。
いつ何時、また様子が変わってしまうかわからないけど、ご飯が欲しいと自分から言いに来たことは、入院中も退院後も考えられなかったので、ほんの一瞬の事であっても心から安堵し、嬉しく思いました♪
こんな時もあるんだね。
まだまだあんずらしく生きていけそうだね。
無理せず、のんびり、やっていこうね(^^)
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