入院。

昨年12月のあんず。
2012年3月28日。
あんずに腎不全の初期症状がみられることがわかりました。
2013年、2014年、そして2015年の昨日で丸3年が経過。
そして現在4年目に突入したわけですが、あんずは今日入院致しました。
今のあんずは、この写真の顔ほど良い表情をしていません。
たった3か月半ほどで随分変わりました。
あんずはこのところ、自分から水を飲まなくなりました。
毎朝のように少量だけど胃液を吐く。
若干肉球の色が薄いような気がする、強制給餌は嘔吐がなく、比較的順調ではあるものの、元気そのものが1か月前より無いようにも思うので、4月5日に定期検診を予定していましたけど、前倒しした方がいいと判断。
あと、胃液やお宝に鮮血があった件に関して、胃液は問題ないことは判ったのですが、お宝に関しては未だに無いので、あんずと特定することは叶わず。
その状態ではありましたが、明け方6時過ぎに診察を受けることを決め、予約状況を見ると幸い副院長先生の予約時間が取れまして。
タクシーも早朝に予約を済ませ、検査を受けてきました。
体重は幸い殆ど減ってはいませんでしたが、毎日点滴をしているにもかかわらず、若干脱水気味。
やはり、自分から水を飲まないということが「ちょっと嫌な感じがする」とのことでした。
で、検査の結果ですが、数値は更に上昇しており、これはもういかんな・・・という感じ。
この前のお話で「3日ほど入院して静脈からの点滴にトライすることも視野に入れる」と言われていたのですが、その方法をとりあえず試してみることになりました。
3日入院して治療を受けた後、それでどこまで改善できるのか?もしくは殆ど効果がないのか?
まずはそれを見極めるための入院です。
3日間以上の入院の可能性もお尋ねしました。
1週間から10日とかもあるようなのですが、入院が延びる理由としては、「これだけ入院しなければいけません」というよりも、「もう少し入院して点滴すれば更に改善されるかもしれない」という意味合いだそうです。
少しでも改善が見込まれれば、そういう判断を病院側でされることも出てくると。
ただ、あんずにとって、長い日数を入院し、そしてそれをどれくらいの頻度で繰り返すことになってしまうのか?
その辺の事も考えねばならなくなりますし、先生は「どう選択するか、その時は相談ということになります」と言われました。
つまり、望み薄なら自宅で・・・少しでも良くなって元気に過ごせる日が増えるなら、入院延長も受け入れるかという、そのあたりを考えねばならないのでしょうね。
もちろん、何が何でも入院を続けて、数値や状態さえ良くなればいいとは思っていません。
どこでどう過ごすか、誰とどう過ごすかは、あんずにとっても私たち夫婦にとっても一番大切な問題です。
治療の成果も望みたいですが、それに固執するあまり、大事な時間を病院で過ごしてしまうのは可哀想だと思いますので。
出来る範囲で・・・あんずが我慢できる範囲で・・・最終的にはそういう選択になるんだろうと思っています。
あと、こういう状態になってきたことで、今後の事についての心積りも必要だと思ったので、どういう状況になるのかもお尋ねしておきました。
それから、癲癇の発作ですが、腎不全の症状が進むと出てくる場合もあるそうで、これまで原因は特定しないという方向で投薬をしてきましたが、もしかしたらすでにあんずは、そのステージに差し掛かっていたのかもしれませんね。
あと、気持ち悪くなりやすい・・・とも言われていました。
また、貧血も進んでいるのがわかり、今回から鉄剤の投与も始まります。
これまで何とか数値をクリアしてきましたけどねぇ・・・。
この貧血が改善されると、不思議と他の事も改善されるケースがあるそうなので、先生はそこに期待したいと仰っていました。
あと、入院中のちょっと心配な事。
点滴の針を刺していますけど、その時に発作が起こったらどうなるかなあ~~と。
針がどうなっちゃうか?とか、夜中はどなたもいらっしゃらないので、どうなるかな?とか。
針に関しては、プラスチック製だそうで、暴れたりしてもそんなに危なくないそうです。
滅多に外れてしまうこともないんだとか。
あと、先生方は夜11時頃までは院内にいらっしゃるそうで、その間に起こったら当然処置はしていただけますが、それ以降の時間となると・・・。
先生を1人付き添わせる事は出来るそうですが、高額な費用が発生してしまうそうです。
とりあえず、発作が起こらないようにと願って・・・あんずを預けて帰宅しました。
カゴの中でわーわー文句を言っていましたが、そういう元気はあるんだよねぇ(^^;)
目ヤニもここ数日、いきなり出始めて、拭いてもすぐ溜まってしまいます。
色んなことが起こりだしたあんず。
避けがたいところまで進んできてしまったのは、どうしようもないとは言え、非常に辛い思いですけど、どうかこの入院による治療で改善が見られますように。
それがあれば、今後の治療も色々計画が立ちますから。
3日入院するだけで、3週間ほど自宅で過ごせるとかだと嬉しいな。
いえ、2週間でもいい。とにかく長い入院をして、自宅の生活が短い・・・という事はしたくありません。
退院は水曜日夜の予定です。
入院を覚悟して行ったので、お薬セットとご飯も持参してお渡ししてきました。
あと、水曜日はチャチャの3回目の抗がん剤治療の日ですので、夜2にゃん一緒にお迎えに行くことができます。
「お、あんず!水曜日はチャチャが入院してるよ。チャチャに会えるやん!それまで少し我慢して待ってなね」
先生に、この2匹は仲良しでラブラブなんですよとお伝えしておきました。
もしかしたら、お隣のケージに入れてもらえるかもしれないよ(^^)
現在私、数日前からの歯茎の腫れが酷くなり、明日予約が取れたら出来るだけ早い時間で歯医者さんへ行くつもりです。
その足で見舞いに行けたらいいな。
どっちにしても、どこかの時間で見舞いには必ず行きますけど。
酷い肩こり、体の右側酷使のせいで歯茎が腫れたと思っていたのですが、親不知の辺りのズキズキが物凄いのです。
歯茎を裂いて出てくるあの感じにそっくり。
親不知は高校生の時、4本ともそうやって頭だけちょこっと出かかって、猛烈に痛かったので、歯医者さんが歯茎を少し切って出してくれたのですが(抜歯はしない方針でした)、まるで今から更に出てくるかのような痛みです。
虫歯の自覚はなく、滲みたりもないので、もしかしたら親不知があらぬ方向へ正常な歯を押しているのかも?
とにかく、歯茎の腫れからほっぺたの腫れへ広がったので、あんずを預けている間に治療開始できるようにと思っている次第です。
ああ、親子そろって踏んだり蹴ったりって感じですが。
明日は支払いの仕事もあるし、チャチャの世話もあるしで、夫に在宅をお願いしました。
あんずの事が本格的に「いよいよ」の段階に突入した事を踏まえ、「契約の仕事は行っても行かなくても実はどうとでもなる」という夫の発言もありますので、当面は週3日を週1日の出勤に抑えてもらいたいです。
あんずが退院した後、私がどうしても留守にせざるを得ない間、家に誰もいないことは避けたいと。
あんずの傍にいつもどちらかが居られる状態を作りたいです。
あんずに安心してもらって、少しでもご機嫌になってもらって、いつもの家族に囲まれているそんな時間を、これまで以上にたくさんたくさん作ってやりたいので。
「収入がなくなるけどね」と言われましたけど、もういいじゃん。
それより大事なことがあるでしょ。
どうせ定年してるんだし。
正社員で勤めてる間は、当然こんな事は考えられませんけどね。
あと2か月ほどで18歳。
その日を穏やかに過ごしてもらうべく、夫婦で出来ることは全部してあげたい、その気持ちだけしかありません。
それに、あんずはおとうちゃん子だしね(^^)
おかあちゃんもおとうちゃんも、あんずに対して出来る事は色々考えるからね。
だから、あんずも頑張ろうね!
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