若干・・・。

2年ほど前のあんず。
すでに腎不全の治療は始まっていたけど、まだまだ普通に元気で、大好きな夫の後をついて回ってはナデナデをおねだりしていました(^^)
でもですねぇ。最近は全然。
夫の傍に自分から行くことなし。
ずっと寝ています。
前足の筋肉も落ちて、特に右前足の指先辺りは筋肉が薄っぺらくなっています。
おまけに、折れ曲がったまま立ってることもあり。
気づいてないのか何なのか。
発作のせいで、やはり何かしら神経的な問題が出ているのか。
単なる老化の症状なのか。
よくわかりませんけどねぇ・・・。
それと、最近炬燵の中を覗いた時に思ったこと。
「ん?・・・若干・・・獣臭い」
ほんの僅かですけど、これまで感じなかった獣臭ささが漂っているような・・・。
ああ、獣臭いと一括りで表現するのは言い過ぎか(^^;)
で、ふと気付きました。
あんず、もうこのところ全くと言っていいほど毛繕いをしていません。
ただただ、ひたすら寝ているだけ。
前までは、給餌の後、自分で顔を洗ったり、全身を舐めて毛繕いしていたのですが、「そういえば、もう数か月もそういう姿を見てない」ということに気付いたわけで。
猫は毛繕いをする動物なので、体臭もあまり感じませんが、毛繕いしなくなるとさすがにこうなってくるのか~~。
近くのお店に体を拭くシートが売られていたように思うので、それで毛繕い代わりにやってあげましょうか。
給餌も少しこぼすことも出てきて、「ああ、お爺ちゃん。人間のお爺ちゃんの介護とそっくりだわ~」と思います。
人間も動物も介護に関してはよく似た部分がありますよね。
ん?じゃあ、若干獣臭いのは例えて言うなら「加齢臭」か?
って・・・違うか(^^;)
まあ、こういう事が起こりだすのは寂しいですが、それだけ長生きしてきたということでもありますので。
しかし、あんずは面白いところがあって。
給餌されるのがもともと好きではないので(そりゃ当然だと思います)、最初は少し抵抗するんですよね。
ウロウロ歩き出したり、トイレに入ってしまったり。
はたまたポンプから顔を背けてみたり。
好きな事ではないと解っているので、私も最初は優しく「これ、あんず~ちょっと頑張って食べておかないと。ね?」なーんて言いながらやってるんですが、あまりに時間がかかりすぎて、しまいには・・・
「あんず!しっかりしろ!ダラダラするよりチャッチャと終わらせた方が後が楽!ほい!男だろ!頑張れ!」
とパキっと言うと、不思議としゃんとするんですよ(笑)
今までクネクネ身をよじらせていたのが、ちゃんと前を向いて食べるようになるんで、一応「注意されてる」ことは理解してるのかな(^^;)
自分から何も食べないというか、もう歯が悪いのでほとんどカリカリも食べないもんですから、給餌は欠かせないのですが、優しくしてばかりいると、一向に終わりません。
そうすると、拘束されてる感が更に長くなり、結局良い事もなく。
少々厳しいかもしれませんが、ダラダラしない方が良いのですね。
もちろん、給餌することに関して、あんずに負担があるような場合は別です。
発作の後とかね。その時は十分に時間をかけ、量も減らします。
それ以外は、ご機嫌をとり続けて時間が掛かってしまう・・・ということの無いようにしています。
なんだかんだ言ってもね、あなた、まだまだちゃんと給餌出来るんですから。
きちんと食べて、きちんとお宝出してますからね。
何だか、ダダこねてヘルパーさんを困らせる人間のお爺ちゃんを見ているかのような気も・・・しないでもないですが(^^;)
ま、そんな感じですけど、ご飯に関しては比較的順調なあんずです。
あとは身綺麗にしましょうね~とりあえず、体を綺麗に拭きませう。
ダンディ?なお爺ちゃん猫を目指そうね。
でないと、ハーレムから追い出されるぞ~~~(笑)
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