数日前のライスとグレ。仲良く私のベッドで寝ています。
今日はライスの抜糸の日。
家を出る直前、おむつの中にお宝どっさりだったので、急いで掃除してお尻周りもフキフキ。
やっぱり抜糸が済んだら、腰回りだけシャンプーしなきゃおしっこ臭いなあ・・・。
手術跡は問題なく、抜糸も完了。
先生には、お尻周りがいつも尿漏れで濡れてるので、毛をカットして欲しい旨お願いしました。
やっぱり尿漏れは止まらないです。もしかしたらこれからずっとかもなあ。
おむつを替える時にお尻は拭いてますが、毛にも漏れたのが流れることがあるので、その分拭きやすい・洗いやすいように毛をカット。
早速帰宅してから、初のシャンプーをしました。
と言っても、薄めたボディーシャンプーを軟らかい布にびしょびしょに浸して、それで優しく拭く感じ。
でも、やっぱり泡立てた方が臭いも汚れも落ちるので、泡立ちの良い洗顔用ネットを買ってきて、それで洗うことにしましょう。
だけど、ライスの毛は物凄く柔らかいのが密集しているので、なかなか乾きません。
ドライヤーを結構長く使ったけど。濡れたのは腰回りの一部なのに、かなり時間がかかりました。
亡くなったチョボはあっという間に乾いたけど、確かに毛の質が違ったなあ。
同じ「猫毛」でも違いがこんなにあるとはね。
服が無くなり、カラーも外れ、おむつのみになったライスですが、服があった時よりおむつが少々ずれやすい。
お腹周りがでっぷりしてるのに、腰回りは痩せてきているのでアンバランスでずれやすいのかも。
服があった時は、摩擦でずれにくくなっていたのでしょうね。

ところで、検査の結果です。
上の写真はその文章の一部。
病名は「悪性の尿路上皮癌」でした。
検査所からの所見は以下の通り。【粘膜から筋層にかけて、楕円形核と中等量の好酸性細胞質を持つ立方形の尿路上皮細胞が胞巣状から島状に増殖し、線維性間質の増生を伴っています。腫瘍細胞は既存の膀胱粘膜と連続し、腫瘤周辺の粘膜では広範な潰瘍や炎症反応が観察されます。腫瘤内には広範な出血や壊死、または腫瘍細胞の弧在性壊死やアポトーシスが認められます。腫瘍細胞の細胞異型は中等度から高度で有糸分裂像が高頻度に認められます。(高倍10視野あたり59個)。腫瘍は筋層深部にまで浸潤し、一部は漿膜に達しています。組織学的悪性度が高いことから、悪性の尿路上皮癌と診断します。動物の膀胱尿路上皮癌のグレード評価によると、本例は高グレードに相当します。切除部位付近の間膜や粘膜のサンプルには明らかな腫瘍細胞の浸潤・増殖は観察されませんが、腫瘤部の腫瘍細胞は漿膜まで浸潤していることから、術後の経過観察が推奨されます。】
大体のことは読めばわかりますが、ざっくり言うと・・・
①切除した腫瘍そのものと周辺の組織で高グレードの悪性腫瘍と診断される状態であった。
②残された膀胱内の組織には浸潤が認められなかった。
③腫瘍そのものには浸潤があるので、残された膀胱において再発が絶対無いとは言えない。
今のところ、残った膀胱で浸潤が認められ無かったとは言え、目に見えないレベルでの悪性の細胞がどこでまた芽を吹くか。
今回の手術でギリギリ取り切ったのであれば良いのですが、こればかりは経過をみるしかありません。
高グレード判定が下るとは私も思ってもおらず、まだ初期であれば・・・くらいに願っていましたが、それどころじゃなかったってことですね。
やはり手術してまずは良かったと言うことでしょうか。
ライス自身はそんな状態でもいつもと変わらず元気で、ただおしっこの問題だけがあったので、まさかこんな事とは・・・と私もびっくりしました。
これほどの事であれば、もう尿漏れがどうのより、再発しないことのみ願って過ごしていくだけです。
また、化学療法については2~3方法はあるものの、腎臓への負担が大きいことと、このレベルになると効果もあまり期待できないかもしれないらしく、私もこれ以上はあれこれ治療方法を探す気にもなれません。
今と同じ生活スタイルをできるだけ自然な状況の中で送って貰うことのみ考えることにしました。
もうすぐ18歳なのに、手術にも耐えたし、悪性の部分は一応は取ったのだし。
これからはおむつが必要ではあるでしょうけど、いつもと変わらず過ごしていきましょう。
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本日のライス。
尿漏れは続いています。
常にお尻周りの毛が濡れている状態なので、1日1回シャンプー水で周囲を綺麗にしてから乾かすことに。
猫のおむつかぶれは、私は今まで経験していません。
これまで数匹おむつをしてもらったことはあるけど、誰もこんな風にはならなかったし、かぶれもありませんでした。
しかし、ライスの場合は横になってる間もちょろっと出ているので、どうしても毛に垂れていくのかなと。
服も1日1度は洗濯するようにして。
猫のおむつかぶれ予防は、綺麗に洗って乾かした後は、ワセリンを塗っておくのが良いそうです。
なので、明日は仕事の帰りにワセリンを買ってきましょう。
あと、ドライヤーで乾かすのも、両手が空いてるほうがライスを保定できるので、ハンドフリーのペット用ドライヤーを発注。
ついでに、Mサイズのマナーウエアも4袋注文。
日曜日は、抜糸に行くつもりなので、お尻周りの毛を刈ってもらった方が良いか相談しましょう。
いつか治るのかな・・・どうなのかな・・・。
腫瘍の良性・悪性については、多分抜糸の際にわかると思われます。
当のライスはマナーウエアには抵抗がなく、リラックスして過ごしてくれているのが幸い。
Mサイズは大きいのかなあ・・・と思って、後日Sサイズのお試しパックを買ってみましたが、歴然と違う。
パットの広さが。胴回りも。
これは試すまでもなく、ライスには無理と即わかりました。
それにしても、今日は1度もトイレに行っていません。
ただいま、午後10時半を回ったところですが、なにやらチョロチョロ漏れでおしっこを済ませてしまってる感じがしないでも無い。。。
昨日までは、トイレでおしっこポーズをしてましたけどねぇ。
とりあえず、本猫は元気です。
私の手間は少々増えちまったけど。
さあ、その術後着もあと2日の辛抱だよ。
それが脱げたらかなりすっきりするよね。
いつか、マナーウエアも外せるようになるといいな。
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帰宅後、血尿は見られず、今のところ順調に思えるライス。
しかし、困ったこともあります。
昨日、ベッドにおしっこ横漏れしているのを見つけた後、術後服をチェックしたら、案の定おしっこで濡れていて臭い・・・。
やはり、点滴の際にマナーウエアがずれてしまって修正しきれてなかったのだろうか。
抜糸まで我慢出来るかと思ったけど、部屋も臭くなってきたのでこれは無理と判断。
今朝、服を脱がせ、マナーウエアとカラーで過ごしてもらい、服はペット専用の洗剤で洗濯。
早く乾かすために、ピアノ室の除湿機で「速乾」モードを使って1時間。
また着てもらって、マナーウエアをしっかり止めて終了。
しかし・・・
どうもなあ・・・
マナーウエア、サイズ的にはお腹周りがタプタプなのでMサイズでないときつそうなんですけど、そうするとおへそ辺りがだぶついて。
徐々に落ちてきそうな気がしないでもない。
でも、Sサイズだと明らかに胴回りが止められないんだろうなあ。
真横にテープを止めるより、斜め下に向けてバッテン状にしてみたら、少しはお腹周りの緩みが解消されるかな。
ところで、服は洗ったものの、本猫の体も臭い。
手持ちのシャンプー水で拭いてみたけど、取れないです。
イオンのペットショップでも以前使っていたタイプの泡シャンプー、探してみたけど無し。
なので、薬局で人間の介護用泡シャンプーを購入。
お風呂に入れない時に使える奴です。
少量をつけてフキフキ。あとは綺麗にウエットで拭き取って・・・どうにか臭いのは落ちたのかなあ。
あと、部屋もおしっこ臭くなってきては困るので、排泄時の臭いを良い匂いに変えるアースノーマットを購入。
いつもは蚊取りのノーマットですが、介護用でトイレの臭いを良い匂いに変える物があるんですね。びっくり。
手持ちのノーマットの器具に装着できるので、1つ買ってみました。
が、臭かった時だけ使ってみようと思って、まだスイッチは入れてませんし、ライスの臭いも少々落ち着いたので、部屋のおしっこ臭さも減った気が。
尿漏れが横になってる時にもチョロっとあったりしたら、自分の体を伝って毛も濡れるだろうし、それが服を濡らしてしまったのかもしれないし、そこから臭いのが当然発生しますよね。
この症状が治らない限り、あちこち漏れたおしっこで濡れたり臭ったりの繰り返しになるかも。
それはそれで、こちらの負担も更に増えるので大変です。
炬燵布団は所々既に臭い(笑)
布団とカバーの間に潜り込んで寝ることもよくあるので、そこにも付いちゃってるんだな。
困ったもんだなあ。。。
これ以外は食事もよく食べ、立派なお宝もしているので、普段通りいい感じですけど。
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本日のライス。
ほどよいお日様の光で猫部屋がほんわかしていて、ライスも久しぶりの日光浴をフルーツタルトベッドで楽しんでいます。
手術前は、もうすぐ18歳ということで体力的な事も心配していましたが、何ら以前と変わらず、よく動いています。
ちょっと違うな・・・って思うのは、猛烈な鳴き声があまりしなくなったこと。
やっぱり違和感から鳴いていたのかなあ・・・?
ご飯もしっかり食べ、マナーウエアの中に立派なお宝がゴロゴロと(^^;)
おしっこは、今のところ少量ずつしていますが、血尿は見当たらず。
朝は、術後着を着たまま点滴。ちょっと難しい~。
術後着のマジックテープを剥がした時に、マナーウエアも少々ずれたのか、今見たらベッドにおしっこ横漏れの跡が。
すぐに取り替えましたが、たった1回目で慣れてくれたのか、終わるまで黙ってじっとしています。
賢いな、ライス。
今回はしっかり止めてっと。
早く尿漏れが治るといいね。
抜糸は日曜日に行こうと思っています。少しでも早く術後着、脱ぎたいもんね。
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「なんか色々体に纏わり付いてるんだけど!」
と言いたげなライスですが、今日の午後一旦帰宅しました。
一旦というのは、「また入院します」ではないのですが、とりあえず自宅で様子を見て良いということで。
ただし、血尿がうっすらでも見られたら即病院です。
今はすっかり煩いライスに戻り、帰宅してからは、やはり少々パニックになってました。
でも、ようやく落ち着いてきた模様。
ただ、1つ問題があって、膀胱が小さくなった分、尿漏れが暫く続くようです。
そのうち落ち着いてくれるだろうと思うけど、「希にこのまま続く子もいる」とのこと。
しょうがないね。暫く様子を見ていくしか。
黄色い術後着は病院で着せてもらいましたが、帰宅してから尿漏れの跡を拭いて回るのが結構大変で・・・
仕方無いので、暫くマナーウエアも併用してもらうことに。
帰宅後、急いでイオンへ行って買ってきました。
しょっちゅうポタポタさせているわけでもないのですが、さすがに拭き続ける生活はこちらも無理なので、ライスには我慢してもらうことに。
来週抜糸が済んだ時点で、一度マナーウエアは外して、尿漏れの頻度がどれくらいか再チェックし、その後はまた考えましょう。
時間が掛かっても治ってくれるといいなあ。
悪性か良性かは、あと数日で結果が届きそうです。
病院では、ずっとi/d缶による給餌だったそうですが、快便だったらしい。良かった良かった。
しっかり量も受け入れてくれたそうで。
動きもしっかりしていて、体力的には問題無し。
あとは、状況に合わせて色々利用しながら、生活をしていってもらえたらと思います。
1人でマナーウエア、装着出来るかなあ。。。と思いましたが、意外とすんなり履いてくれた。
点滴は、今の腎臓の様子から、1回200ccだったのを150ccに減らしてみましょうとのこと。
3日に1回のペースは変わらずです。
入院部屋では大人しく寝ていたライスも、さすがに帰宅してからは、別猫(笑)
今は、夫の部屋の窓際で、カーテンに隠れて寝ているみたいです。
そうそう、西日が暖かいもんね。
ご飯は適宜食べてください。あまり食べなかったら給餌するぞ~~!
しかし、一昔前に比べると、手術後の保護服って立派になりました。
20年ちょっと前は、包帯をぐるぐる服のようにして作った物があったりで、窮屈でした。
今は、体にジャストフィットしてくれる柔らか素材で、本当に動きやすそう。
伸縮性があるので、着せる方もやりやすい。
カラーも一応貰ってきましたが、要らないかも。
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今日は予約しないで、見舞いだけ行ってきた。
先生のお話を聞きたい時は、予約が必要なんだけど、まだ丸2日しか経っていないから、あまり変わらないだろうと思い、様子だけ見に病院へ。
昨日はさすがに静かに寝るばかりだったが、今日は横になりながらも、目はしっかりしていて、表情も落ち着いていた。
ただ、時折むくっと起き上がって、きょときょと辺りを見回し、トイレの中を覗き込み、「ここ、どこだっけ?」って言いたげな顔。
家に帰っても同じような事になるのかなあ。
それから、また横になって、私の方を見たりウトウトしたり。
扉越しに話しかけていると、馴染みの副看護師長Sさんが「開けましょう」と部屋に入ってこられた。
多分、1年以上お顔を見てなかったSさん。
開けてもらったので、手を入れてカラーの隙間から顎の下をかいてやった。
暫くそうしてると、徐々に目を閉じ始めて、ちょっと気持ちよさそうな顔に。
Sさんの話だと、ライスは病院でもとても落ち着いていて穏やかだとか。
入院中のストレスが一番良くないので、その点はライスは安心できるそう。
「比較的順調にいってると思いますよ」とのことで、ほっとした。
今回の事は、手術当日に院長先生とお話している最中にもまだ迷っていたことや、それでも今やらないとどうなるかわからないと思ったり、こういうことは最後になるだろうと踏み切った事等をSさんに言った。
「これは本当に取って良かったと思います」
Sさんにはっきりそう言われて、選択は間違ってなかったと思えて、少しほっとした。
結果はまだまだわからないし、「アレが一体どういう物なのか」だが。
ライスにとって今回の手術が「ライスの為」になることを願うのみ。
30分ほどいたけど、そろそろ行かねばと立ち上がると、「もっと居てもいいんですよ」とSさん。
次の用事があるのでまた明日も来ます。
「そっか~」と、私が忙しい人間だということを思い出されて苦笑い。
もっと長く居る親御さんもたくさんいるけど、私はいつもバタバタだ。
でも、これまでもそうだったけど、いつも皆さん本当に良くしてくださる。
だから、私が少しの面会しか出来なくても大丈夫だと思える。
何より、今日の表情は昨日よりもずっとずっとしっかりしていた。
なので、私も安心して次の用事へ向かうことが出来たのだった。
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