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あれれ。

携帯より。

リオの退院延期になりました。
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もうひと踏ん張り!

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今日の午後、とある大学の前を通って帰宅しました。
桜の木を植えたって聞いた記憶があるのに、全然殺風景。
数年後には桜で満開になるのかな。
だったら、また歩きに来るんだけど。



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2015年8月のリオ。

今日のリオの写真はありません。撮れませんでした。
病院では基本的に携帯は切ることになっているからです。
この前はこっそり入院室で撮ったのでした(^^;)

土曜日に抗がん剤治療のため午前中に入院したリオですが、午後お電話があり、カルシウムの数値がまた高くなっている事、抗がん剤は予定通り行うとのことでした。

ん~やはり高くなっていたか・・・。

前回、日曜から火曜まで3日間入院して、退院出来る数値に下がったので帰宅したのですが、水曜から土曜日の午前2時あたりまではとても元気で、よく食べ、よく甘え~だったのが、夜が明けた時にはなにやら静かに。

呼んでも返事無し。
炬燵から出てきて爪は研ぐけど、その後座ったまま。

むむ・・・これは前と同じパターンではないか。
また数値が上がっているのかもしれない。

そう思っていたら、案の定でした。

抗がん剤は予定通り無事に終了し、お迎えは夜7時半のお約束をして病院に行きました。
で、副院長先生とお話したのですが、抗がん剤の後は腎臓への負担を出来るだけ軽くする意味でも、このまま静脈点滴を続けた方がいいと思うと言われました。

カルシウムの数値の事もありましたし、高い数値のまま帰宅してもろくなことになりませんから、その場で了承し、リオは昨日病院でお泊りとなりました。

家に帰れるはずだったのに、残念・・・。

で、今日はお昼前に夫と2人して面会に。

午前11時半頃到着。
あまり早く行くと午前中の血液検査が終わっていない事もあり、数値の結果を聞くまで長く待たねばならなくなるので、遅めに行ったのでしたが・・・。

入院室に入ったら看護師さんから「今日、ワンちゃんもこの部屋に入っているので、リオちゃん気が立っていて、向こうのお部屋に引っ越ししてもらおうと思ってるんですが、抱っこしてもらっていいでしょうか」と言われたのでした(^^;)

2階は猫、小鳥など小動物専用フロアーなのですが、「なぜにワンちゃんが?」と伺うと、1階の入院室を少し工事せねばならないようで、一時的にワンちゃん数匹が2階へお引越ししているのだとか。

ワンちゃんの姿も匂いも知らないリオにとって、そりゃストレスでしょうなぁ。

引っ越し先は処置室の一角にある酸素室でした。
すでに猫ちゃんやうさちゃんがお引越し済み。

イライラが募って今日は暴れたらしく・・・(--)

副院長先生曰く「そういうわけで、まだ血液検査が出来ていないんですよ」

あらまあ・・・。そんなに・・・。

リオを見ると、うーうー唸っておりました。
暴れるって、よっぽどだよねぇ。

血液検査は針を刺しますから、落ち着いた状態になってくれないと危ないですもんね。

よしよし、じゃあ、おかあちゃんが抱っこしてお引越し~お引越し。

奥で踏ん張っていたのを抱き上げて、酸素室へ入れました。

病院の人には暴れても、私にはそうしない。

うむ。

母に勝るものなし!!

ワンちゃんの匂いや鳴き声から離れて、酸素室は扉もきっちり密閉タイプですから、かなり遮断されて良かった良かった。

暫くナデナデしていましたが、一緒に行った夫が顔を出すと、「ウウウウウ!」と唸る。

ほえ?

男の人と見ると唸るのかな?

でも、それもさすがにじきに落ち着きましたけどね。

夫は「おとうちゃんやんか~」と一生懸命訴えてましたけど(笑)

「あとで落ち着いたら血液検査をしようと思うので、後ほどお電話しますが」と言われたので、せっかく来たもんですから「私が付き添って今出来るなら・・・」というと、すぐ準備をして検査をしてくださいました。
看護師さんが後ろから抱きかかえるようにして、首から採血。
どうもリオは、横にされて足から採血されるより、こちらのスタイルの方が落ち着いているそうです。

ウーウー言いながらもササッと採血終了。

酸素室へ戻して、またナデナデしたり、ご飯を勧めたりしていましたが、環境の変化にとてもナーバスでデリケートすぎる性格と・・・右目に涙を溜めて訴える姿を見ると、やはり遠くへの入院、そして大がかりな手術、その後のケア諸々はストレス以外の何物でもないと改めて感じました。

そうそう、以前見舞いに行った際も、2日目頃から涙を浮かべていたんですよ。
また風邪っぽいのかな?と心配したのですが、帰宅したら涙は出ず。

まあ、人間のような泣き方をしているのではないでしょうが、それでもそういう顔を見ると、うんうん、すぐ帰ろうねって思います。

で、検査の結果は、また更に下がっていて、あと少し!で前回と同じくらいの数値になりそうなんですよね。

先生も「どうしましょうかねえ」と言われたのですが、リオには申し訳ないですが、中途半端な数値で帰宅したら、またすぐに上がるのでは?と思ったので、ここは前回と同じくらいまできっちり下がってから帰宅した方が良いような気がする・・・とお話しました。

一度きっちり下げておいてから、自宅での皮下点滴を試してみようと。

なので、今晩もお泊りです。

きっとこの調子なら、明日のお昼には退院できると信じています。

で、自宅での点滴なのですが、獣医師の世界では、このような場合は静脈点滴が定石なのだそうで、皮下点滴でカルシウムの数値が下がるとか維持できるという例は分からないのだとか。
なので、無駄なのかもしれませんが、もしかして?という事もありますし、こんな性格のリオの負担を減らせるのなら試す価値ありということで、病院で使っている生理食塩水で行うか、カルシウムを下げるための輸液を使うか、また明日にでも決まると思います。

問題は・・・果たして自宅で出来るのかどうか?
そして、するとなると早く点滴を落としたいので、18Gの針を使いたいのですが、刺さるかどうか?

もしも自宅では大人しくしてくれなくて不可能だった場合、元気がなくなるまでは自宅で自由にさせておいて、また大人しくなったら入院で静脈点滴・・・というパターンになるかもしれませんねぇ。。。

週の3日は入院。あとは自宅。
そのパターンもあるかもしれません。

ただ、抗がん剤が働いてくれて、それによってカルシウムの数値が安定するようになれば、こういう余計な心配は1つ減る事になりますが。

ただ、今度は抗がん剤による副作用も気を付けねばなりませんので。

そちらの副作用に関する数値のチェックは、土曜日あたりになりそうです。

とにもかくにも、退院したら、自宅でもちょっと頑張ってもらわねばなりません。
18Gで出来れば、時間は10分ほどで済むかな。21Gだと・・・ん~ちょっと長いよね(^^;)
それと、せっかく頑張るんですから、皮下点滴でもカルシウムの数値が安定してくれた!という、良い例を作ることが出来たらいいのになって思います。

先生も「やってみないとわかりませんからね」って言われてますし。

どうかどうか、少しでも奇跡が起こりますように。


今頃心細い思いでいることでしょうね。
でも、もうひと踏ん張り!
そして、出来るなら2~3日くらいは病院に居ても大丈夫になっていってほしいな。
今後の事もあるからね。
少しずつでいいから慣れていってくれたらなぁ。


私の前で出されていた缶詰を食べだしたので、食欲は復活している模様。
トイレに入っておしっこもしていました。
よしよし。
早くお家に帰って、炬燵でゆっくりしようね。
その為だから、今晩何とか乗り切ってね。


これがほんとに遠くの病院へ入院させていたら、すぐに面会とか難しかったよなぁ・・・。

何かあっても呼ばれてもすぐ行けない。


あれからまたしても少し悩みはしたのですが。
今日のリオを見て、選択は間違っていないと確信しました。



面会が終わって、徒歩で帰宅。

もう~この間から徒歩で病院に行ってばかり。
リオを預けに行く時はタクシーで。帰りは徒歩。
迎えに行く時は徒歩で。帰りはタクシー。
面会だけなら自転車で行くんですけど。

足の裏が痛いです。
股関節も痛いです。
半ケツ痛~~。

体、硬くなってますわ。

帰宅して遅い昼食。

とっくに植えていたはずのジャガイモの種イモを、ようやく半分に切って草木灰をまぶして温室へ。

忘れかけていた通信講座のレポートの添削が送られてきている事にも気づき、中を読む。

びっくり(笑)

解答用紙の一部に質問用のスペースがあり、それに対する返信スペースも小さくあるのですが、添削してくださった先生はそれでは書き足りず、更に原稿用紙2枚が付け加えられていました。

丁寧な添削指導とありましたが、こんなにびっちりとは・・・(笑)

リオの事で2回目のレポート提出のための勉強も早々におろそかになっております。
またやり直さねばなりません。

ま、半年間は無料延長可能だから、何とか修了できるかな。

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Simple is best?

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明日の抗がん剤治療1回目を控えているリオ。

あれこれ玩具を沢山買ってきて、少しでもご機嫌になってくれたらいいなと思っていましたが、リオが最終的に気に入ったのは、私が買ったものではなく、数か月前にお友達のピエールさんよりプレゼントされていたキャットニップ入りの玩具でした~~!

私が買ってきた玩具は三又トンネル以外、ほぼ無視状態。
三又トンネルだって、昨日入ってこちょこちょした程度。
でも、これは多分また気が向いたら入ってくれそう。
しかし、他の玩具はほぼ撃沈か。

リオ以外の子達も素通りが始まり、夫と2人して「以前のようにはいかないなぁ。玩具よりナデナデの方が好きだもんな」と苦笑いしちゃいました。

でも、せっかく買ったのですから、まだまだ使いますとも。
時々スイッチを入れてネズミを走らせて。
猫は気まぐれ。いつ食いつくかわからんぞ~っと。

ところで、頂いたこの玩具は、キャットニップが物凄く沢山入ってるそうで、反応が半端ないとお聞きしていました。
今までもマタタビ入りのキッカーなど使ったことがありますが、ここ数年まったく無視されていて、汚くなった事もあり全部処分したんです。
でも、この玩具のお蔭で、またご機嫌な様子を見ることが出来ました。
結局何だかんだ選んだつもりでも、最終的にはシンプルな物が好きだった!という事でしょうか(^^)


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今日の様子は、やはり本来のリオに比べたら動きは大人しく、走ったりは一切しません。
ゆっくり移動、ゆっくりお休み、時々遊ぶを繰り返しています。

自分でカリカリを少し食べ、水も飲み、名前を呼ぶと返事をし、傍に行って撫でてやるとじっとしています。

なので、小康状態でしょうか。

今朝のステロイド投与は、失敗は1度だけ。2度目はごっくんとしてくれました。

明日は半日入院。
どうか副作用が軽く済んで、少しでもリオの大切な時間が伸びてくれますように。

また、昨日再度夫と手術の可否について話し合いましたが、やはり「否」という事になりました。

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あれこれと。

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経理の仕事で外出したので、ついでにペットショップも覗いて、ネットで「これはどうだろう?」と思っていたものを見つけたので買い漁ってきました。

チーズ型の玩具(ネズミが2匹自動でランダムに出たり入ったりする)・円形の玩具(ネズミが1匹自動でランダムに回ったり前後したりする)・中に好物を入れておいて、揺らして遊びながら取り出す玩具・たっぷりした長さのあるマタタビ入りキッカー2柄・マタタビ入りのネットキッカー太巻きちゃん(ネットに歯が軽く引っかかるので歯磨きにもなるそう)・三又トンネル(一つだとリオが遊べないかもしれないので)・ふみふみしたくなる猫型マット2柄。

最近リオはベッドに敷いている分厚いモフモフをフミフミするんです。
急に起き上って「フミフミフミフミ・・・」。
なので、これも加えてあげたらどうかなと思って。

ネズミが動く玩具はどんな風に動くのかお店では見られなかったので、チーズ型の方を出してみたら、肝心のリオは炬燵でオネム。
その代りにグレが反応していました。

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動きは地味です。
でも、夫も言っていましたが、「リオにはこれくらいが丁度いいかもしれない」と。

具合が悪くなってからジャンプしたり、この前までのようにピョンピョン飛び跳ねて走ることがなくなったのです。
なので、紐とか羽じゃらしとか出しても反応が悪く。
なら、せめてその場でちょいちょいと遊んでくれる大人しめの玩具の方がいいだろうと。

同じくネズミが動く円形の玩具も、多分同じように少々地味な動きかもしれませんが、興奮しすぎて不整脈に繋がったり、疲労が出たりするよりは、目で見て「お?」と思って、ちょいちょいとおててを出してくれる程度で十分です。
キッカーだって、今までみたいに抱きかかえてケリケリするようには思えないのですが、マタタビ入りだからクネクネくらいはしてくれるかも。
猫太巻きも同じ理由で購入。あ、可愛かったからってのもあります。

好物を入れて揺らして遊んで取り出すのだって、リオの好物って・・・ん?なんですけど、カリカリじゃなくて缶詰のフレーク部分を小さくほぐして入れるのもアリかと。汚れますけどね。洗えるからいいか~って。

ネットでは他の物も物色しているので、今日買ってきたものがいつまで経ってもそれほど役に立たないようなら、ネットのお店の物も追加購入しようかと思っています。
炬燵から出てきたら、まずはチーズ型の玩具、出してあげよう。反応してくれるといいんだけどなぁ。
それと、土曜日まで通院をしなくて済めばいいんだけどな。
いつ何が悪化するかわからないという不安がありますので。。。


玩具を色々詰め込んでレジへ持って行って支払いしようと財布を開けた途端、急に涙が込み上げてしまいました。

検査の結果を受け取った時も、涙は我慢できたのに。

家の猫ダンスの引き出しにも、今まで買った玩具が沢山沢山入っていますが、どれも飽きたのか見向きもせず。
だけど、それでも懲りずにもっと色々買ってあげてたら良かったなって。
こんなことになってから一杯買ったって・・・って思うと、急に込み上げてしまったのでした。。。


☆昨日のお迎えのタクシーさんが。。。

昨日の夕方、再検査の為に再び病院に行ったのですが、迎えに来てくれたタクシーの運転手さんが行き先を聞いた途端「またどこか具合が悪いんですか?」と訊いてきました。

癌かもしれないことを話し、昨年の5月には腎不全の爺ちゃん猫、12月には肺がんで婆ちゃん猫を見送って、立て続けだという話をしたら、私の方を振り返って・・・

「5月の時に京都へ送ったの、僕ですよ」

え?色付きの眼鏡を昨日は掛けてらしたので気づきませんでした。
そうだったか~!

「あの時はお世話になりました」

この運転手さん、あんずの京都での葬儀で送って下さった時も「あの猫ちゃん、何回も僕病院へ乗せて行ってますわ」と言われて、そうだったのかと思ったのですが、この人に当たる確率、私相当高いってことですね。
あんずの治療で何回も。葬儀でも。そして、きっとそれ以外の子達の時もあったのかも。
で、今回も・・・です。

「じゃあ、今いるのは8匹ですか?」

「えっと・・・9匹ですね」

数は1匹だけ違っていたけど、そんな風に記憶してくれていたんですね。

色々タクシーの中で今回の事をお話したり、ドラマ「猫タクシー」の事を話したり、運転手さんちの猫ちゃんの話をしたり(2匹いるそうです)。

降り際に「お大事にね」と言ってくれました。

運転手さんの指名が出来たら、この人にずっと頼みたいのにな。

不安な気持ちで再検査に向かったのですけど、少し心が和んだ一瞬でした。


☆投薬苦戦

今日から決まった時間に1日1回だけステロイドを投薬。
午前9時半にトライ。
貰ったのは錠剤タイプ。
粉と錠剤とどっちがいいか?と聞かれて、カプセルに入れるからどちらでも良いと言ったら錠剤になりました。

今まで投薬経験ほぼ皆無のリオ。
神経質で口に何かを入れられるのが大嫌いなので、ちょっと格闘になるかも?と思ったのですが、格闘にはならずにすんだものの、4回失敗。
飲み込むのを上手に拒否る。
カプセル次第に溶ける。
5回目にようやくごっくん。

粉薬にしていたら、詰め直しが面倒だったに違いない。
明日も頑張らねば。

投薬だけでも相当ビビるリオ。
自宅での皮下点滴もやってみる気ではいるけど、終わるまでじっとしていられるだろうか。
出来るだけ通院、入院を減らせるように、そこは何とか踏ん張りたいところ。

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チョボへの相談。

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今日でチョボが亡くなって11年。

子猫の時に3日間行方知れずになっている際、私に「助けて」とテレパシーを送ってきた子。
外出先で、いきなり酷い胸騒ぎに襲われ、用事を切り上げて急いで帰って発見。
少し遅れていたら助からなかったと先生に言われて入院治療の末、一命をとりとめたね。

その時の後遺症か何かわからなかったけど、10歳9か月でこの世を去った。

おかあちゃんね、今でも後悔してるんだよ。

色んな治療を繰り返し、手術もし、でも、それがもしかしたら負担になってしまったんじゃないかと。

あの頃のおかあちゃんは、何が何でも生きながらえるなら治療をするって思ってたから。

今思うと、しんどい上に更にしんどい事を上乗せしてしまったような気がして、最近は色々考えるようになったよ。

あのね。ちょっと聞いてほしいんだ。

お前が亡くなってから数か月後に、おかあちゃん、農業倉庫で親子7匹を保護したでしょ。
そのうちの子猫3匹がグレ・ライス・リオ。
お前は直接会う事はなかったけど、きっと天国から見てくれてると思う。

その中のリオがね、悪性の腫瘍を抱えている事が今日はっきりわかったんだ。

ここ数日体調を崩して、入院して治療して、退院できるようになって昨日家に帰ってきたけど、今日再検査に行ったら、また数値が悪くなっていた。
それと同時に、腫瘍が悪性だったって結果も知らされた。

しかも、そうとうやっかいな癌だって。

治療の方法は手術がまず第一候補。
でもね、かなり大きく切らないといけなくて、しかも深い所で悪さをする癌らしくて、切る深さも必要だってことで、場合によっては骨を切ることもあるって言われた。
それに、お前も通っていた病院では設備が足らなくて、対応出来る大学病院とか専門病院でないと駄目なんだ。
それが遠いんだよ。
それとね・・・
その手術をすると、完全に腫瘍を取りきることができた場合、生存率は確かに上がるけど、2年、3年とかだって。
不完全だった場合は1年?
不完全になってしまう可能性もあるんだよ。やってみて、完全に取りきれないという結果も起こる。
その手術が大変であればあるほど、不完全に終わってしまっては、リオに術後の多大なる苦痛と回復までのかなりの入院生活を強いた分、かえってどうなんだ?って。。。おかあちゃん思ってしまった。
でもね、たとえ完全に取り切れたって、苦痛と負担は同じ事。
皮膚も、広く切り取った分再生出来るまで相当時間がかかるのと、上手くくっつかなければ移植もあり。

おかあちゃんが今まで体験してきたお前たちの手術の域を超えてると思う。

先生自身が「かなり大変な手術」って言うんだもん。

入院から退院までの間を耐えらえる子だとは、おかちゃん、どうしても思えないんだ。。。

痛い、辛い、怖いの毎日が暫く続く生活。
家で過ごす時間を奪って、病院での長い時間を過ごして、余命が伸びても2~3年。

2~3年は大きいと思うよ。決して短いなんて思ってない。1年だけだって生き延びてほしいと思う気持ちも当然あるんだよ。
でもね。。。

大変な手術を受けるのはおかあちゃんじゃなくて、リオなんだよね。

痛みも怖い思いも代わってあげられない。
回復して家で生活できるようになるまでの時間がどれほど必要になるのかわからない。

そうなってくると、体の辛さより心の痛みの方が、おかあちゃん、なんか重いような気がした。



なのに、こんなことをして延命して、それはやっぱりどうなんだろうって。。。

5年、10年生きてくれるのなら、リオの性格がもっと強い性格なら考えたかもしれないんだけど・・・。

やっぱりそこまでの手術をしてってのは・・・

場合にもよるけど、リオの場合は選択すべきじゃないんじゃないかって。

おとうちゃんにも相談したら、同じだったよ。

「もし、自分がリオの立場だったら、そんなのはまっぴらだ」って。

手術をしても100%の治癒率ではないし、3年後にも生存している率は当然1年目より下がるんだよ。
再発率だってあるんだよね。
おとうちゃんは「完全に治るならまだしも」って言ってる。

おとうちゃんもおかあちゃんも、そういう考え方だから手術を選択しないという決定をしたんだけど、リオ自身がもしどう思うか聞くことが出来たら、チョボ、あの子はどう言うと思う?


チョボ。
おかあちゃん、一杯チョボに治療しちゃったよね。
治るって思ってたから。
だけど、しんどかったんじゃないかな。
何も言わずに素直にしんどい治療や手術を受けてくれたけど、結局最後は麻酔から覚めることが出来なかった。

もしも手術をしなかったら・・・
結果は同じく早い段階で旅立ってしまっていたとは思うけど、しんどい思いをして旅立つのと、静かに家で過ごして旅立つのとでは全然違うと思うんだ。

良かれと思ってやったことが裏目に出るってあるもん。
おかあちゃん、一杯経験した。

方法はあっても、その子にそれを選択していいのかどうか。

出来る範囲の事でのんびりしてもらう方がいいのじゃないか。

結局ね。
手術をせずに、「やらないよりはやった方がマシ」という抗がん剤治療を選択したよ。

これも延命には違いないけど、家で過ごせるからね。

これでいいんだろうか、チョボ。

余命はあんまりないんだ。

抗がん剤が少しでも働いてくれたらいいけど。

辛い時間を長く過ごして生きるのと、短くても残りを楽しく過ごすのと。。。

抗がん剤だって途中で副作用が強くなってしまったら止めざるを得なくなるけど。


おかあちゃんね、やっぱり今のリオの時間を入院で奪いたくないな。

この前つくづくそう思った。

我慢してねって言うのは簡単だけど、それはおかあちゃんの事じゃないからだよね。


3日間が限界の子を何週間もなんてやっぱ無理。


先生がさ、リオの患部を触って「やっぱり手術は・・・難しいかなあ」と言ったよ。
かなりの無理を強いることになるって事だよね。

チョボに相談というより、これで良かったのかという問いかけだね。

この前まで元気に走り回っていたのに。

今ね、グレと仲良く炬燵の中でくっついているよ。

おとうちゃんと協力して、もっと楽しく暮らせるように頑張ってみる。

リオがワクワクしてくれるような、興味をもってくれそうな物も用意してみる。


病院では出来ない事を、逆に家でなら与えてやれる安心感をリオに感じてもらえるように。


抗がん剤治療は土曜日に開始なんだよ。
使えるのは1種類だけ。
3週間に1度半日入院だって。

あとは自宅で3日に1度くらいの皮下点滴と、ステロイド剤を毎日1回投薬。
お薬は明日からだよ。

飲ませるの難しい子だけど、ここは目いっぱい頑張らないとね。

チョボ。

おかあちゃんの選択間違ってないかな。
もう一度訊くけど、間違ってないかな。

いつその日が来るのかわからないけど。

リオが残りの猫生を精一杯生きていくんだから、おかあちゃんもめそめそしないで一生懸命生きていくよ。

この家が終焉を迎えるまで。おかあちゃんも生きる。

それからね。

可哀想だなんて事も言わない。
そんな事言った途端にリオは救われなくなるから。
可哀想な子で終わらせるつもりはないし、思いのほか短い一生であったとしても「幸せだったね」と言ってあげる。


チョボ、聞いてくれてありがとう。

ありがとね。








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お帰りお帰り!

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夕方退院したリオを、待ってましたとばかりに出迎えたグレ。
病院の匂いも気になったのでしょうね(^^;)

日曜日に突然の入院となり、静脈点滴を頑張り続け、血液検査も毎日受け続けたリオですが、どうにかカルシウムが良い数値に落ちてくれたので、今日退院してみることになりました。

昨日の見舞いの時に、看護師さんから「ご飯で好きな物があったら・・・」と言われ、色々見繕って持って行ったのですが、昨日と同じ看護師さんから「マグロ味がいいって事だったので、マグロ!マグロ!マグロ!と探してカリカリを出したら結構食べてくれましたよ!」と嬉しい事を言って頂きました。
良かったよ~~~。
数値が落ち着いて来たので食欲も戻ってきたのでしょうね。
マグロ味を探して出してくださって、ありがとうございました。

ということで、私が持って行ったご飯もそんなに消費することなく退院です。

午前中の見舞いの際に、副院長先生から「そろそろ入院も限界みたいですから、数値も良くなったし退院してみましょうか」と言われ、夕方迎えに行ってきたのですが、1日でまた数値が上がってしまう子も中にはいるそうなので、明日の夕方再検査に行く事になっています。

そこで落ち着いていることがわかったら、もう少し間隔を開けて検査をしていってもいいようです。
あとは、検査所からの結果待ち。
1週間になりますが、まだ返ってきていないようです。
明日辺り結果が到着してるのかもなぁ・・・。

度重なる採血で、朝会った時は昨日より更にご機嫌が悪かったリオ。
撫でてあげても今日は喜ばず。
これはもうあかんなぁ~~と思っていたら、何とか退院出来たので、明日の検査までの24時間、ゆっくりしてほしいです。

この数値の上昇が一時的なものでありますように。
また明日の検査も・・・頑張らんとね。

今日はそんなこんなで機嫌が更に悪く、扉を開けると「帰る!」とばかりにカラーで押しのけようとするもんですから、(こりゃ、今日はあまり撫でるのはやめとこ・・・)と扉を閉め・・・。

その代り、リオの部屋の真上の部屋にいる病院のスタッフ猫のシロ王子をツンツンしていました。

真っ白な王子。ちょっと触っただけで、寝ころんだまま喜びのクネクネダンスを始めたので大笑いでした。
とっても人懐こい。リオもこれくらいだったらなぁ・・・(^^;)

王子には10年前に小鉄への輸血で2度お世話になりましたが、今何歳になったのかなあ。
とても体格が良くて、綺麗な猫ちゃんです。

見舞いを終えて帰る時に「では、シロ王子。これにて失礼仕る」と挨拶をして病院を出ました。
「猫侍」に出たらいいのに、シロ王子。

リオには「夕方来るからもう少し辛抱ね」と言い聞かせましたが、ほんとにもう・・・隅っこに行っちゃって。
「昨日おかあちゃんが来たから一緒に帰れると思ったのに、私だけ置いてけぼりで、なんで~~!?」ってぶんむくれているのかなって感じの顔。
今日こそは本当に帰れるからね!と、迎えの時間が早く来ないかと思っておりました。

カゴに入ってタクシーに乗ったらもう文句は一切出ませんでしたよ。

家に着いたら、最初の入院の時よりは落ち着くのが早くて、グレと毛繕いしあい、トイレも済ませて・・・
あれ?今どこにいる???

タワーにあるハウスの中に入っていました。
そこはなかなか引っ張り出すのが困難だぞ~。
明日は捕まりやすいようにしといてね・・・って、こんな注文聞いてくれるかな(笑)

とりあえず、帰宅出来た事で私も少しほっとしています。
今後の事もまだわかりませんが、出来るだけリオの負担が重くならないように先生と相談しながらお世話していきたいと思います。

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 いらっしゃいませ
プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

サンディ
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チョボ
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小鉄
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佐助
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くーちゃん
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あんず
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