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大将、天へ逝く。

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私は午後6時半をもちまして、3年2か月にわたるあんずの介護を終えました。

あんずは、静かに旅立ちました。

午前中に病院へ行って、胸水の処置をしていただき、その際、あと2~3日かもしれないと言われていたのですが、まさかこんなにあっけなく今日中に旅立つとは思っていませんでした。

日曜日から目に見えて状態が悪くなり、給餌も1日1回で終わらざるをえない日もありまして、やはりもうそろそろなのかと思いましたが、昨日の朝まで給餌は少量でも出来ていました。

なので、あんずは本当にギリギリまで頑張ってくれていたのだと思います。

胸水を抜いて楽になったので、帰宅後は穏やかな顔で眠っていました。

午後6時半近くになって、あんずが少し動きだしたのですが、その動き方がおかしいと思った私は、台所にいる夫を急いで呼びに行きました。

そして、あんずは私たち夫婦が見守る中、静かに旅立ちました。

先生から腎不全の最期の事を少しお聞きしていたので、安楽死の選択も心にとめておいた方がいいとか、でも、それはしたくないとか、葛藤もある中で迎えたあんずの最期。

昨日まできちんとおしっこも出ていて、おしっこが作られなくなるようなところまではいかずに旅立ちました。
これは老衰も影響したのではと思っています。

母が言ったように、完全に腎不全だけが原因で旅立つのか、老衰が関わってくるのかわからないよね・・・と言う、そんな感じなのかもしれませんね。

昨日、母が会いに来たのは虫の知らせ?だったのかもしれません。

また、あんずがいつもならハウスに入って寝てくれるのに、昨日の夜に限ってしつこく出たがったのも、一緒の空間で過ごしたかったからでしょう。
何か理由があるんだろうと私が思った事は、やはり当たっていたというか、これまでの経験上十分理解出来ていることでしたが、実際にこうなってみると、あんずの最後の要求を叶えてやれて、本当に良かったと思いました。
もしも、「呼吸の事があるからハウスで寝てね」って押しとどめていたら、私は今、ものすごく後悔していたに違いありません。

あんずが動かない体で、それでも精一杯訴えてきたこと。
ちゃんと汲み取れてやれて良かったです。

2012年3月に腎不全の初期と診断され、定期的に通院し、自宅点滴、投薬、強制給餌を受け入れてくれて、本当にお疲れ様と思うと同時に、素直で良い子だったと褒めてあげたい気持ちで一杯です。

18年前の7月半ばに、半ば行き倒れのような状態で危ない場所であんずを見つけた時のこと。
何も口にしようとしないので、病院へ連れて行ったら、そこで出された療法食の匂いにはっと気が付き、大声で「ウマウマウマ!」と叫びながら食べだした茶白の子猫ちゃん。
連れて帰ってさっそくチョボに蹴りを入れ、廊下で転がり、怖いもの知らずぶりを発揮した子猫ちゃん。

1か月後には飲茶姉妹を保護したので、いきなり2匹の妹が出来てお兄ちゃんになった子猫ちゃん。

みるみる大きくなり、子猫ちゃんはサン・チョボ家でも大猫に入る成長ぶりを見せました。

夫が大好きで、マッサージが大好きで、それを目当てに夫の後を走ってついて回り、トイレに行く時も付いていくので、「あんず、おしぼりでも持って行って待ってたら?」なんて、よくからかったものです。

隠居に住んでいたころは、時々私がお風呂に入っているのを覗きに来るので、浴槽の蓋をギリギリまで閉めて、私はまるでさらし首のようなスタイルになり、あんずは蓋の上に乗っかって、お湯に浸かっている私に「ナデナデ」を要求してきました。

ハーレム大好き、誰とでも仲良くなって、外を行く野良ネコさんを見ても一切怒らず、逆に興味津々な声で呼びかけていました。
あんず以降に保護した子達は、みんなあんずの傍に寄って行き、一緒に団子になって寝る事もよくありました。
ほんとに壁の無い子でした。これはお世話係のチョボのお蔭もあるのだろうと思っています。

マグロとエビが大好物。
隠居時代は座敷と台所がすぐそばだったので、台所でエビを調理していると飛んでくるし、レンジで解凍していたら立ち上がって張り付いて覗いているし、お寿司を食べていたら、マグロとこちらの顔を交互に見つめ続けているし、ホットプレートでエビ入りのお好み焼きを焼いていたら、必ず要求するし、挙句の果てには人の口の中までエビを探しに覗きに来るし、同じホットプレートでお鍋をしているだけなのに、ホットプレートがあるところにエビがある!と信じているあんずは、ただの水たきの時でもずっと張り付いていました。

サンディにプロレスを挑んでは必ず負けていましたが、本気で誰かと戦う気など、あんずには最初からなかったのでしょう。
グレに耳を噛まれても、ただギャン!と言うだけで仕返しもしません。
どこかで運動会が始まると、必ず飛んで行って参加する。
ちょっとしたもめ事が起こっていても、やはりそこへも顔を出す。
何にでも参加したがる能天気で明るい子でした。

大きいので添い寝をしてもらうと、あっという間に布団の中がポカポカする。

もう色んな思い出がありますが、どれをとっても面白かったという以外にない子です。

18歳まであと半月ほどでしたが、十分に長生きしてくれて、十分に楽しんでくれたに違いありません。

あの日、あの道を通らなかったら出会っていなかった。
私より先にあんずを見つけた人が、「うちには猫が既に2匹いるので連れて帰ることが出来ない」と言われていなかったら、私はあんずと暮らす事は出来なかった。その人が連れて帰ると言われたら、今の私の生活はないんですから。

病院の先生にも看護師さんにも良くして頂きました。
あんずを3年2か月診てくださった副院長先生には、亡くなってすぐにお電話でお礼とご報告をしておきました。
私が心配するよりも安楽な亡くなり方が出来たのは、あんずの運もあるのでしょうが、これまで治療をしてくださった先生のお蔭でもあると思います。
無理をさせず、あんずに合わせた治療をしてくださり、感謝しています。

明日は午前中に、未使用の点滴を返却しに行きますが、いつも通り京都へお葬式に連れて行くのなら、あんずを納められる棺が必要になるので、病院であんずに合ったサイズの紙製の棺を用意してくださることになりました。
厚かましくも、それを頂戴してきます。

葬儀の日程はまだ明日にならないと決まりませんが、希望日は金曜日午後。
京都の愛護協会へいつも通り行くのであれば・・・です。

でも、自宅で葬儀が出来る会社の情報を先ほど教わりましたので、そちらも検討してみて決めたいと思っています。

実家の母にも連絡して「あんずの骨を拾ってやってほしい」と言うと、見送りに行くと言ってくれましたが・・・

「猫ちゃんのお葬式って行ったことないから、どんな服着て行ったらいいのん?」と・・・。

あの~普通でいいんです、普段着でいいんです~~~。
少なくとも私はいつも普段着です。
黒い服を意識して着たことは一度もありません。

母にしてみたら、お葬式なので・・・喪服?猫ちゃんのお葬式も喪服がいるのかと思ったのかもしれません。
喪服をきちんと来て行かれる方も勿論いらっしゃいますが、私は普段のおかあちゃんでないとびっくりされると思うので、いつもの服しか着て行かないのです。

まあ、そんなこんなで母も顔を出してくれることになったので、タクシーで京都まで行くか、自宅で執り行う方がいいか、夫とも相談したいと思います。

あんずの「ワンワーン」という鳴き方や、口を閉じたまま文句を言いながら「む~~~」と走ってくるので微妙にビブラートが掛かる鳴き方や、なぜかステイが出来てしまう可笑しなところや、夫にナデナデを要求して「お前は際限がない!」とあきれられている姿など、忘れる事の出来ない想い出がたくさんできました。

本当に幸せな一生だったと言いきれます。
病気になった事は残念ではありますが、それでもこれほど天衣無縫に過ごせた猫生、100点満点だと私は言ってあげたいです。

あちらに行ったら、今度こそサンディ姐御にプロレスで勝たなきゃね!
お世話になったチョボにも、挨拶しなきゃね。

お前とは直接暮らすことは無かったけど、佐助とか銀とかテンとか一杯居るから、ちゃんと挨拶はするんだよ。
それから、血を分けた義兄弟の小鉄兄貴には、男前とはどういうものか教えてもらいなさいね。
教えてもらっても多分「ふーん、そうなんだ」で終わるとは思うけど。

だから、天国でも今のあんずのままで。
おかあちゃんと再会する時も今までのあんずのままで待っててね。

17年11か月と13日間。
長い猫生を生き抜いてくれて本当にありがとう。
一緒に暮らしてくれて幸せでした。

最期が静かだったのは、神様が足音を立てずに来てくださったからかな。
そうお願いしたもんね、おかあちゃん。
そして、ちょっと寄り道して来てくださったのかもしれないね。

あんず、本当に大好きだよ。
一杯楽しい思い出を作ってくれて感謝しています!

愛されキャラのあんず。天国でも幸せにね。
また逢う時までしばしの別れです。

どうかみんなの事、これからも見守ってね。


あんずの事でいつも応援、励ましてくださった皆様、お世話になりました。
そして、本当にありがとうございました。

思っているよりも急にこうなったので、あっけないという言葉が出てしまうのですが、本当に覚悟していたよりも平安のうちに天に召されたように思います。

もっと大変な最期も覚悟していたので・・・。

少しの間でも、胸水を抜いて楽にしてやれたこと、良かったと思っています。
帰宅後、本当に落ち着いた顔をして寝ていましたので。

あんずも旅立ち、家には5匹の猫だけとなりました。
大きな体格のあんずが居ないと、空間的にもぽっかり・・・という気分です。
サンディ亡き後、年齢的にあんずが頂点に立ったわけですが、心もとないという気がしていました。
でも、能天気でお調子者のあんずでさえ、気が付くと存在が大きくなっていて、この姿がもうすぐ見えなくなるのだと思うと寂しいです。
唯一の男子となったグレは、まるでガキンチョですし。
チャチャにしてみると、大きなあんずにくっついて眠っていたのに、もうその大樹が存在しません。

サン・チョボ一家のムードメーカーだったあんず。
3年2か月もよく頑張りました。私の誇りです。
皆様にもお世話になり、あんず共々お礼を申し上げます。
これまで可愛がってくださってありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

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見守るだけ。

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今日の午前中に予約なしで病院へ行き、帰宅したあんずです。

昨日の夜、口から2度目の出血があって、止まったかと思ったらまた始まったのですが、今朝はそれほどシーツに血がついていませんでした。
でも、呼吸の事もあったので、やはり行くことに。

その前に夫と色々話し合いました。

夫の意見は「通院の負担もあるかもしれないし、このままそっとしておく方を選ぶかなあ・・・」

私の意見は「今どういう状態で、点滴を続けてもいいのか、給餌投薬はやめるべきなのか、胸水を抜けるなら抜いてやりたいとか、先生の意見を聞く必要があるような気がする」と。

夫の意見もわかるのですよ。下手に動かして、かえっていけない事になってしまう可能性がないわけでもないと。

ただ、私は前にも書いていますが、症状の緩和・・・それだけしてあげたいんです。

胸水を抜いたからといって腎不全が治るわけでもないなんてのは、当たり前の事です。
そして、延命する事に繋がるというのも違う。
延命ではなく、今この瞬間のしんどさを1つでも軽くしてあげたい。
1日生き延びるかどうかとか、そんな事を思っているのではないんだと。
今、まさに、この今の事だけ・・・なんですよね。

もうね、こういう相談にかかわらず、何かを夫に相談する時点で私の中ではある程度答えが出ているんです。
で、色々話し合ってる間に答えが固まってくるんです。やっぱり思ったようにしようと。

これはもう・・・より多く世話をしてきた「母」の視点が優先するのかもしれません。

行くと決めて自分の身支度を始め、歯を磨いている最中に副院長先生から携帯に電話が来ました。
私の代わりに夫が受け答えしていました。
やはり、呼吸がしんどそうなら来てくださいとのことだったので、タクシーを呼んで行きました、夫も一緒に。

予約なしなので、診察が開始されるまで酸素室へ入れてもらいました。
今日はなじみの看護師さんのSさんが出勤されている日で、酸素室の前に椅子を用意してくださって、診察が始まるまで一緒に居てあげてくださいと。

お心遣いに感謝し、暫くあんずの様子を見ていると、副院長先生が来られまして。
昨日からの様子をお話しました。

口からの出血のことはもとより、実は一昨日と昨日とあんずの顔が違っている事。
上手く言えないのですが、私自身が感じているのは顔の硬さです。
筋肉が硬直し出しているように感じているのです。
これはサンディが亡くなる数日前に同じことを気づいていました。
それから、もしも呼吸をしていなければ、この顔だけ見たら、もう生きているとは思えないような生気の無さ・・・とか・・・。

なので、この状態で給餌投薬はもう無理なんだろうと思っている事をお話すると、先生もあんずの顔を見て、私の意見と同じように思われている事を言われました。

これ以上食べさせると、かえってストレスを増やすだけだし、しんどくさせるだけのようだと。

あと、点滴に関しては、おしっこはまだちゃんと出ているので、それなら水分補給をしてあげた方が良いと言われました。
1日半~2日に1度の割合でもいいからと。

胸水に関しては、やはり抜いてあげましょうとのことで、ついでに今の状況を確認するためだけの検査にはなるけど、血液検査もしておきたいと言われましたので了承しました。

それを知ったうえで、今のあんずにしていい事、しない方が良い事を考えていかねばと思いまして。

「どうしても食べない子は、鼻から管を入れるカテーテルという方法での給餌もあるんですけど、今のあんずちゃんにはそれは勧めたくないし、かえって負担になると思いますのでね」という先生の言葉にうなずく私でした。

食べ物を受け付けたくない子には、それは辛いだけだと思うからです。
もし、それが出来るだけの体力があり、その先に回復という道があるのなら頑張るんですけどね。

で、先生と相談した結果としては、給餌投薬はもうしないでおくという事になりました。

しようと思っても出来そうにない。
飲み込んでくれるかどうかもわかりません。
それから、この1週間、僅かずつではあるとは言え、食べているのですからお宝も出ないとおかしいのですが、出ないのです。
消化器官が衰えてきているのだろうとのことなので、出るものも出ないのに食べさせ続けるのは他の問題が起こりそうです。

先週の段階で「1週間もつかどうか」と言われていたけどもちました。
でも、今週に入ってから、目に見えて状態が悪くなり、給餌そのものが不可能になる事が増えました。
徐々に色んな悪化が見られるようにはなってきていましたが、もう無理だと思われるこの段階に至ったのは、この1週間ほどなので、それまであんずは本当に精一杯応えてきてくれたんだと思います。

「自然界では、水を自分から飲めなくなったらおしまい・・・って感じじゃないですか?でも、医療の力を借りて、あんずは今までサポートして頂けたのですから、もうこれ以上は十分かと。安楽死という言葉もこの前お聞きしたのですが、このまま自然に・・・いければいいかと私は思っています」

今の私の本音をお話しました。

幸い、おしっこはまだ出ていますし、神経症状が酷く出ているとかではないので、安楽死とかを考える必要はなさそうですとの事でした。
考えなきゃいけない状態にあっても、多分選択は私には出来ないかもしれないとは思うのですが・・・。
でも、本当にその場に立ってみなければわかりませんよね。


そういうお話の後、あんずは胸水抜去の処置を受け、血液検査を受けました。

血液検査の結果は、更に悪化を示す数値がずらり。これはもう、見た目にも予想が出来る数値です。
胸水は45cc抜きました。
なぜかアンモニアの数値だけが下がっていたのですけどね。まあ、上がっているよりは良し!

先生から「点滴をしていきますか?」と言われたのでお願いしました。
量は200cc。もう250ccには拘らなくていいようです。

それから、血液濃度もひどくなっていたので、ホルモン剤の注射。
これも今まで打ってきても目に見えて効果が高く出た!という事はなかったのですが、病院で出来るせめてもの治療とのことで打ってくださいました。

すべてを終えたあんず、診察台の上で前足だけバタバタさせて動こうとしたので、
「あ、向き変えたい?」と。
寝返り打ちたいんですよね。
先生が後ろ足を持って私が前足を持って、せーの!で寝返り。
あんず、落ち着きました。

あとは静かに見守ること。時間が迫ってきていること。
先生からそう言われて、私も納得し、やはり今日診察を受けて良かったと思いました。

この2、3日が山のようですが・・・。

体温が低くなってきているからで、それは昨日から私も感じていました。
なので、酸素ハウスの中でも毛布をかぶっています。
部屋も5月半ば近いというのに、エアコン稼働中です。

だけど、あと本当に数日だったとしても、その間に少しでも負担を軽く出来ることがあったらしてあげたいと思っています。

たいしたことは実際には出来ないのかもしれませんが。

あんず、もういいよ。ゆっくりしようね。もう、あんずの大切な時間をいろんな事で邪魔したりしないよ。
ここまでおかあちゃんに付き合ってきてくれて本当にありがとう。

そして、どうかこれからの時間が穏やかなものでありますように。

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受け入れること。

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今この時間のあんずです。
私の横でカゴに入って眠っています。

本当は酸素ハウスに居てほしいのですが、入れるたびに、すぐにバタバタし出して扉まで何とか方向転換しようともがくものですから、あんずの要求を受け入れて、このようにしております。
最初の頃に1度使っただけだった酸素マスクを引っ張り出し、この角度じゃ~どうだろうかね~と思いながらも、無いよりは良いかも・・・と傍に置いてますが。

昨日になりますが、夕方の給餌の時に、再び口から出血がありました。
前回よりも少々多め。

いかんなぁ・・・またどこか傷ついたのだろうか。
前回の治療の時に「ほっぺたを押さえて止血してあげてください」と言われたので、そうしてみたのですが、押さえれば押さえるほど出てきます。

一体どこから出血してるのか見てみたのですが、口全体に血が回っているようではっきり見えず。
どこをティッシュで拭いても血が付くんです。

仕方ないので、押さえるのをやめて、自然に止まるまで待ってみることにしたのですが、1時間以上経っても止まらないので、病院に電話して、連れて行くべきか、明日まで待ってみるべきか相談。

副院長先生曰く「ただでさえ貧血なので、止血能力が落ちている事も考えられるし、止血剤の注射を一応打ってあげた方がいいのかも」と言う事だったので、タクシーさえすぐに来てくれたら連れていくことにしました。

台風の影響が出ていて、雨が結構強かったので、こんな時はタクシー会社さんもなかなか電話に出てくれないんだよなあ~出てくれても手配が難しい事があるんだよな~と思いながら、とりあえずオムツを履かせてキャリーケースに入れまして。

もう一度口元をティッシュで押さえてみたら、付くには付くんですが薄くなっていましたので、もしかして止まっていく途中?と思って、更に30分様子を見てみることに。
で、30分後押さえてみたら血が付いていなかったので、ひとまず落ち着いたか・・・と。
病院へは今晩は家で様子を見る事、明日また起こるようなら連れて行きますと再度お電話しておきました。

しかし、暫くしてからまた出血。
もう病院は閉まっていましたので、自然に止まるのをただ祈りつつ・・・酸素ハウスに入って貰っていたのですが、あちこちに血が付き、自分の前足にも血がついて。。。
当然口の周辺も血が付いてます。
ああ、取ってあげたい・・・んだけど・・・今触ると、良くないしなぁ・・・。

もう汚れの処理は後回しにして、大人しくしてもらおうと。

だけど、先に書いたように、すぐに方向転換をヨロヨロ這いずりながらするもんですから、そんなにハウスから出たいのかと思って、もう好きにしてもらおうとこのようになっているのであります。

自分で体を起こすのももう難しくて、上半身だけ起こそうとしても自由が利かなくなっているあんず。
目の焦点ももはや合っていません。
ただただ行きたい方向へ体を捻るだけなので、それを見つけたら急いで手を貸してあげる毎日です。

で、さっきから何度もハウスを出たり入ったりしたのですけど、これだけしつこく「外に居たい」というのは、きっと理由があるんでしょう。

私自身の経験上、その理由が何なのかはよくわかっています。

それと、あんずの顔を見ていて、また触っていて、ある種の「相」が現れてきている事も感じています。

あんずは最後までハウスに居たくないのでしょう。
出来るだけ誰かの傍で、今まで暮らしていた空間で過ごしたいのでしょう。
なので、私の傍でカゴに入っていると、ものすごく大人しく寝ています。

明日の朝、給餌をすべきかどうか迷っています。
出血の事もありますが、それ以外にも・・・。

もう首さえ座りきらない感じなのです。
おまけに、給餌は頑として口を開かない事が増えてきました。
食べさせられる事が嫌なのではなく(それなら以前から拒否していたはずですから)、食べ物をとること自体がもうしんどいのでしょう。


そんな子にあれこれ口に入れる事が良い事なのかどうなのか。

サンディの時に経験した事が思い出されます。

いつ、どういう時にやめる事を決めたか。
その現実を受け入れて、静かに見守る事に徹するようにしたか。

もしかしたら、そのことを考えなければならない時が近づいているのかもしれません。

とりあえず、多分出血の件および胸水のチェックもかねて、明日、予定を早めて病院に行くかもしれません。
土曜日の夜の予約が取れていたのですが、先ほどもシーツに新しい血の跡がありましたので、朝になってもまだ滲んでいるかも。
もしも、それが無くても、呼吸が若干早いように思っているので、とりあえず今一度行っておこうかと思います。
これが最後の通院になるかもしれませんし。

私の嫌な予感に反して、何かが起こってあんずがまだ生きながらえていたとしても、それ頑張れ!奇跡を起こせ!とは絶対思いませんし、させたくもありません。

何度も書いていますが、これ以上頑張る必要はないのです。
今よりもまだ色んな事を試して、それで1日でも長く生きて・・・その生きている状態がどういう状態かは考えなくていいのでしょうか?もう末期の末期の末期だというのに。



ただただ、諸症状の緩和ケア。これだけしか考えていません。

寿命が来るまで無理をさせる意味が私にはわからないからです。
私は安楽死は考えたくないと思っていて、自然に・・・が希望です。
自然に・・・というのは、その状況を受け入れて、言い方は適切じゃないかもしれませんが、「諦めてあげること」も必要なのではないかと。
出来ることがまだあったとしても、それがあんずの負担を増すだけだったら、決して良い事とは言えないし、そのしんどさを自分自身では体感出来ないし、あるところまで来たら、もう諦めてあげる・・・そういう事を受け入れていくことが必要なのではないかと思っています。

でないと、自宅でも治療浸けになってしまいそうで。

それでは自宅はホスピス・・・とは程遠い。
少しもゆっくりさせてあげられませんしね。

それに、給餌も投薬も点滴も3年以上頑張ってきたのですから、それだけでも本当にあんずには感謝しなければなりません。
もっと一緒に生きたいという私の願いを、ずっと頑張って付き合ってきてくれたのですから。

あんずの今の顔を間近で見たら、きっとどなたも私の言う意味がお分かりになるかと思います。

何かをこれ以上しようとは思えなくなると思います。

あんずは今、静かに生きています。それだけで十分です。

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見舞い。

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2日ほど前のあんず。
日に日に表情がなくなってきています。

給餌の量も更に減り、以前の6分の1もいかない日もあります。
それでも、投薬だけはなぜか完璧。偉いね、あんず!

多分、昔から投薬の時に「ポン!するよ」って言ってきたので、こんな状況でもそれを聞くと「これで終わる」と解ってるからじゃないかな~って思っています。

一昨日から昨日にかけて、ものすごくおしっこの回数が多かったあんず。
オムツも6~7回交換、それ以外にも尿取りパッドを3回ほど交換。
24時間の間に10回近くおしっこがあったと思いますが、先生からは「そのうちおしっこが作られなくなってくるかもしれない」と言われたばかりなので、この多さはいったいなんだ~~?
点滴はいつもと同じ量です。そして間隔は1日半に延ばしています。
ご飯もかなり少ないので、それにもかかわらずこの回数とは・・・。ふ~~む・・・。

かと思えば、今日は朝からおしっこは1回だけ。

ひたすら横になって寝ています。

ところで、2週間おきに実家の母が雑草取りの手伝いに来てくれるのですが、今日はその日で、あんずの見舞いにも来てくれました。

先週の段階で先生から「1週間もたないかもしれない」と言われていたことを聞いていた母なので、もしかしたら今日会うのが最後かもしれないって思ったのでしょうか。

酸素ハウスで横に伸びて身動きもせず寝ているあんずを見ながら、あれやこれやと今までの事を話し、老衰の進むのが早いか、腎臓がダメになるのが早いか、もうこうなるとどっちがどうとは言えないね・・・という・・・。

今のあんずの状態は、明らかに腎臓からのダメージで色んな事が起こっているせいで、食べるのがしんどい、ふらふらする・・・、痩せてくる・・・となっているんですけど、食べさせていられた時でも徐々に体重が減っていたのは老衰のせいもあるんだろうなぁと。

そして、こうなると早いんですよね。
寝たきりになり、更に痩せ・・・。

腎臓に問題が無かったとしても、一旦老衰が始まると、え?って思うくらいいろんな事が衰えていくんですから。
それも、結構なスピード。

「あんちゃん?あんちゃん?」と母が呼びかけても、当然のことながら反応無し。
私が呼んでも、もう返事はしません。

「薄目開けて寝てるけどなぁ」と母が言うので、反応は返せなくても、誰か来ている事は感じているのでしょうね。

抱き上げても手足に力がなく、ぶらんぶらんする。
よだれも増えた。目ヤニも増えた。
少しだけとは言え、食べているのに5日経ってもお宝が出ない。

それにニオイもきつくなってきました。

酸素ハウスを開けると・・・臭い。

昨日まではなかったニオイだなぁ・・・。

神様、近くに来ているのかな・・・。


なんだかんだと母と話している時に「でも、こうやって最後まできっちり世話してあげられてるんやし」と言われました。

あんずは幸せだと言う事のようです。

病気になったら介護するのはいたって普通のことだとは思いますが、正直、金銭面で人間よりある意味大変だというのは、以前から何度も身をもって体験しておりますので、母はそういう事も言いたかったのでしょうねぇ。

でも、今回の介護に関する代償は結構大きかったんですけどね。色々ありまして。

母はその後も暫くあんずの顔を見たり、呼びかけたりしていましたが、結局ただの1度も反応はありませんでした。

母にとっても、あんずは「マグロ、エビ大好きっこ」という思い出があるのでしょう。
お寿司を買って一緒に食べていたら、横に張り付いて「くれ!くれ!」と言われて、少しだけ分けてあげたりと、昔はそういう事もありましたので。
真夏に顔を濡れタオルで拭いてあげたら、凄く気持ちよさそうな顔をしていたと、旅行中の留守番を頼んだ際に言っていたこともありましたし。
母の中でも、サンディやチョボに次いで、色々思い出がある子なんですね、あんずは。

母も、私が猫生活を始めたりしていなければ、猫と付き合う、猫の世話を手伝うなんて経験はしなかったことと思います。
私が子供の頃の母は「猫は悪戯ばっかりするから好きじゃない」って言ってましたもん(苦笑)

明日のあんずはどんなあんずかな。
お宝、少しでも出せて、ちょっとすっきり出来るといいんだけどな。。。

そして、どうか発作が起きませんように。
ただただ、静かに過ごすことが叶いますように。


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んでもって、最近の困ったちゃんはグレ。

私があんずに掛かりっきりなのが嫌なのでしょう、めちゃくちゃ焼きもちを焼いて煩いったらありません。
あんずが静かに寝ているのに、ウオウオ~!と大声で鳴いて、私を呼ぶんです。

「今、忙しいの。爺ちゃんのオムツ替えてるでしょうが!ご飯上げてる最中でしょうが!」と言ってもわかりゃ~しません。

とにかく、今までになく煩く鳴く。ついて回る。執拗に。お前、ストーカーかっ!

母があんずの見舞いの後、グレがやたらに纏わりつくので「焼きもち焼いてるんよ」と言うと、グレを撫でてくれてたんですが、ヤムヤムが母に挨拶した途端、ヤムに気を向けられると思ったのか、グレったらヤムヤムに嫉妬のパンチ!

母の匂いチェックに来たチャチャも、追いかけ倒してパンチ!
さすがにチャチャも怒って「シャー!」

で、グレは私に雷を落とされましたが、めげません。
執拗に母に付きまとって、独占しようと必死でした。

あ~あ~もう~。
毎日こんな状態なんですよ、今の私。
あんずで手いっぱいなのは申し訳ないんだけど、病気の爺ちゃんの介護なので、「えこひいき」してこうなってるんじゃないのにねぇ。

こんなに甘ったれで焼きもちやきだったとは。
10年目にして知ったのでありました(--;)

グレ、気持ちはわからないではないんだけどね。

お前、もちっと、空気読めよっ。
ちっちぇー男はモテないぞ~~~!?



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鳴かず。

あんず、日曜以来の胸水チェックの日。

よだれで前足がカピカピになるので、その部分だけ簡単にシャンプー。
抱き上げてもうんともすんとも言わない。

部屋に連れて帰ってお腹のマッサージ。
気持ち良いのか、前足をニギニギして反応する。

迎えのタクシーの中でも鳴かず。
病院に着いても鳴かず。

診察を受けていても鳴かず。
胸水抜去の時の文句を言う声も聞こえてこず。

今日は50cc抜去。
次回はまた土曜日の予定。

強制給餌があまり出来なくなっている事などを先生にご報告。
食べる事そのものがしんどくなっているのだろうな。

先生も私も、あんずに対しては「よく頑張ってくれている」しか言うことが無い。

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仲睦まじく。

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先日撮ったグレとリオ。
何やら狭苦しい体勢で庭を眺めておりました。
何が見えたかな?(^^)

納得の3兄妹のうちの2にゃん。
後ろ姿・・・確かに丸々してますね(笑)
何とかもっとダイエットしてほしいもんだ・・・。

我が家は現在、室内の猫達は2グループいて、あんず一家とグレ一家に分かれていますが、それぞれが3にゃんずつで構成されています。
あんず一家のうち、あんずだけが誰とも血縁関係がない。
グレ一家は実の兄妹です。

で、3にゃんいる場合、ペアになる時に相手がほぼ決まっているのは、うちだけでしょうか?

あんず一家の場合、あんずとペアになるのは十中八九チャチャ。
グレ一家の場合、グレとペアになるのは殆どがリオ。
どちらも、あんずやグレからマウントしたりしているのです。

それに比べてヤムヤムとライスは単独でいることが多いです。
勿論、3にゃん揃う事はよくありますけど、ペアになると外れるんですな。
猫界にも、男子からモテる顔?体型?性格?そういうのがあるのかも?
ヤムヤムもライスも決して悪くはないんですけどねぇ(^^;)
ちょっと見た目が骨太過ぎるのだろうか。

なので、あんずやグレにはどういうチョイスでそうなるのか?一度訊いてみたいもんです(^^

だけど、兄弟仲良しってのは、やはり見ていていいものです。
チーちゃん一家の分裂に比べると、なんと平和な家族関係を続けているのだろうと。


☆あの後。

火曜日に猫生初のお風呂を体験したあんずですが、昨日水曜日も・・・でした。
今度は完全にピーピー。
ああ、結構踏んづけてやんの・・・(--)

先生に相談して、下痢止めを出してもらいました。
抗生物質が原因でピーピーになる場合もあるそうで、それはいったん中止。
下痢止めで治ってくれたらいいんだけどなぁ。
毎回シャンプーは、さすがに双方とも疲れまする。

昨日はシャンプー後、ずっとカゴに入ったままでした。
時々ハウスへ戻すのですが出たがって。
カゴに入れて傍に置いておくと、静かに寝ていました。
結局朝までそうしていました。

今朝はまだお宝無し。薬が効いてきてるのならいいんですけどねぇ。
ちょっと・・・ドキドキヒヤヒヤしております。

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 いらっしゃいませ
プロフィール
HP「サン・チョボ家へようこそ」

家主です。

Author:家主です。
家猫6匹+庭猫5匹の母業にいそしむ猫バカです。愛玩動物飼養管理士1級です。でも 落ちこぼれなので あんまり質問しないでね(笑)
関西在住。趣味はピアノ(ショパン大好き!)歌うこと・旅行・食べること!
でも、キュウリとアンコは嫌いです(笑)
好きなピアニストは クリスティアン・ツィメルマンとマウリツィオ・ポリーニ。こんな私ですがよろしくお願いいたします☆

サンディ
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チョボ
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小鉄
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佐助
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くーちゃん
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あんず
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ヤムヤム
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ライス
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月乃
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