昨夜は、7月も末近い夏の夜だと言うのに、やたらと風が冷たく、網戸にしていると寒くて、薄い毛布をかぶって眠るほどでした。
猫達は毛皮があるからいいけど、私はそこまで毛深くありませんし・・・。
ところで・・・。
今日7月29日は、大切なお友達のぷりんさんがお亡くなりになって1年・・・という日です。
私にとってはあっという間の1年でした。
猫達を見送った時もずっとそういう思いが続きますが、大切な存在を失うと、いつまで経っても「あっという間・・・」という感覚が続くのでしょうか。
ショックが大きければ大きいほど、時間の経過を感じないような・・・
まるで昨日の事のようで、でも実際には365日という長い時間が経っている。
ぷりんさんは、6年ほどにもわたる闘病をされ、その間もブログでは明るく優しく、時にお茶目な面もお見せになり、いつもいつも思いやり溢れるコメントを頂戴し、いつもいつも、出来損ないの私の味方でいてくださいました。
うちの猫達への愛情もたくさん頂戴致しました。
晩年にご自分の闘病記録を綴るために始められた猫ブログとは別のブログを教えて頂き、私が知らなかった事実、そして現況を知り、ただただ祈ることしかできませんでした。
本当に何のお力にもなれないコメントしか書くことができませんでした。
そして、もうすぐ退院できそう・・・と仰っていたのに、ブログの更新も止まり・・・。
やがて、ご家族によるご挨拶の記事が猫ブログに載って・・・
お約束したことがもう出来ないんだと知り、言葉を失いました。
またお会いしましょうとお約束したこと・・・。
昨年の今頃、ぷりんさんやご家族はどんな思いでいらしたのだろう・・・
今月に入って、そのことがしょっちゅう浮かびます。
私は「またお話出来るに違いない」って思っていましたけれど、何も知らないで呑気にそんな風に思っていた事が申し訳なくて。。。
退院できそうだという一文を拝見した時、本当にほっとしたのですけど、神様はそれを叶えてくださらなかった。
ぷりんさんは最後まで希望を捨てずにいらしたのに。
お亡くなりになってからも、何度も闘病記録のブログを拝見しにいきました。
そして、思いました。
このブログに書かれてある事すべて、形にしておきたいと。
いつ見られなくなるかわからないからと・・・。
個人的に保管しておきたいという気持ちから、1年かかってしまいましたが、勝手に製本させて頂いたのです。

本来ならもっと早く出来上がっていたはずなのですが、途中で義父が亡くなり、その後の手続きや仕事で忙殺され、印刷に回す前の最終チェックまで辿り着いたのが、今年の春。
お使いになられた写真もすべて収め、文章も一字一句写し、ページ数の関係上、若干行間を詰めたり開けたりしたところはありますが、全てのページを綺麗に使い切って全部ぎりぎり収まるという、ある意味「奇跡的な」出来になりました。
時折手にしては、読み返しています。
そして、ぷりんさんの一年祭(神道ですので)に間に合うように、旦那様へお送りさせて頂いたのです。
ご迷惑かもしれないとは思いつつ・・・。
その後、旦那様からのお電話で、祭壇にお供えするというお言葉を頂戴し、作って良かったと思いました。
昨年中にお墓参りをしたいと思っていましたが、まだ行けていません。
必ず伺いますと申し上げているので、その時には旦那様に案内して頂いて、ぷりんさんとの再会を果たそうと思っています。
ぷりんさん。もう1年経ってしまいました。
この1年、本当に色々ありすぎました。
こんなに自分の身の回りで不幸が重なる年も無いのでは。。。と思うほど。
ぷりんさんは、今、美味しいワインを召し上がってらっしゃいますか?
大好きな音楽に耳を傾け、ステップを踏んでらっしゃるでしょうか?
そこからは、こちらはどんな風に見えますか?
きっと、ダメダメな私の姿、丸見えなんだろうな・・・。
うちの子達とは、もう会ってくださいましたか?
チョボの凄い頭突きには気を付けてください。あごの骨が凄く痛くなります。
小鉄はちょっとクールなので、傍に来るまで時間が掛かるかもしれませんが、ぜひ、あの男前ぶりを鑑賞してやってください。
佐助は甘えん坊ですから、フガフガと寄ってきたら、目いっぱい撫でてやって、前足の肉球もニギニギマッサージしてやってください。
ハナや、テン、クッキー、ジャッキー、マウ、おたべ、銀、もしかしたらくーちゃんも・・・そして、シャム、たま。
うちの一族はバラエティに富んでいます。きっと飽きないと思います。
そして、サンディはおでこから良い香りを放ちますから、アロマ代わりに癒されてくださいね。
どうぞ、仲良くしてやってください。よろしくお願いします。
☆くっちゃちゃん。
旦那様とお話してる時に、とても心配な事をお聞きしました。
愛猫のくっちゃちゃんが4月に家を出てしまって、現在行方がわからないとのこと。
肝臓の病気、鼻の病気を抱えているくっちゃちゃん。
うちのサンディも一時期、肝臓の数値が高い事があって、投薬していたので、「肝臓同盟」を結成したのですが、そのくっちゃちゃんが居なくなってしまった・・・。
旦那様、大変ショックをうけてらっしゃいます。当然ですよね・・・。
どうかどうか、くっちゃちゃんを神様が守ってくださって、どこかで保護されていますように。
そして、お家に帰ってきてくれますように。
ぷりんさん、どうぞくっちゃちゃんを守って導いてあげてください。
きっと戻ってきてくれると、私も信じて祈っています。
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数日前から蝉が鳴きだしました。
となると、もうすぐ梅雨明けですな。
汗ダラダラの日々はやはり辛い。汗臭い・・・(^^;)
猫達も日中は本当に静か。
ひたすら寝ています。
写真は白田君。百均でカラフルなボウルが売られていたので、水飲み用として購入。
しかし、チーズファミリーはバケツに溜まった水の方が好きみたいで、あんまりこちらを利用してくれません。
バケツに溜まったものだって、日が経てばこの暑さ、不味くなってしまうでしょうに。。。
さて。
我が家が相続税を納める期日まで、ほぼ1か月を残すのみとなりました。
いよいよ大詰め。
相続が起こった段階で、税理士さんは「この家・土地を切り売りしなきゃいけませんね」と言われたことがありましたが、とんでもない!
まず、切り売りが出来るような形に家が建っていない。
となると、有無を言わさず全部売却です。
これもとんでもない!
そんな事出来ない、引っ越せない。みんにゃはどうなるというのですか!
チーズファミリーが居なかったとしても、家の中の子達6匹連れて、おいそれと引っ越せるわけありません。
賃貸なら頭数制限でまず無理。
売却して税金払って残ったお金で家を建てるとしたって、すぐに出来ない。
どのみち、その間どこかに間借り。それ自体無理。やっぱり頭数制限。
私は以前から、「この会社も賃貸の仕事も猫の為にやってる」と公言してきました。
税金を下げるためにわざわざ借金して物件を持つ。これは義父の時代の話。
そして、それを引き継いだ私の考えは、税金を下げるために作った借金を無事に返す事。
これが出来ないと、結局家や土地を失う=みんにゃの居場所が無くなる。
だから、「物件が1軒でもコケたら、家もコケる」というのが口癖になってました。
居場所を守るためには、今は絶対ここを失う事は出来ない。
ということは、税金を何としてでも払って、物件も何としてでも維持、もしくは売却益が出る形で売却・整理。
そのためには、空室を埋める・・・と、すべては「猫」の居場所の為でした。
税理士さんや不動産関係の方達からすれば、賃貸業という商売が中心にあって、「儲け」とか「節税」とかの話になってしまうんですけど、賃貸で儲けるとかは私はどうでもよく、いや、儲けないと返済が出来なくなるので大変なのですが、儲け主義でやってるんじゃなくて、返済に困って家・土地を手放す事がないようにという、ただその一心でずっとやってきたわけで。
こういう「猫のため」という気持ち、或いは理由を理解してくれる人は少ないんだろうなとは思います。
大体、先祖代々の家・土地を失いたくないという理由の大半は「自分の代で潰せない」「思い出が詰まっている」というものが多いんでしょう。
しかし、私の場合は、それはどうでもよく。
「猫を置いて行けないから売れないんです」というただそれだけ。
勿論、サンディ達先代の猫達が暮らしたという想い出は、とても大切なものではあるのですが。
そのために莫大な相続税を、どうにかこうにか払わねばならない。
相続が起こった際、到底足りないと言われた現金。
本来なら備蓄できていたはずが、もろもろの事情が重なり、税額の半分しか残っていない状況。
これをどうするの?
義父が認知症になった時から、私は出来る事を考え、色々布石を打ってきました。
うちにタカっていた伯父親子と距離を置く。
これで彼らに持って行かれる分が少し減り。
次に、義父が当時行っていった同族会社の監査の仕事を代替わりさせました。
まだ受け答えがまともだった間に、地位を継承させねば不味いことになると思ったからです。
義父が私の提案をすんなり受け入れ、会社のトップと話をして、義父の代わりに義弟を行かせることに成功しました。
義弟の時が地位継承を行えるギリギリだったようで、その後同じような事が起こった他家では、もう地位の継承は不可能とされたらしい。早めに手を打って正解でした。
もしもこれが出来なかったら、今の我が家はどうにもならなかったでしょう。
その後も、予定していない支出に悩まされました。
11年間経営してきた義父の一番大きな物件が、大規模補修の時期になってしまい・・・備蓄の半分以上を支払いで失い・・・。
これがまだ先の話だったら、足らない金額はもっと少なく済んだのですが、相続が起こるかもしれない時期と、大規模補修が起こるであろう時期を考えず、利回り優先で買ったのは失敗だったと思います。
どちらも重なるかもしれないような物件を、あの「道を出せ」という妄想不動産屋の紹介で買ってしまった義父。
やはり、大昔の素人大家さんらしい失敗なのかもしれません。
そんなこんなで、手元に残ったのは、税金分の半分近くの現金と、誰にも貸さず踏ん張って残して置いた90坪足らずの土地。
この土地は、貸していた相手が亡くなり、家を取り壊して更地のまま2年間持っていたものです。
壊した当初、今の管理会社が半ば強引に看板をあげてくれてましたが(苦笑)、こちらは何も頼んでませんからと、数回はっきり各担当者に申し伝えてある土地です。
途中で、「駐車場として貸して欲しいって言ってますよ」と管理会社から電話があったのですが、「何もしませんからほっといてください」と断って以降、一切何の打診も来ませんでした。
貸していた方が、賃料も入るし、更地だと税金が高いので損なのですが、私はどうしても貸す気になれず。
近いうちに相続が起こる気がしていたせいもあって、貸すと後々立ち退いてもらうのも時間が掛かるから嫌だと言うのが、貸したくない理由でした。
そして、案の定?その1年後に義父が他界してしまい、相続発生。
更地にしておいたお蔭で、いざ売却となったらやることも殆どないし、丸ごと買ってくれるところを見つけるだけだと思ったのですけど、さて。
この土地に関しては、村の人から「買いたいから売るなら声かけてくれ」と言われたので、これで買ってもらえたら相続税納付までに現金が何とか間に合うと、一同ほっとしたのでありました。
ところが、どんな不動産会社が、あるいは妄想不動産屋さん?が動いたのかは知りませんが、夫と約束した坪単価、そして期日に関しても話が進まなくなり、最後の最後に買いたたきのような金額を提示してきたのでありました。
3か月、こちらはずっと契約の事など待っていたのにです。
その間、どこにも売却の話を出すことが出来ず。
挙句にドタキャンされたのでありました。
なんだ・・・このおっさん。
誰かが何か言ったのでしょうかねえ。
買ってもらわないと困るはずだから、ギリギリまではっきりしなくても、安い坪単価で交渉しなおしても多分イケるんじゃないですか?とか何とか。
路線価格から計算しても、「それはいくら村の人だからと言っても、買いたたきと思われても仕方ない金額」を言ってくるところを見ると、銀行がそう言ってるから~だの、土地を買った後の商売の業者がみつからない~だの、後から色んな事を言う事自体、計画がずさん?としかこちらは思えません。
逆に、村の中でよくそんな買いたたき的な金額を言えますなあ~です。
税理士さんいわく「高く売ると、色々言われるけど、安く買っても悪く言われるからね」でした。
同じ村の中で、足元見るような事すると、後で色々言われるよと。
ま、でも、3か月振り回された挙句、あり得ない金額を言ってきたので当然お断り。
振り出しに戻ってしまい、その間も妄想不動産屋さんが、道、道と煩い。
これなら、駐車場として貸してしまってた方がまだ良かったのかなあと、悩みもしたのですけど・・・。
隣町で某ハウスさんが、建築条件付の土地を6区画、わずか1週間で完売させた話が飛び込んできました!
おお・・・なんと素早い・・・。
立地的に、うちの土地とそんなに大きく違いません。
これは、イケるかも!?
この某ハウスさんは、うちの町でも最近少しずつ住宅を増やしてきてるので、話を聞いてみることにしたのでありました。
そして、本日。
めでたく、ドタキャンされた土地は、買いたたきおっさんの金額よりも高い値段で契約にこぎつけたのでありました。
ああ・・・良かった・・・。
売りっぱなしで何も特にすることなし。
相続税納付まであと1か月と数日です。
契約は出来ましたが、手付金だけでは全然足りません。
その辺、ご配慮頂き、中間金というもので増額もして頂けるようになり、
あとは義父が残した国債を売却すれば、一次相続全額を、延納も物納もすることなく綺麗に納付できます。
いくら手元に残しておくべきか・・・税理士さんから計算するように言われて、何度もやってみたのですけど、どうしても引き継いだ国債は、すべて売却しないと若干足らない事に気づき。
満期まであと3年足らずで利息が勿体ないのではありますが、1年分の利息を返還すればいいのですし、本来相続税のために取っておいたものなのですから、利息を気にして税金のお金を工面できないなんて、本末転倒。
潔く解約!と税理士さんに報告しました。
平均的な建売住宅なら、2~3軒は楽に買えるくらいの相続税・・・。
目いっぱい節税して、やることやって、色んな布石も打ち続けて、ドタキャンされた土地も運良く売却先が決まって、ギリギリ間に合う・・・義父が守ってくれたのかもしれません。そして、サンディ達も・・・。
やはりあの土地は更地で持っていて良かったと思いました。
そして、今となっては、ドタキャン、サンキュー!です(笑)
タイミングのいいことに、税理士さんいわく、亡くなってから2年以内に相続した不動産を売却した場合、普通の売却と違って税金的にメリットがあるそうです。
しかし、この制度も、来年から無くなるのだとか。
あとは物件・・・の処分を考えていかねばなりませんが、とりあえず、今回の一次相続はこれで何とか形がつきそう。
二次相続に関しては、多分乗り切れると思います。
「今です、今さえ乗り切ればあとは楽です」と税理士さんも言われてるので。
一次でかなり無理をしてるのですから、二次の時は余裕で納付したいものです。
そのためにも、さらに賃貸業を頑張らねば。
そして、それは言うまでもなく、猫達の生活を守るため。ただそれだけです。
鬱陶しい相手からも、これでようやく離れられるでしょうか?
妄想計画が完全に頓挫するわけですから。
そして、買う買うと言っておきながらドタキャンしたおっさん。
境界線確認はきっちり顔出してくださいよ。
そして、あれこれ聞いてこない事。
こちらに迷惑をかけた事、謝ってもらうつもりもありませんけど、詮索する資格もありませんからね。
さあ、税理士さんに急いでもらわねば。
現預金の分割協議書。
借入している金融機関に出さねばなりませんし、凍結されてる義父の通帳も動かしてもらわねば。
それを集めて、来月は納付ですから。
相続後の一番の大仕事が私を待っています。
どうか、これ以上問題が発生しませんように。
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