
約2週間前に、突然思い立って購入した散歩用の自転車。
昨日、やっとまともに乗ってみた。
ママチャリと違って、乗る態勢が前かがみになるため、
慣れるまでバランスとるのがちょっと不安・・・
と思っていたので、そんなに遠出は無理。
夫にそういうと、手近な散歩コースを一緒に走って教えてくれた。
桜が咲く時期には、通り一面満開になり、花見見物で賑わう場所があるのだけど、
そこはジョギングコースにもなっていて、車がまったく入れない。
車両で入れるのは自転車だけだ。
いわゆる、遊歩道的な作りになっているので、
通行人にさえ気を付ければいい。
ただし、桜の時期は花見客でごった返すので、自転車すら通行禁止になるけど。
この通りは、桜祭りの時期に私も行った事があるし、
普段の生活でも時々通る道。
しかし、夫が「終点まで行く」と言ったので、
一体どこまで続いているのか、昨日初めて知ることとなった。
さて。この自転車。
乗る時も降りる時も、足を後ろに回さなきゃいけない。
サドルの高さ・・・こんなもん?足・・・かろうじて地面に着く。
乗ってみる。
ん~かなり前かがみ・・・(笑)
ママチャリと全然違う。腕がピンと伸びる。
ゆっくり発進。夫の後に続く。
狭い道で人とすれ違う・・・ああ、よろけませんように。
などと色んな事に気を配る。
え・・・っと・・・
こけそうになったら、左足着いて、ちゃんと止まってから後ろに足あげて降りる・・・
間違っても焦って前から足を降ろそうとしないこと。
そんなことしたら、フレームに引っかかって、モロこける。
最初はそればっかり考えて走っていた。
ところで、散歩コースはとても静かで、ジョギングする人と数人すれ違う程度だった。
天気も良く、気温もちょうどいい。
とても快適。
道の両側には、たくさんの花がずらっと植えられている。
途中、私が勝手に「大人の公園」と呼んでいるポイントに着いた。
この一画は、子供の遊具は置いていない。
あるのは筋肉を鍛えたり、背中を伸ばしたりする道具。
そして、極めつけは足つぼマッサージのコーナーがあること。
大小の石がびっちり敷き詰められた円を、痛い痛いと言いながら一周した。
ちょっと一服してから再スタート。
上り坂・下り坂。
変速器には頼らず、自力で登る。
あ、でも。。。なんだろう。前かがみのせいか、ママチャリの時より登りは楽かも。
木々のトンネルの中をずっと走り続け、
途中横断歩道を渡り、知らない道に出た。
え?こんなに長かったんだ、この道って。
とにかく静か。緑が一杯。春になったら延々と桜が続く。
家を出てから終点に着いたのは、およそ30分後だった。
スピードは出してないし、ごく普通のペースで漕いでこの所要時間。
ん。時間的にはちょうどいいかも。
何より、車が入れない道だから気が楽だし、
自然の中を走ってるのに近いような、それくらい緑に溢れているので気分が良い。
なんだ~こんないいコースがあったなんて。
これまで、道の途中までしか知らなかった。
これからはこの道をのんびり走るのが日課になるかも。
往復約1時間の散歩。
帰り道はもうこの自転車にも慣れた。
しかし、ママチャリと違って、サドルが硬い。
石畳を走ると、振動がお尻に来る。
それと腕にも。
夫にそれを言うと「そういうもんです」と言われた。
家に到着して、買い物があったので、ママチャリに乗り換えてすぐ出かけた。
ああ・・・・うっそ・・・。
なんだ、この乗り心地。
ママチャリってこんなに体をまっすぐにして乗るものだったのか。
ついさっきまで前かがみで漕いでたせいか、
ママチャリに乗ると、ものすごく不自然で、
ハンドルやサドルの高さが変に感じられて、漕ぎにくいったらなかった。
「ママチャリに乗る態勢って、実はとても不自然なのかな?」
と夫に訊くと、「そうです」と一言だったよ。
自転車野郎の夫が言うのだから、そうなのだろうな。
それにしても、1時間の散歩。快適で楽しかった。
自転車で散歩って、こんなにいい感じなんだな。
景色だけを見て、行きたいところへのんびり漕いで行く。
方向音痴じゃなければ「足の向くまま気の向くまま」ってやってみたいところだけど。
今度はお茶持って出かけてみるか。
サンドイッチもあってもいいかな(^^)
あの道の終点には屋根付きの綺麗な休憩所があったことだし。
またお天気が良い日に行ってみよう。
自転車野郎の夫よ。いい道を教えてくれてどうもありがとう。
それから、同じく自転車野郎のMさんも、きっかけをくれてありがとう。
日常のささやかな楽しみ。1つ増えました
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ツボ庭と前栽を仕切る小さな門。
その傍には大きな松の木が、目いっぱい枝を張って伸びている。
そのまた周囲には・・・写真には写ってないが、夏の間、刈り取りをさぼった・・・
いえ、あえて刈らなかった!雑草の軍団がてんこ盛り。
しかし、先日遊びに来てくれたMさんは、
事務所からじーっとここの様子を眺めてこう言った。
「前にも言ったかも知れませんが、あの門のバックに青空と松の木。そして母屋の茅葺屋根(写真では隠れてしまってますが)とのコンビネーションが素晴らしいです。僕、何だかいつも癒されてます」
と言ってくれた。
そういえば、ショパンの曲をご披露した際、確か同じことを言われたことを思い出した。
建築物がお好きなMさん。
特に古い建物が好きで、「侘び寂び」の世界が良いのだそうだ。
東京に新しく出来たスカイツリーなる最新の建築物は、
「ふーん」で終わってしまうのだとか。
「でも、あれって、奈良の五重塔の構造を参考にしたらしいですよ」と言ってもだ。
なので、うちのような築250年の家は、大好物の1つ?に入るのだろう(笑)
さて。イライラを払拭すべく、毎日治療もかねてピアノを弾いているが、
ショパンの王道?と言ってもいい曲も、1つくらいきちんと取り組んでみようと、
三日前から「英雄ポロネーズ」を始めてみた。
ああ、なんかベタな曲・・・(笑)
いや、あまりにあちこちで聴きすぎてそう思っていたけど、
実際に弾いてみると、良い曲だと実感できる。
音の響きが美しい。
それに気持ちよくて楽しい。
4年前に30年のブランクを経て自主練を開始したけど、
その頃、右手は8度(1オクターブ)がギリギリだった。
今、9度まで掴めるようになった。
わーい。開くようになってたんだ!うへへ。
これでまた1つ前へ進んだ気がした。
精神的な事が影響を及ぼしているのか、単にホルモンバランスの崩れ(更年期)なのか、
蕁麻疹は相変わらずあちこちに出る。
忙しくて、まだ皮膚科に行けてない・・・。
月末処理及び、あんずの検査が控えてるので、
来月に入ってライスのワクチンが済んだら、行って来よう。
気持ちは1つ前へ進んでいるが、身体の調子は後退していってるような・・・。
いやいや、これも気持ちの問題かも。
とりあえず、何事も前向きに。自然に。普通に。好き勝手に・・・(笑)
精神的な自由が無いと絶対ダメな人。
心が自由で頭が自在な人と言われた(占いで)私なので、
やっぱりそうなんだなと。
私を束縛するものを、これからは遠慮なく断ち切って行こう。
でないと、私の人生の歩みはこれ以上1歩も駒を進める事が出来ないだろうから。
この前から満開のクロッカス。
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足の裏がパンパンに痛い家主です。
あ、写真はグレコ。もちろん、イリオモテヤマネコなんかじゃありません。
昨日、8月31日は、神社でお祭りがありました。
今年輪番に当たっているうちの組が、いろんなお供え物やら、お神酒、おつまみ等々の準備をし、灯明に火をともしたりと、とにかくあらゆる準備に追われて忙しいのでありますが・・・。
盆踊りの準備なんかは、他のチームが(婦人会とか)するんですけど、
お参りに来た人にお神酒を出したり、おつまみのちりめんじゃこを配るのはこちらの仕事。
私は、ちりめんじゃこを担当し、お参りの人が来るたびに、跪いたり立ったりの繰り返しで、
足がパンパンなのであります。特に足の裏。超痛い。
あとは、灯明をともし続けました。
ちょっと変わった形の台に、お皿を50個乗せ、油を入れて、そこに燈心を浸けて滲みこませ、
時間が来たら、灯をともすんですけど、2台あるので全部で100皿。
私はいつのまにやら、1人で1台・・・つまり50皿を相手に、灯が消えないよう格闘する羽目に。
燈心が燃えてくるのに合わせて、少しずつ位置をずらし、全部燃え切るようにしないといけないんですね。
これがまた面倒臭い。
後ろから見ていた同じ組の女性が、
「〇〇さん、凄い、一人で50皿相手にしてはる~もう職人さんみたい」と言ってました(笑)
「はい、匠を目指しています」と私。
「背中が、もう、職人さんの背中みたいですわ」と村の人。
とんでもないですわ。ワタクシ、初めての作業ですわよ。
黙々とその作業をしてると、まあ、いい時間つぶしにはなりましたが、
段々催眠術に掛かるみたいで、ちょっと怖かったです。
灯が揺れるのって、幻想的で、なかなかアヤシイ感じですものねぇ。
そんなこんなで灯と格闘してると、夫が呼びかけました。
何でも、道路を挟んですぐ横の家の主さんが、私の事を殆ど見かけないので、挨拶したいと言ってるとかで・・・。
挨拶を交わしている時、夫が何やらその人に言いました。
聞こえなかったので、何て言ったのかって訊いたら・・・
「〇子はイリオモテヤマネコだ」ですと。
昔、家に正月になると麻雀仲間が集まっていましたが、
私は麻雀が嫌いなのと、どんじゃら煩いのも嫌なので、顔を出すことが無かったんです。
他の事で顔を合わすことは、数回あったように思いますけど。
なので、夫の友人は、私の事を「イリオモテヤマネコ。めったにお目に掛からない」と言ってたのだそうで(笑)
全然知りませんでした。イリオモテヤマネコ扱いをされていたとは。
どうやら、ワタクシは天然記念物のようです。なので、夫よ、大事にしましょうね。
「しとるやないか!」って怒られそうだな・・・(笑)
そんな、イリオモテヤマネコなワタクシ。
ひたすら、灯をともし続け、ようやく消すことが許され、一斉にみんなでお片付け。
もうくたくたです。
ご飯ももちろん食べてませんし。
午後2時から夜9時半まで拘束されました。
マイノリティな立場の私。
クリスチャンなので、こういう作業もどうかとは思いますが、
まあ、お祈りする必要は今回無かったので、ま、いいかと。
Mさんにお守りを買いに行ったのは、自主的にポリシーを曲げましたけど、
無理やり曲げさせられるのは、やはり受け付けられません。
まあ、とにもかくにも、輪番は来年3月まで。
これが終われば、9年後まで当番は回ってきません。
その頃、まだここに住んでるかどうか、アヤシイですけどねぇ。
どうなるんざんしょ。
☆解体打ち合わせ
ある古い一軒家の解体について、先日、顧問さんと相手方の親族さんと私とで確認作業を行いました。
大事な家財道具は持ち出されていましたが、日用品はもう所狭しと置かれたまま。
これも全部こっちが片付けなきゃいけないんです。
本来は、期日までに家の中を空っぽにする約束だったんですが、
相手方が兵庫の人で、年齢的にも通って片付けるのは無理があるみたいで・・・。
置いて行かれた物は、こちらが勝手に処分してもよいという事も、裁判所からの通達に書いてありました。
そう書かれていたお蔭で、先方は置いていっていいという、大変得な立場になって、こちらは片付けなきゃいけないという、損な立場になってしまったわけです。なんか納得いかんな。
古い家屋のせいで、梁などは今の家と違い、とてもしっかりと太かったです。
これがまた処理代・・・高いんだよん。。。はぁ・・・。
顧問さんが、3社でアイミツを取って、一番安い所を選んでくれますけど・・・。
でも、これじゃあ、予想してるより金額がかかるだろうなって、思います。
こういうのって、住んでた人が使ってたものくらい、当人側で責任持つって決まりにしてくれないかなあ。
「何だかなぁ・・・」
と、先方が帰った後、思わず顧問さんに愚痴ってしまいました。
納得行かない私の気持ちは、当然顧問さんも解ってらっしゃるんですけどね。
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