2代目たまは、シャム・ジャップ・クロ・イド・ルーの5兄弟を産んだ翌年、
更に3匹の子達を産みました。
それが、サンディ・チョボ・アーロンです。

私がサンディと出会ったのは9月でした。生まれて4~5ヶ月くらいでしょうか。
同じ年の4月には、ジャップを母とする小鉄達が生まれていますが、
小鉄達より数日後に生まれたような気がします。
はっきり誕生日はわからないので、5月1日を誕生日としています。
サンディと出会った時の衝撃は今もって忘れられません。
あまりに愛くるしく、物怖じしない態度に一目ぼれ・・・というより、
以前も書きましたが、何か強いものを感じたのです。
1年上のシャム姉に連れられて、ご飯を食べに来るようになりましたが、
出会って1ヶ月もしない頃、元気がなくなり、
何とか捕まえて病院に行くと、お腹に回虫を湧かせていることが判明。
連れて行ったのが夜の診察だったのですが、
このまま庭に返すのは良くないでしょうと先生から言われ、
その夜からサンディは家の中で過ごすことになったのでした。
今もよく覚えていますが、家の中で猫と暮らすことに、
それも突然そうなったので、何の用意もなく、
私と夫は急いで、閉まりかけているペットショップへ走り、
トイレとカゴを買ったのでした。
でもね、当時は、今ほどペットショップが無くて、
見つけたその店もワンコさん専用~(笑)
猫トイレがどういうものかまったく知らなかった私は、
しかたなくワンコさんのトイレを買ったのですが、
平たい板に申し訳程度の淵しか付いていない平らなもので、
当然猫砂も売ってなくて、家に戻ってツボ庭の砂利を入れたのでした。
翌日から猫の飼育本を買って、本当はどういう物が必要なのか、
どういう風に世話をしたらいいのか、
勉強が始まったのでした。
今までシャムにくっついて行動していたサンディですが、
その夜は特に外に帰りたいという事もなく、
落ち着いた様子で家で眠りに付きました。
元気が戻ってくると、散歩に行き、夕方になると家に戻り・・・
そうやってすぐに、今まで暮らしてきたスタイルになったのです。
猫が家の中にいる・・・へぇ・・・
夜寝る時も朝起きた時も、この可愛らしい子がいるんだなあ。
とてもワクワクした毎日だったことを覚えています。
その後のサンディの様子は、これまでHPやブログに書いてきた通りです。
狩りの名手であり、飛んできた雀さんを口でキャッチしてしまったり、
柿の木の天辺に登ってみたり、とにかく快活で散歩命で、
年に数回は1日半のプチ家出を決行し・・・
私に何度心配をかけたことでしょう。
尻尾の靭帯断裂もありましたし、回虫を湧かせたことも多かったです。
カエル・・・蛇・・・まあ、色々居ましたので(^^;)
真冬でも夜中の2時に散歩に行き、朝5時半に帰宅はしょっちゅうでした。
私が立てる物音で、次にどういう行動を取るかも、
とてもよく知っていました。
後ろを向いたまま耳だけ私の方に向けて、
私の次の行動にあわせて動いていましたよ。
賢かったですね。
サンディの想い出話はまだあるので、また後日ということで。

サンディと同腹のチョボ。サンディより短い一生でしたが、
彼が家の中で暮らすようになったきっかけは、
サンディを保護した3ヶ月ほど後、猫風邪で死に掛けているところを見つけたのがきっかけです。
数日姿がないなと思っていたら、
酷い鼻水(足元までぐちょぐちょ)、目が開いていない状態で、
冬の寒風の中、立ち尽くして動けないところを見つけました。
すぐさま入院でした。
もう少し遅れていたら助からなかったと言われました。
10日間の入院で命は取りとめ、退院できたのですが、
この時から人慣れしなかったチョボの性格が180度変わって、
私や夫の傍から離れないほどの甘えん坊さんに変身しました。
それまでまったく可愛くない性格だったのですよ(笑)
今のチョボしかご存知ないお友達には、とても意外なことなのです。
これで家の中に2匹の猫が暮らすことになりました。
姉弟なので、仲良く一緒に眠って、遊んで。。。
何だか相次いで家の中に猫がやってきたね。
やっていけるのかな?2匹も居るなんて・・・
たった?2匹の猫のことで、当時の私はやっていけるのか、自信が無かったのです。
そんな自分が懐かしくなりますね(笑)
チョボは猫風邪の後遺症を晩年まで引きずっていました。
それほど酷い風邪だったのですから、仕方ないと言えば仕方ないのですね。
天真爛漫な性格に生まれ変わり、誰からも愛されるようになりました。
チョボの個性は鳴き声にあり、猫らしくないお喋りで楽しませてくれました。

たった1枚の写真しか残っていないアーロンです。
以前使ったものしか見つからず・・・写りも悪くてお見苦しいですが。
彼の毛色は、誰にも似ていませんでした。
サンディとチョボのお父さんも、それぞれ違う可能性がありますが、
アーロンに至っては、まったく別のオス猫さんがお父さんなのでしょう。
慣れてくれる間もなく、3ヶ月ほどで独立して、
すぐ近くの家の人に可愛がって貰って、
そこで数年間ご飯を貰っていました。
飼い猫になった風はなかったのですが、
しっかり食べていたせいでしょう、
1年後には丸々としていましたよ。
この写真は4ヶ月頃だったとは思いますが、
なにせ普段から殆ど姿を見せてくれなかったので、
名前は付けたものの、声に出して呼ぶ機会には恵まれませんでした。
サンディやチョボに比べて短命だったかもしれません。
5年近くは姿を見かけましたが、ぷっつりと居なくなったからです。
でも、ちゃんとご飯を沢山くれる人に巡り会って、
彼は彼なりに自由で幸せだっただろうと思うことにしています。
サンディが私の子になったことをきっかけにして、
サン・チョボ家はスタートしました。
本当は、たまにご飯をやっていた夫の従兄弟が、
生まれた子達は迷惑だから保健所に連れて行くと言い出したのですが、
私はそれを阻止したのです。
彼は、シャム猫さえ居ればよかったらしく・・・。
それ以後、ジャップが産んだ小鉄たちも私が引き取り、
全員不妊手術をして、サン・チョボ家の中核をなすオリジナルメンバーが揃ったのです。
次は、ジャップが産んだ小鉄・ハナのお話です。☆関係のない話。
昨日、不調に陥っているピアノを技術者に見に来てもらいました。
電話で話した際、「湿気の可能性がありますね」と言われていましたが、
やっぱりそうだったようです。
湿気を取って、ピアノの状態を安定させるために、
電熱器をピアノに入れました。
えっとね、長い棒で発熱するモノなんですが、名前をど忘れ。
24時間365日ず~っと入れっぱなしです。
ほんわかあったかい程度なのですが、これで湿気や冷えすぎを防ぐそうです。
気温の変化は、生き物であるピアノには大敵なのですが、
ここまで急に沢山の不具合が出るのは、ちょっと大変みたいですね。
これで一切触らず24日まで様子を見ます。
24日は調律師さんが来てくださいます。
ピアノの中の温度を変えることによって、
色んな箇所が一気に変化を起こすので、
調律だけではなく、整音作業も必要だそうです。
見積もりを頂きましたが、えっと・・・ふふん。。。かかりますなぁ・・・(^^;)
これで無事に元に戻ればOKです。
何もしなくても直る状態ではないので、仕方ありませんね。
ちなみに、私のこのピアノ。
ポーランド製でメーカー名は「LEGNICA(レグニカ)」ですが、
調べてみても、詳しい情報はなかったそうです。
調律・修理をお願いしたお店は、ヨーロッパピアノを専門に扱うお店なのですが、
2000年までは作っていた事はわかったけれど、
それ以降は吸収合併したのか、廃業したのかもわからなかったそうです。
とにかく、日本では殆ど見ないピアノだそうです。
後で自分で再度検索して調べた結果、
こういう質問をされてる方の記事を見つけました。
「思い入れのあるポーランドのピアノLEGNICA・・・日本で流通していないピアノ・・・」
この方は売りたいのだけど、流通してないからどうやって売れば一番いいのか(値段のことなど)を質問されたかったのでしょうね。
会員制のサイトだったので、登録しないとこの先が読めなかったので、
私にもこれ以上は何が書かれてあったのかわかりませんけど。
以前調べた時は、ヤマハさんが一時期、輸入して販売していたことがあると出ていたのですけど。
まあ、選んだ義弟に聞くのが一番いいのでしょうね。
聞く気にはなれませんが・・・はっはっは。
というわけで、日本で滅多にお目にかからないピアノ。
希少価値?ということで、しっかり手入れをして練習に励みたいと思います。
あと、10日の辛抱じゃ・・・。
テーマ : 猫のいる生活
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