配置場所。

地震の後に載せたことがある写真。
前栽の灯篭が崩壊してましたが、これはまだまったくこのままの状態で放置です。
サンディが愛用していた別の灯篭も、見た目は大丈夫そうなのに、実際は土台近くの部分が欠け落ちています。
その灯篭とお手水鉢、そして昼寝でよく使っていた別の灯篭の土台だけ・・・
「女王の3点セット」と勝手に命名していますが、このうちの灯篭はもう引っ越しの際諦めることになりました。
危ないもんね。
サンディが灯篭をどう愛用していたかって思われるかもですが、灯篭の火をともす空間の部分から顔を出しては、向かい合ってる私にチュ!として、また細い淵をキャットウォークして一周し、また空間から顔を出してチュ!とする・・・を繰り返して、一緒に遊んだことがよくあったのでした。
普段から気に入ってよく登っていましたよ。
だから、これも含めて3点セットのまま移動を目論んでいたんですけど、地震で断念となりました。
2点のみ移動して設置です。
19日にハウスメーカーの担当者さん他来られて、一応たたき台としての間取り図を、平屋&二階建てで提案されてきたのですが、資金面諸々から平屋に決めました。
全体の建築費用は当然2階建ての方がかかるのですが、割高感ということでは平屋になります。
でも、実際の資金を考えると、より掛からないほうにするしかないですもん。
で、先週頂いた(まだ何もこうしたいあーしたいとは言ってない段階)図面を、この1週間しげしげと眺めました。
数か月前に、ピアノ部屋をお持ちの立派なお宅に見学に行かせて頂いた折り、猫の話やピアノの話をちらちらとした程度。
なので、グレ達の為の動線はどうしたいとかまだ伝えていない状況でした。
図面そのものはとてもよく出来ていました。
「ほぼ、僕が書いたといってもいいくらい設計に口を出しました」と言われてましたけど、猫がいなかったらほぼこのままでゴーサインを出してもいいと思うくらい、平屋なのに収納がたくさんとれていました。
ただ、1週間眺めている間に、グレ達が普段どう動いているか、何をいつも要求してくるかを考えた結果、部屋の配置をゴロっと変えないといけないだろうなあ・・・と思い至り。
あと、他にも要望が2~3点出てきて、私が考えている事が図面に起こせるのか、配置的に可能なのか相談するため、昨日再び来てもらって話し合いを持ちました。
今度は限られた敷地一杯・・・といっても、建蔽率がこの地域は60%なのですが、それ一杯に建てることになってしまうので、敷地として残る部分は当然僅かになり、女王の2点セットとかどこに配置できるのだろうか?自転車を雨ざらしにしなくて済む方法はあるだろうか?等々、気になる事を相談しておきました。
その相談の最中に、担当者さんが改めてお手水鉢と昼寝用の玉座の写真を撮り、このあたりに置くのが一番いいかと思われるという提案を受け・・・。
部屋の配置希望に関してもほかの要望に関しても、「出来ない」という返事はとりあえずありませんでした。
むしろ、要望がぼんやりした「こんな風にしたいわ~」というものじゃなかったみたいで、「短い時間でよく図面を細かく見ていただき、出来ませんというお返事も僕、ほとんどしてませんよね。とても有意義な時間で嬉しかったです」と言って、私から出た宿題を持って帰られました(笑)
営業さんのお話だと、特に奥さんから出る希望は全体にぼんやりした内容が多く、実際に図面に起こすとおかしかったり、建築上無理があって出来ませんという話になることが多々あるのだそうです。
だってね、ああしたい、こうしたいって夢は奥さんの方がたくさん持ってるものだと私も思います。
実際夫に「どうしたら一番いいと思う?」と案を募っても、大した返事が返ってこなかったもんな(笑)
私の場合は、猫の動線中心に考えるというはっきりした意見があったから、変な要望に逆にならんかったのかもしれませんが。
しかし、素人頭では行き詰っていた点も、さすが経験豊富な営業さんのアイディアで解決出来そうな気配もあり、次の図面がどう上がってくるか見てからの話ですが、そんなにすったもんだする事はないかもしれないなという感触を持ちました。
あとは、予算と折り合わなかった場合の妥協を考えておかねばなりませんが。
それから、以前桜の木の下に埋葬した夢子さんですが。
土に還ってなかったら可哀想なので、申し訳ないけど一度掘り起こして確認し、残ってるようなら引き上げて、改めて埋葬しなおしてあげたいと考えています。
また、残っていなかったとしても、その辺の土をある程度保管し、産廃扱いされないように、新たな場所に置いてあげたいなって気もしています。
なんかね、土に還っていても、その土に夢子さんが宿ってる気がするので。
だけど、完全に還るのにどれくらいかかるのかなあ・・・。よくわからんのですよね。私。
スポンサーサイト